自作小説の書籍化から、1ヶ月がたちました。その間に起きた出来事とか。
皆さん、こんばんは。
ゆきうさぎ(ペンネーム:佐藤うさぎ)です。
自作小説を表題作とした短編集が全国発売されてより、1ヶ月がたちました。(詳細は下記記事)
と、いうわけで、この1ヶ月間をふりかえってみようと思います☆
- この1ヶ月に起きたこと① 胡蝶蘭を頂きました
- この1ヶ月に起きたこと② 続々と、画像が到着
- この1ヶ月に起きたこと③ サプライズお祝い
- この1ヶ月に起きたこと④ 極短編を1本書きました。
- この1ヶ月に起きたこと⑤ 2ヶ月目に、本屋に行ったら……
この1ヶ月に起きたこと① 胡蝶蘭を頂きました
まず書籍化発売した次の週、自宅に大層大きな宅急便が届きました。
開けてみたら、なんと、胡蝶蘭でした!!!
このお花は以前、会社で同じ部署でお仕事していて、大学の先輩でもある方からでした。
もう頭が真っ白というか、こんな豪華なお花を頂いたことがなくて、どうやって育てるのかー、などなど、すぐに検索しました。
でもさすがというかなんというか、胡蝶蘭ってあれから1ヶ月たつのにまだ、ほぼこの状態で咲いてるんですよ(驚)。お花が全然、落ちないんですね。とにかく玄関がものすごくゴージャスになっております。先輩、ありがとうございます~(感涙)!
あと叔父さんからもスープセットが届きました。いつも私が買うようなやつじゃなく、いいところの美味しそうな(お高そうな)スープで、こちらも、めちゃくちゃ嬉しかった(笑)
この1ヶ月に起きたこと② 続々と、画像が到着
そのあとも、いろいろな本屋さんや、買いました画像が次々に送られてきました。
駅の本屋さんや、
ラスト1だった本屋さん、
皆さんお手にとって下さって、ありがとうございます!
なんだか本当にみんな読んでくれたんだなぁ。。。
南野先生の絵は、何度見てもかわいらしくて秀逸です。
最近お友達になったママさんも、ご連絡くださいました。ありがとう~!
地元の本屋さんが完売していて、東京駅近くでわざわざ見つけて下さった人も。
私は基本的に家で小説書いているのが好きなので、地元を出ることはめったになく、いきつけの本屋さんも、いつも駅前の1軒だけ。
なので、こんなにいろいろな本屋さんの写真を見ることができたのは、本当に非日常な体験で、ドキドキでした。
それにしても全国発売って、本当にすごいんだなぁ……←今更のように驚く。
この1ヶ月に起きたこと③ サプライズお祝い
それから、今月に入ってママ友ランチに参加したら、サプライズでこんなお祝いまでして頂きました。
もう頭が真っ白で(何回目だ)、夢のようでした。
お祝いして頂けたのもすごく嬉しかったんですけど、詳細に本の感想を聞かせてもらったのも、ものすごく緊張+嬉しかったです。
だって、やっぱりね、書いているほうは、読者さまがどう思われたのかというのは非常に気になるじゃないですか。
それをリアルに聞ける機会があるっていうのがもう、信じられないくらいの僥倖というか。
他にエブリスタでも、お知り合い作家の秋月一成さんが、エッセイで拙作を非常に誉めてくださいました。
【本文】★エブリスタの秘密★~9周年パーティーから創作の裏側まで~ |345ページ - 小説投稿エブリスタ
かなり拙作をたくさん解説してくださり、なんだか帯に書いてあるとおり「ぶわっと」涙が出たとのことで、、、本当にありがたいとしかいいようがないというか、恐縮です。
そしてどうも伺っていると、女性は「暖かい気持ちになって、涙した」という感想が多かったんですけど、男性は「考えさせられ、深く感じ入った……(共感した)」という感想の人が多かったです。
これって、たぶん女性はヒロイン視点で読んでいるからで、男性は相手の青年のほうの視点で読んでいるからなんだろうな。と思いました。
この1ヶ月に起きたこと④ 極短編を1本書きました。
あと、ちょうど小説投稿サイトのエブリスタで「超・妄想コンテスト」お題:『月夜の遭遇』が開催されていたので、8000字(5分程度)の極短編を1本書きました。
◆あらすじ
僕、葉狩蒼(はがりあお)と観世(かんぜ)ありなは幼なじみの腐れ縁だ。 世の中がどうなろうと、この関係は変わらない。 たとえコロナ禍だろうが、緊急事態宣言が出ようが、オリンピックが開催されようが、戦争が起きようが。 でもそう思っていたのは、どうやら僕だけだったのかもしれない――。
このお話は、ちょうどコロナ禍だった3年間、最初から最後までドンピシャで中学生だった娘の学生時代を振り返って書きました。
彼らは当然、享受できるはずだった青春を永遠に失ってしまった世代です。
横で見ていた私は、せめてその事実を忘れないでいたいなぁと、お題と引っかけて少し書いてみました。
皆さんも、もし良かったら読んでみてください♪(完全フリーでお読み頂けます)
この1ヶ月に起きたこと⑤ 2ヶ月目に、本屋に行ったら……
そうこうするうち、気づけばもう11月の新刊発売日(17日金曜)が目前に。
ああ、これで1ヶ月続いた書籍化祭りも、お名残惜しいけどおしまいだなぁ~と、寂しいような、どこかほっとしたような気持ちでいました。
じつはこの1ヶ月に地元の本屋さんには3回くらい行きまして、3週目だったかな、店員さんに思い切って話しかけてみたんですよ。
「あの~、この本の表題作、私が書いたんです……」って。
そうしたら店員さんお二人が即座に反応下さって「本当ですか!」「この本、なんだかダントツで売れているんですよ!」「予約もたくさん入ってたし」と。
「あ、あのそれは、たぶん私のママ友さんたちが、購入しにきてくださったんだと……汗」
そうしたら「ああ、だからか~」「これからも販促しますね!」
って言って下さって。
で。
そのことが影響したのかわからないんですけど。
11月新刊がすでに平積みされているであろう今日、子供の用事でまた本屋さんに行ったんですけど「もう、なくなっちゃってるだろうな~」って集英社文庫のコーナーをのぞいたところ、、なんと。
あれっ、なんか2段になってる(驚愕)!?
