【詩エッセイ♪】 夢のたびびと・45~46「霊感ゼロ人間の不思議体験&平和の定義」
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こんにちは、ゆきうさぎです。
はじめましてのみなさま、ご訪問ありがとうございます☆
前からご覧になられているみなさま。引き続き、「夢たび」お楽しみ下さい♪
子供の頃から夢を見ずにはいられないまま、大人になりました。そんなゆきうさぎが10年近く前に書いていた詩「夢のたびびと」に、このたび新たに「夢たび景色」を書き加えたものが、このブログです。
よろしかったら、今日もしばしお付き合い下さい!
夢たび45「盂蘭盆会の蝶」
突然の事故で 父がいなくなってから 二度目の夏が来た
お盆がすぎて 空が少し高くなった午後
母はまた 庭掃除を始めた
母は毎日 庭や外の道を掃いている
大汗をかきながら 故人の戻る道しるべを 清めている
夏休みの課題を早々に切り上げて 草むしりを手伝うことにした
キアゲハは 不思議にも母から離れようとしない
母は 微笑みながら 泣いていた
蝶の羽には 霊魂が乗るらしい
だから故人はやっぱり 帰ってきてたんだろうと思う
でも
魂まで 無くなったわけじゃなかった
夢たび46「ポケットの中の平和」
場末の飲み屋に いつもくる客
カウンター端に 腰をかけ
初老の男が飲むのは
きまって ウィスキー一杯
すると
ひとつ 質問していいかい
男は無骨に グラスを置いた
今 この国の平和って
どういう状態だと思うかね?
女が眉根を寄せると 男は微笑んだ
昔から人類は 戦争を繰り返してきた
つまり平和っていう 言葉の本質は
戦争をしないことじゃなく 休戦を指すんだよ
小さなポケットの中に 守られた
この コインみたいな物なのだ
立ち上がると ほろり 表情を崩して
昔を思うと 私はどうしても
酔いつぶれる気には ならんのだ
ひとを殺める痛みなど 知る必要のない連中が
簡単に 殺しをやったりするから
こうして 飲まずにはおられんのだがね・・・
【夢たび景色】「霊感ゼロ人間の不思議体験&平和の定義」
あれはいわゆる幽霊さんだったのかなー。いまだ、ナゾです。全然怖くなかったよ。だって知り合いとかじゃないし、別になんもやましいこともなかったしね。
なので幽霊怖い、は自分の心になにか問題があるから怖いになるのかなぁ、なんてちょっと思ったりしました。
不思議体験その2
「プチ雷に打たれて、長女を授かる」
ゆきうさぎ、なかなか子供を授からなかったんですよ、娘の時も息子の時も。
で娘の時は、長野の善光寺の、むかって左脇にある不動明王の護摩壇で、祈祷を申しこんだんですよね。
まあ、ちょうど初詣で行ったら、「ご祈祷やってるー」「時間的にできそう」「これも経験だ!やってみたい!!」くらいの勢いで。
そしたらまー、実際、寒くて。(苦笑)
護摩壇にむかって、たたみの上に座ってじーっとしてるんですけど、読経とか始まる前から1月2日で雪降ってたし、正座してる足がつりそうで。
やばい、痛いよ、でもここで正座崩したらなんかいけない雰囲気だし。
これは、がまん大会だーって思いながら、ぼうぼう燃え上がる炎を眺めていたらですね、いきなり、
「びびびびっ!」
と頭上にちっちゃい雷みたいのが落ちてきたの!
水鉄砲以上の威力はあったかな。
ぎゃっ、なんだなんだ、と上を見上げたら、なにもない。
えっ、絶対今なんかあたったよ、ときょろきょろしてたら、ぼわーんと身体全体が包まれるように突然あったかくなり。
あっ。なんじゃこりゃ。……もしやこれは、絶対、妊娠したんだ!