消えるどころか、面積が増えてました(感涙)。
たぶん来月には、今度こそなくなっちゃうだろうけど。
本日は本屋さんに店員さん、ご購入下さった方たちに深く深く感謝した一日になりました。
ということで最後になりますが、今後の予定としては、今年内はもう公募に参加する予定はなく、今は来春締め切りにむけて長編の恋愛ファンタジーを1本書こうと準備しているところです。
それでは、また。ごきげんよう☆
【祝・報告】自作小説「恋するヒマワリ 青空と自由の国から、この絵をきみに」集英社文庫より販売開始。
皆さん、こんばんは。
ゆきうさぎ(ペンネーム:佐藤うさぎ)です。
本日より、自作小説を表題作とした短編集が全国発売されました!(詳細は下記記事)
帯がつきました
昨日、届いた見本を確認したところ、文庫に帯がついてました!
『それぞれの純愛、感動のラストにきっと泣く――』
『応募総数1200作品から選ばれた、珠玉の4作品!』
わぁ、純愛で感動で泣く。なんて素晴らしい文言……!
私、じつは「どういう帯がつくんだろう♫」ってずっと楽しみにしてたんですよ。なのでこの帯にまず感動しました。本当にプロのお仕事だなぁ。
裏表紙も!
裏面もかなり楽しみだったので、ようやく読めて感激しました☆
『国境を越えて運命の再会をしたふたりを、残酷な現実が引き離す――。婚約者との関係に悩む花南は、第二の故郷であるオーストリア・ウィーンを訪れる。カフェで偶然、ウクライナ人の幼馴染・ユーリィと再会し、数日間ともに過ごすうちに惹かれ合うふたりだったが、ロシアによる軍事侵攻が始まり……。(表題作)など、全4編収録。第4回エブリスタ×ナツイチ小説大賞〈恋愛短編部門〉受賞作品集!』
ひゃー、表題作って私の話!!
そうそう、あらすじ、まさにこのとおり、なんですよ!
でも自分では、こんなふうにこの字数で要約できないかも。。。←オイ
やっぱり出版社のプロはお話の本質をとらえて、ぱっと一見した読者様の関心をひくように、うまく説明するのがすごく上手なんだなぁ(感涙)。
私もこんな文章を書けるようになりたいなー。と、思いました。
近所の書店に、こっそり行くはずが……
さあ、ついに来ました、発売当日です。
どんなふうに近所の有○堂に並んでいるのか(本当にあるのかな)、開店したらそーっと見に行ってみようと、ドキドキしながら時計を眺めて――、よし、とショッピングモールに入ったところ、
「あっ、うさぎちゃん!」「本!本、買ったよー!!」
なんと二人のママ友さんに遭遇しちゃいました(笑)。
「うさぎちゃんは、なにしに来たの?」
「あっ、いや、あの、その、ちょっと視察に……(しどろもどろ)」
「あー、本ね! あったけど、もう在庫少なくなってたよー」
えっ、嘘(驚)。おそるおそる、のぞきに行ってみると……
本当だ(驚)。
その後、妹からラインが入りました。
まじか。初日で完売。
いやー、有○堂さん、この界隈じゃ、けっこう大きめな本屋さんなんですけどね。
「次回入荷は月末かも」って言われたらしいです、、、えええ、なんかちょっと遅。なんか、もうしわけない。。。
ただただ、感謝。
私、自分で言うのもなんですが、わりとママ友さんが多いんですよね。
PTA何年か連続でやっていたり、絵本の読み聞かせなんかも8年くらい継続中で。あと近所の仲良しママさんとか。子供の習い事つながりとか。幼稚園とか。
それでどうも「今度、うさぎちゃんが本を出すみたい――」ってママ友さんたちが情報回してくれてたみたいで、あっという間にはけちゃったみたいです。
いやー、ありがたい(感涙)。持つべきはママ友♪
ていうか、このゲット写真がインスタ映えしてるっていうか、私がただ机にのせて撮った写真より断然ステキなので「これ! すごく上手だから、使わせて!」って許可して頂きました☆
そんなこんなで、今日はとにかくラインが大賑わいでした。
いろいろな本屋さんの写真が届きました。
なんと高校のころの部活友達からも連絡が! ありがたや~。
「あったよ!」ってみんな、わざわざ本屋さんまでお運び頂いて、本当にありがとう(感涙)※こちらは翌日に届いた写真です
近所の本屋になくて、都内の本屋に寄ってくれた友達も。※こちらも翌日に届いた写真。
写真を編集して、ツイッターで呟いてくれたママ友さんもいました。
ていうか、けっこう何冊も買ってくれている人がいて、びっくり(驚)。
いやはや、本当にもう、こんなに周りから反応してもらえるなんて、なんてありがたい(涙)。
そして午後には別のママ友さんが、わざわざ家までお祝いにきてくれました(喜)。
しかも、お祝いのお花とお菓子までくれましたー!!
今日はたぶん人生に何回あるかわからない記念日なんだと思います。。。涙涙
じつは見本の本をエブリスタさんから頂いた時に、集英社の書籍化ご担当の方からも、非常に暖かくて勇気づけられるメッセージを頂戴しました。
エブリスタの担当編集さんもいつも優しく対応して下さいましたし、一緒に短編集を出すことになった百道みずほさんとも、この本がきっかけで、お知り合いになれましたし。
皆さんに助けられ、励まされてここまで来て「本当にこの物語を書いてみて、良かったなぁ」と思うことができました。
なんでしょうね、私は運がいいのかも。
なぜかいつも、私が巡り会うのは、性格がよくて能力の高い人たちばっかりです。
「私の知り合いは、みんなちゃんとすごい!」って自慢したいくらい。
自分は正直、そんな周りと比べると、あんまり、すごくないんですけれどもね。。。汗
そんなわけで、今日はとても幸せで嬉しい一日でした。
支えてお祝いしてくれた人たちに少しでもご恩返しできるよう、これからまた、地道にコツコツがんばりたいと思います☆
それでは、また。
ごきげんよう。
【祝・報告】ナツイチ小説大賞・恋愛短編部門大賞作「恋するヒマワリ」、集英社文庫から書籍化します。発売日は10月20日☆
みなさん、こんにちは。ゆきうさぎです。ごぶさたしております。
さて4月末に下記記事にてご報告しましたとおり、「佐藤うさぎ」としてナツイチ小説大賞の恋愛短編部門で大賞を頂いた物語を、集英社文庫様より書籍化していただけることになりました!!
- 題名変更「Love letter」から「恋するヒマワリ」に
- 今回、文庫に収録されるのは4編
- 表紙絵は「南野葵」先生!!
- 発売日は10月20日☆
- 文庫版は加筆修正されています
- 小説投稿サイト・エブリスタ、いいですよ!
- この半年間をふりかえって、今思うこと。
題名変更「Love letter」から「恋するヒマワリ」に
まず書籍化するにあたり、題名を変えることになりました。
あらすじ『「花南ちゃん、亮さんと婚約解消したんだって」「彼女、式費用の大半を海外の怪しいオークションサイトにつぎこんじゃったらしいよ」。同期の川上太一から親友に関する噂を聞いた中村衣吹は半信半疑だった。 あの賢い花南が、本当にそんな馬鹿なことをするだろうか。 しかし本人に事情を問いただすうちに見えてきたのは、隠された彼女の意外な過去だった――。』
この物語って一言で言うとウクライナ人青年と日本人女性の遠恋の話なんですね。
だからただ「Love letter」だとありきたりというか、題名から内容が読めない。
大賞を頂いたころからエブリスタ編集部さんにもこの問題点をご指摘頂いていたところで、「恋するヒマワリ 青空と自由の国から、この絵をきみに」に変更となりました。
今回、文庫に収録されるのは4編
それと今回発売されるのは短編集なので、同時に大賞受賞された方たちと相乗りでの書籍化です。
ただ拙作は一番手というか、表題作にして頂けたので、文庫のタイトルと表紙絵は佐藤うさぎのものになっています、、、
ということで他の方たちの物語も、ここにご紹介をさせてください。
まず百道みずほさんの「地球最後の日」。
それから水野七緒さんの「俺の幼なじみが俺というのはどうやら俺のせいらしい」。
田崎弘玖さんの「観覧車」。
それと私こと佐藤うさぎの書いた「恋するヒマワリ 青空と自由の国から、この絵をきみに」で4編です。
私は今回の公募賞の最終候補に残った作品は全部読破したので、こちらの3作品も読みましたが、どれも全然ちがっていて、素敵な物語なんですよね~♫ 文庫であらためて読むのが今から楽しみすぎる。わくわく。
表紙絵は「南野葵」先生!!