と、確信を得て調べたら、本当にビンゴだったというー。
なので娘には「あんたは長野の善光寺さんがくれた子供なんだよ。不動明王のとこから落っこちてきたんだから、絶対に強運の持ち主だよ」って言ってます。
で、たしかに娘はいつも勝負に強いし、くじ運もいいんですよね。不思議だ。
不思議体験その3
「息子は、娘がつれてきた??」
娘を授かって、ずーっと二人目がほしかったんですが、またまた授からないスパイラル突入で4年がすぎまして、ベトナムにもいたし、もう無理かもなーと思っていたある晩のこと。
いきなり、2階で寝ていた娘が、夜11時半くらいだったかな、ぴたぴたと階段をおりてきたんですよね。まるで座敷童のように、ぼーっと 笑
で「なんか今、コウノトリが赤ちゃんを落っことしたよ~。ちゃんと受け止めてね」
とだけ言ってまた、ぴたぴたと階段を上がり、一人で布団を被って寝てしまい。
夫と顔を見合わせ、
「え??なに今の。嘘でしょ??!つーか、神のお告げみたいじゃなかった??」
で、調べた結果、こちらもまた、見事ビンゴでした!
なので今は息子と娘がケンカすると、
「娘よ。よく聞け。あんたが弟を天から呼び寄せたんだよっ。自分で呼んでおきながら、邪険にするとは何事だ!」
と、いさめたりしております。
ちなみに、娘はまーったく、自分がなにを言ったのか覚えてないそうです。不思議不思議。
でもですね、さくらももこさんのエッセイ本「そういうふうにできている」を読みますと、妊娠・出産時の不思議体験は、けっこう「あるある」みたい。
だから今まさにこれを読まれているママさんたちの中にも、「あるある」な方もいるんじゃないかな。
昔、「オーラの泉」ってスピリチュアル番組で江原啓之さんが、
「霊感のない人っていうのはね、人生で霊感を必要としないから、ないんですよ~~」
って言ってましたけど。
たぶん、ゆきうさぎみたいな霊感ゼロ人間も、妊娠出産時だけは、必要にせまられて、どっかのなにかとプラグがつながったんでしょうねー。
ただ、ゆきうさぎも不思議体験はしちゃったので。あれ以来、
「目に見えないから、なにもない」というのは、もう無いな、って感じ。
「目に見えなくて、普段、感じなくても、なんかはあるんだな。ようわからんし、別に追求とかしないけど(忙しいから)」
今は、こんな認識で生活しております♪
「ポケットの中の平和」
これを読まれてるかたの中で、ガンダム好きの方いますかー??
ゆきうさぎも、ガンダム大好きでーす!
ってことで、好きな方はこのタイトルみたらすぐ、ああ、ってわかるんじゃないかな。そうそう、「0080 ポケットの中の戦争」つながりで、このタイトルつけましたっ。(0080はOVAをライブで見てた世代です。0083も好きだけど、0080はストーリーも歌も大好き~~。泣ける。バーニィ~涙)
これも、情景はピコり作品ですが。(イメージ的には「カウボーイ・ビバップ」?)
内容というか、男の人の台詞は、ゆきうさぎが直接、ある方から言われた台詞を元にしています。
ゆきうさぎ、会社時代に、たまたま前の席に元航空自衛隊パイロットのドクターさんが、いらしたことがあったんですよね。
この方はおじさまでしたが、ホントにもー、ほれぼれするほど優秀な方で。
身体能力的にも優れていらっしゃるし、ロンドンの有名大学で博士号取られてるし、性格も非常に穏やかだし、無駄はない、懐は深い……。
で、その方が話される体験談も、いちいち興味深いものばかりだったんですけども。
ある日、「ゆきうさぎさんは、平和についてどう思われるか?」
って聞かれたことがありまして。
ゆきうさぎ、「???」状態だったんですけど。
そしたらそのおじさまが、
「平和っていうのは、戦争と戦争の狭間の時間を言うんだ」と。
「人間の歴史は=戦争の歴史とも言える。人とは、よくも悪くも戦争によって文明を進化させてきた生き物なんだよ。
だから今、日本が『平和』だからと言って、これが未来永劫続くわけじゃない。
いつか必ず、また戦争はくり返される。
ただそれが5年先、10年先なのか、200年先なのかは、我々の努力次第だがね」
と。
なんか……それって、いかにも航空自衛隊的な発言かも、って思いつつ、たしかにそうかもしれない、と納得した気持ちもあり。
で、「ポケットの中の平和」に繁栄させてみました。
しかし、この詩を作ったのは10年前ですけど、10年たっても凄惨な事件やらきな臭い紛争の匂いって、今も変わらず状態ですねぇ。
今日、あまりこの詩を古く感じないのが、哀しいなぁ。
どうか世の中の大多数を占める善良な人たちが、この先もずっと幸せでありますように!!
それではまた。
ごきげんよう。
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