そして文庫の表紙はなんと、集英社マーガレットでご活躍中の漫画家、南野葵先生が書いてくださいました!!!
ひゃー、見てくださいよ、この美麗すぎる絵、、、(絶句)。
最初に拝見した時は、あんまり素晴らしすぎて頭が真っ白になりました(感涙)。
ユーリィの瞳が、青いー!!! ていうか誰、このイケメン!!!!
花南が、メチャクチャかわゆいっ!!!!!
この絵を描くのに、いったいどれくらいの労力と時間と技術が費やされたんだろう。ただただ、ありがたいやら恐縮するやら。
「ていうか、もう南野先生に、このままコミック化してほしいぃ!!!!!!(心の声)」
いやー、しかし、プロの漫画家さんに拙作の絵を描いて頂けるとか。
これは夢か? 夢にちがいない(泣)。ぎゃー。←プロのクオリティに悶絶し、激しく取り乱し中ですが、どうぞそっとしておいてください(笑)
発売日は10月20日☆
そんなこんなでふと気づけばもう、発売日が来週に迫っている状態でしたー。
検索してみたら集英社さんのHP(新刊案内)にもちゃんと出てたし、
アマゾンで予約注文もできるようになっていました。
「……えっ、本当に売り出されるんだ(驚)」
この期に及んで、まだ、どこかで自分事じゃないような気がしてなりません。
文庫版は加筆修正されています
そう、そして大事な点がもう一つ。
「なーんだ、この文庫買わなくても全作Webで読めるんじゃない?」
と、ここまで記事を読んで思われたそこのアナタ!!
大賞を受賞してから今まで、文庫になるまでに拙作はけっこう加筆修正されております。(だからたぶん、他作者様の作品たちもそうなんじゃないかと思われます。)
私の物語に関しては、まず題名から変わりましたし、おおむね筋書きは変えていないのですが、Web版になかったエピソードも追加されています。
つまり文庫版はLove letter増量バージョンなのであります……!
なので「使用前・使用後」じゃないですけど、公募小説にトライされている方なんかは読み比べてみると、ちがいがわかって、参考になるかもしれないですよ。←長年ワナビだったので、すぐワナビの性癖で物事を考えてしまう。
小説投稿サイト・エブリスタ、いいですよ!
というわけで公募の話が出たので、私が今回、大賞を頂いた「エブリスタ」についても少しご紹介を。
今回の「ナツイチ小説大賞」は集英社さんと小説投稿サイト・エブリスタの共催でした。エブは本当にコンテストがいつも開催されていて、私みたいに自作書籍化のチャンスも多いサイトです。
ただ昨今は小説投稿サイトもたくさんあって、どこに所属するか皆さん悩まれるかと。なので、もうすぐエブに4年在籍する私が思う、他サイトとちがうエブの際だって良いところをお伝えしたいと思います、それは――。
「編集部さんがPV、スター、フォロワー、本棚、読者数等で物語の価値を判断しない! 必ず一つ一つの作品を読んでくださって、内容を吟味している」
もうね、これにつきる。
あ、他にも交流が盛んとか、暖かいとか、いろいろありますけど、それは他サイトさんでもありますものね。
いや、とにかく正直、本当に大変な労力だと思うんですよ。編集さんたちは。
だって小説投稿サイトって、とにかく投稿される量が半端ないですから。
だから他みたいに読者投票で選別するとか、読者スコッパーさんに頼りたくなる気持ちもわかる。
だけどエブ編集さんたちが実直にひたすら、投稿した作品に付随しているモノではなく、あくまで中身だけを重視してくださっていることにより、作者側は安心して、物語の本質だけを極めることに意識をむけられるし。
結果的に読者様だって、質のよい物語に出会える確率が高くなるわけです。
エブ開催の公募賞の入選にPV数稼ぎや相互フォローは必要ありません。
スター数が一桁でも入選する人はするんです。
だから落選してもあんまりモヤモヤしない。「あー、今回は話が面白くなかったんだな」って、納得できる。
そして毎日更新してもしなくても、編集部からの評価は同じだから、マイペースで執筆できて、疲れないです。ここ重要かと。
今回の書籍化に際しても、編集部さんには大変お世話になりました。
毎回、お忙しいのに丁寧に暖かく対応していただいて、、、本当にエブに在籍していて良かったです……! ありがとうございました。
この半年間をふりかえって、今思うこと。
そして、ぶっちゃけ私、大賞受賞してから夏くらいまでは、のんびりしていたというか「大賞受賞したけど、あれってもしや夢だったんじゃないかー」ぐらいに思っていたんですよね。
だけど書籍化の話が具体的に動き始めてからは、毎日毎日、恐縮するやら、自分のふがいなさをかみしめるやら、本当にたくさん初めての経験をし、お勉強させて頂きました。
とにかく今の心境は「ありがたいなぁ」、この一言につきます。
小説創作って、自分の手の内で転がしている間は完全に一人作業なのですけれども、出版されるとなると、もうこれは、大勢のプロの方たちの手を借りずには達成できないわけで。
だからこそ今「どうか大勢の読者さまに、あの物語が届いてほしい……!」と思わずにはいられません。
Love letterのあとがきにも書きましたが、作中のユーリィには実在するモデルがいます。
彼は今いったいどこにいて、なにを思っているのか。無事なんだろうか。
ウクライナは未だに戦渦の中にあるのに、、、
中東でも新たに不毛でしかない争いが起きようとしている。
どうして。どうしたら。それでも――。
自分に大層な力なんてないってわかっていても、願わずにはいられない。
「どうか一日も早く、戦争が終わりますように。
大勢のユーリィや花南が、もうこれ以上悲しい思いをせず、幸せになれますように」
物語を書き始める前から今日まで、私の中ではずっと、同じ想いが渦巻いています。
もし本屋さんで見かけることがありましたら、どうぞお手にとってご覧になってみてくださいね。
それでは、また。ごきげんよう。
【祝・報告】自作小説が集英社文庫ナツイチ小説大賞の恋愛短編部門で大賞を受賞しました。秋頃に書籍化予定。
皆さん、こんばんは。ゆきうさぎです。
前記事でも言及しましたが、このたびペンネーム「佐藤うさぎ」で投稿した自作小説が長年の夢だった小説公募賞で大賞を受賞し、書籍化の運びとなりました。
受賞したのは「集英社文庫ナツイチ小説大賞」の恋愛短編部門。
私は小説投稿サイトのエブリスタで活動開始してからだいたい3年たつのですが、このサイトと集英社文庫が協賛開催した公募賞(以下)にて、大賞に選んで頂きました。
集英社ナツイチ小説大賞とは?
この公募賞はどういうものなのか、集英社さんからのメッセージを少しご紹介します。
なお今回、恋愛短編部門では530作品くらいの応募があって、最終選考通過が27作、受賞は4作品でした。
最終候補作中にはすでに書籍化経験済みのプロ作家さんの作品もあったりで、とにかく全作がハイレベルな印象でした。←全作、読破しました。
投稿した作品は「Love letter」
そんな中で私が書いたのは、ウクライナ人男性との純愛を描いた短編小説です。
ちなみに、こちらの挿絵は「まかろんK」さんにお伺いしたら快く承諾を頂いたので、お借りしました。
まかろんKさん*https://estar.jp/users/142816267
イラスト出元*https://estar.jp/novels/25864376
まかろんKさんはTwitterのフォロワーが15.6万人という人気イラストレーターさんなので、ご存じの方も多いかもしれません。
昨年の秋口にイラスト集を出されたり、色々な本の挿絵や商業施設での大型展示も手がけられたりと、精力的にご活動されている、とっても素敵なイラストレーターさんなんです☆
集英社さんの選評。
結果発表は3月末にあったのですが、その際に集英社文庫の編集部さんからは以下のような選評を頂きました。
選評にもあるとおり、最終候補作品は本当に多彩でオリジナリティ、キュンにあふれていました。
しかも文章がとにかく玄人で。
最終ともなればあたりまえなのかもしれませんけれども、唸ってしまうくらい上手な方だらけでした。
ああさすがだなぁ、私ももっとがんばらないといけないなぁ、と思いました。
感想とか周りの反応とか。&お礼。
Love letterのあとがきでも書きましたけれど、この作品は最初から全然狙って書いたものではなかったし、最終作だってどれもすばらしかったので、大賞を頂けたのがいまだに信じられないです。
しかも集英社文庫さんからなんて……!←めちゃくちゃ大手(緊張)
でも小説を書き始めて長年の夢だった書籍化がかなうことになり、家族や知人もみんな喜んでくれたので嬉しかったですし。
今回きちんと結果を出せたので、はてなブログを「卒業」してエブリスタに移った甲斐もあったな、なんて思っています。
これからも私はエブリスタを軸足にWeb作家として活動していくつもりですが、はてなでお世話になった皆さんに、こうしてちゃんと嬉しいご報告をすることができて、本当に良かったです。
皆さん、応援して下さってありがとうございました。
それでは、また。
ごきげんよう。
1年と3ヶ月ぶりの近況報告。小説投稿の結果とか諸々。
皆さん、こんばんは。ゆきうさぎです。
いやはや、2022年のお正月からご無沙汰しておりました。
年を取るとどうも1年すぎるのが早くていけませんね。
じつはこのたび嬉しいご報告がありまして、久しぶりにはてなにもどってきたのですが。その話は長くなりそうなので、次回にするとして、まずはざっくりとこの1年数ヶ月の活動報告なぞをしようと思います♪
2022年度の小説投稿実績。
去年もまあまあなペースでエブリスタで活動していました。
まず3月に、角川ビーンズ小説大賞に長編を投稿し、その後本編をエブリスタで公開したのがこちら。
あなたが、わたしの運命のひと――気まぐれ神将と神楽姫
この作品は2021年度に同じ賞の最終選考前(残り12作)まで行った長編の続編だったのですが、
(ちなみに、この時の詳細記事は下記↓)
2022年度は1次選考通過どまりでした。
たぶん続編はヒーローが少年漫画系というか、少女小説が求めているスパダリ溺愛系男子じゃなかったせいだと思われる。
ああ、やっぱりね、と思いました。(笑)
でも売れ線を狙って毎回同じような男子ばっかり書いててもつまらないし、とにかく私はこのやんちゃなチートヒーローが大好きなので、この作品はこれで良かったと思っています。
そしてこの作品は今日に至るまで、わりと読者さんが継続して追加で読んで下さっています♪ すでにPVも本棚追加数も1作目を超えたし、満足~。(拍手)
ワナビ流 小説を書くための心得レシピ
そのあとは小説創作ハウツーを文庫本1冊くらいのボリュームで連載していました。
以前、はてなでも「どうやって小説を書くのか」少し解説したことがあったんですけど、なんか全然あれじゃ足りてなかったなー、ていうか、もう少し体系立てて書いてまとめておいたほうが。
なんといっても今回は小説投稿サイトのエブリスタ内で書いているし、皆さんのお役にたつかもな。と思い至り。
だいたい内容的には以下のような感じで書きました。
【掲載内容】 ●ログライン作成 ●短編の構成 ●長編の構成 ●推敲 ●公募賞 ●説明と描写 ●キャラクター ●セリフ ●モチベーション ●伏線 ●テーマ ●これをやったらNG:ねじくれ文、人称と視点、オノマトペ、メタ・フィクション、三点リーダー、棒線、一行アキ ●レベルアップ法 その他いろいろ。
こちらももう連載終了したんですけど、常にエブリスタの「小説の書き方」検索上位にいまして、未だに読者様も増加中で。
しかもこのあと(次回記事に詳しく書きますけど)結果も出したので、ここで書いた内容はけっこう正確だったかな、と思うことができました。
押しかけ星辰士と双樹の王
秋口には「あなたが、わたしの運命のひと――気まぐれ神将と神楽姫」を改稿して、魔法のiらんど小説大賞に投稿しました。
なにせヒーローが少年系だったので、「恋愛ファンタジー」はカテエラ(カテゴリーエラー)だったかもしれないなという疑念を払拭するため、今度は「異世界ファンタジー」のほうに投げ入れました。
結果、予選通過しました。ただし最終には残れませんでした。
うん。このお話の定位置はだいたいこのへんなんだな。納得。
Love letter
そのあとふと「ナツイチ小説大賞」に恋愛短編部門があるのを目にし、タイミング的に今からじゃ長編は無理だけど、短編ならまだ書けるかな。と急遽もう1本、書くことにしました。
それがこちら。
『「桜井さん、風祭さんと婚約解消したんだって」「彼女、式費用の大半を海外の怪しいオークションサイトにつぎこんじゃったらしいよ」。同期の川上太一から親友に関する噂を聞いた中村衣吹は半信半疑だった。 あの賢い花南が、本当にそんな馬鹿なことをするだろうか。 しかし本人に事情を問いただすうちに見えてきたのは、隠された彼女の意外な過去だった――。』
ナツイチ小説大賞は若者向けで「現代物」オンリーとお題が出ているので、久しぶりにファンタジーじゃなく現代物を書きました。
んで、こちらは(次回に詳しく書きますが←しつこい)めでたく大賞を受賞しましたので、現在も読者様が増加中で、PV数も上がっております。
そしてこの短編は他の受賞作とともに、今年秋頃に書籍化予定です。嬉しい。
バイオレット・アイ
その後、エブリスタで2週間に1回開催されている「妄想コンテスト」というショートショートの極短編用にミステリーを書きました。
こちらは箸にも棒にもかからなかったです。が結果はともかく、とにかく妄コン(お祭り)に久しぶりに参加して、作家仲間さんとも交流できたので、けっこう楽しい一時をすごすことができました★
ということで2022年の結果は――
小説レシピはハウツーものなので、それ以外をふりかえってみますと、2022年度は4作書いて3作は、なにがしかの外部評価を得たことになります。
うん、なかなか結果を出せた1年だったんじゃなかろうか。
わりと脇目も振らずにこつこつ書いてましたが、そういうのも良かったんじゃないかと。
娘の高校受験と合格
そんな中で、冬場は受験対応に疲弊していました。
県内上位校を目指していましたし、冬期講習まで塾に頼らず家で勉強していたし、年末にコロナにも罹患したり、受験4日前に息子と夫がインフレンザになったりと、とにかくバタバタで。
健康って大事ですね(泣)。
でもとにかく希望校に合格でき、桜咲いて新しい春を迎えられて、本当に良かったです。
まさかの職場復帰(驚)!
そんなかんじで、せっぱつまっていた年末に昔の上司からお声がけ頂いて、期間限定ではありましたが4月末までお仕事に復帰していました。
しかも非正規じゃなく正規職員扱いで。
でもとにかく、もう昔のようには働けないんだなー、というのが実感で。
主婦って基本的に家庭を放り出して働くことができないので、本当に大変だなぁとあらためて思いました。
これは少子化になってもしかたがないよなぁと。。。
しかも私は今までずーっと専業主婦だったので、家事育児一本集中というか、全力投球と言いましょうか、いっさい手抜きなどすることなくやってきましたので。
兼業になるとどうしてもどっちも物理的に半々というか、中途半端になるんだなー、それで納得して回せる人はそれでいいんだろうけれども、私は性格的に合わないかも。と思いました。
ただ久しぶりに東京の中心も中心なオフィス街で働けて、周囲はエリートサラリーマンばかりだし、ぱりっとした仕事服を着たりするのも、のんびり専業主婦をしていた身からすると、なかなか得がたい経験でした。
しかし私、自分では「自分はしがないただのオバサン」って思っているんですけど、、、いきなり大学のシンポジウムでパネリストしたり、職場復帰したり自作小説が大賞取って書籍化予定だったり、なんかわりと人生なにがおきるかわからないなー、というイベントが多いような。。。(汗)
というわけで1年と数ヶ月をざっくりふりかえってみました。
こんなかんじでゆきうさぎ、あいかわらず多忙というか、それなりに充実して生きております。
皆さんはお元気でいらしたでしょうか。
それではまた。ごきげんよう。
買って良かったおせち料理道具「鬼すだれ」・ショック! 製造会社は火事にあっていた話
皆さん、こんばんは。ゆきうさぎです。
新年早々、めずらしく連投で記事を書いてます。というのも、今週のお題がたまたま書きたいことと合致してまして。
じつは今年のおせち、伊達巻きを3本焼きました。
1本目は我が家に。2本目は実家に頼まれて。3本目は娘に技を引き継ぐため(これも我が家用)。
この写真の↑伊達巻きは一本目のものなのですが、ご覧頂くとわかるとおり、少し表面の茶色部分が取れちゃってます。
これ毎年の課題でして、なにをどう工夫しても、かならず鬼すだれに伊達巻きの表面の皮が少し張りついちゃうんですよね。
で、ずーっと私、自分の料理の腕が足りないせいだと思ってたんですけど。
もしや鬼すだれ(道具)のせいなのか??
と十数年の試行錯誤の末、ようやく思い至りまして。
2021年末は、新しく購入した鬼すだれを投入してみました。すると――。
これ娘が焼いた、三本目なんですけど。
なんとビックリ、まったく表面の皮が剥がれる気配もなく、するっと取れましたよ!!
なんで?!
あの苦労は一体なんだったのよー!!!
あんまり感動したので、鬼すだれのちがいを確認してみました。
左が古い鬼すだれ。右が新しい鬼すだれです。両方、竹製。
左(古いの)は青皮(もう青じゃないけど)がむいてないのに対し、右は綺麗にむかれています。
そして左は三角の角部分が削られたままなのに対し、右は面取りがしてあるの、わかります?
これ、巻くときカクカクしないんで、すごく小さいところなんですけど、けっこう使い勝手に差がありました。
で、なんで左は皮が張りついちゃうのに、右は張りつかないんだろうと思ったんですけど。
おそらく、青皮がついていると、伊達巻きを巻いたとき、湿気が飛ばないんじゃないかと。鬼すだれに塗りたくった油も、左はなんかずっとベタベタしてたんですが、右は良い具合に鬼すだれが吸ってくれたのか、持つのに不快さがなく。
私、けっこうこういう、小さいところにこだわるタチなんですよね~。
なので本当に長年の懸案事項が解決されたことにものすごく感動しまして、これはもう一本、鬼すだれを買おうかな。と思わずアマゾンをぽちったら。
「在庫がありません」
なにい!(現在は在庫ありました)
で、この鬼すだれを作った「きくすい」さんをググって見ました。
そしたら衝撃の事実が――。
「きくすい」=「菊水産業株式会社さん」2021年10月、もらい火による火災で、事務所・作業場・倉庫全焼。
えええええ。嘘でしょー!!!(詳しい経緯は菊水産業さんのHPご覧下さい)
ちょっと。もうこれは購入するしかないでしょ、と応援の気持ちもあって即ポチりました(ヤフー経由のお店で。アマゾンより高かったけど……)。
だって本当にいい鬼すだれだったんですよ。
十年以上、試行錯誤してきた悩みを見事に解決してくれたし。
伊達巻きも美味しいし。
そして竹の香りがすごくいいし、なんていうんでしょうか、三角の断面が綺麗だし、面取りも美しくて。
あんまりいいお品だったんで、もう気持ちが上がってルンルンしちゃって、家族に「ねー、竹の匂い嗅ぐ?」って持って回ったくらいで(笑)。
古い鬼すだれ、どこで買ったかもう忘れちゃったんですけど、もしかしたら海外製かもしれないし、ずっとこんなもんかなーなんて思ってたのですが。
今回、菊水さんのお品使ってみたら、ホント作り手の誠意っていうのか? 愛情? 技のすごさ? みたいなのが伝わってきましたよ。
本当にこの商品、これからもなくならないでほしい。菊水さんがんばって!!
というわけで、私はあくまでしがない1ユーザーですけど、なんか無性に今のこの気持ちを書きたくなったので、記事にしてみました。
それでは、また。
ごきげんよう。
今週のお題「買ってよかった2021」
2022あけましておめでとうございます! 小説とクリスマスケーキとおせちと。学会も無事終了。
みなさん、こんにちは。あけましておめでとうございます。
お久しぶりの、ゆきうさぎです。
あっという間に2022年になっちゃいましたね。
本当は昨年12月に記事を一本、、と思っていたんですが、師走っていうだけあって、まったく時間が取れませんでしたー。
というわけで、12月の話もついでに書いちゃいます(笑)。
学会のシンポジウムで、パネリストをした話
昨年9月に、突然、大学の恩師から一通のハガキを頂きました。
「ゆきうさぎさん、〇〇学会のシンポジウムが12月にあるんだけど、パネリストしませんか」
えっ。
シンポジウムってなんだ? の、パネリストって何すんの?
こんな状態だったくせに、
(まー、先生が大丈夫と思って依頼してきたんだから、きっと大丈夫なんだろう)と思って、
「はい、いいですよ~♪」
と安請け合いしてしまったから、さあ大変。
それから秋の2ヶ月間、毎日毎日、お勉強して暮らす羽目になりました(苦笑)。
ちなみにそのお役、前年度はタレントさんで本も出されている方が担当されていた、と知ったのは、だいぶたってからでした。
(NHKの某番組でコメンテーターをされているのを、11月にも目撃しました~)
でもまあ、こんなことを依頼されるのももう人生、最初で最後だろうと思い、できるかぎりの本を読み、周りにリサーチしてデータを集め、文章を書き(ここはそんなに大変じゃなかったけど)、そしてその後は毎日かかさず登壇した時をシュミレーションしながら、発表の練習です。
あれ、なんかこの秋、私はもっと小説を執筆するはずだったような。
そんなこんなで飛ぶように日々は過ぎ去り、当日、心臓が口から飛び出すんじゃないかと思いつつも、なんとかお役を全うしました。
なんていうか私はしょせん素人で、会場内で一番、専門知識もなく、会員の方に提供できるものなんて限られてるしな、という開き直りがどこかにありまして。
で存外、腹をくくったら、規定時間内にぴったり話し終えられたというか。
ビクビクものだった質疑応答も終わって、気づいたら、かなり高評価頂けたというかで、会場がわっと活気づいていて、皆さんこちらに注目して下さっていて。恩師の先生も「すごく面白かった~」と大変喜んで下さいました。
ああ~、本当にチャレンジしてみてよかったな。
しかし人生、次になにが起きるやらですね!
よもやよもやだ!
クリスマスケーキ作成
学会が終わってふと我に返ったら、もう世の中はクリスマスでした。
月日は百代の過客にして、ですな。やばい。
というわけで、バタバタと主婦業に戻ってクリスマスケーキを作成。
こちらの作り方は、以前書いた「スーパーマーケットで売っている市販スポンジでショートケーキをデコレーション」の記事を参照下さい。
例年、親族クリスマス会で私はこのケーキを拠出する係に認定されてまして。
もう毎年恒例なので、だいぶ腕も上達しました。
このあとのおせちもそうですが、とにかく料理ってものは、なんのかんの理由つけて逃げてやらないと、いつまでたっても上達しない、逆にやればやるだけ手に技がつく。という絶対法則があるように思います(笑)。
おせち作成
その後は息つく暇もなく、これまた恒例のおせち作りに入りました。
27日から初めて31日に完了。
こちらの作り方も以前、記事にしましたので、もしご興味あるようでしたらどうぞ。
おせちもねー、最初のころは子供がいなかったけど、技がなかったし、子供が小さいうちは本当に寝る間を惜しんで料理状態で、昔は体力があったな、若くなかったらできなかったなって思いますけど。
今じゃ本当に作業も楽になりました。だってもうすぐ20回近くくり返しているわけなので。
なんていうか、おせち料理は無形文化遺産になってるだけあって、普通の料理とちょっと趣がちがう。点じゃなく、線で考えたほうがいい料理だと思います。
今年だけの話じゃなくて、親から引き継ぎ、いずれ娘に受け継ぐもので、何十年とかけてつながっていくものなのかな。なんてね。
毎年、おせちを作ってると、なんとなく人生まで考えちゃうというか、哲学めいた気持ちになるの、不思議です。
自作小説関連
さてそんなこんなで、もう本当にバタバタしながら、11月末から自作小説の新作もエブリスタに発表していました。
この作品は女性むけ恋愛ファンタジーで、昔書いた短編原稿30枚を180枚に増やした、いわゆる三角関係モノの中編小説なんですけど。
今回、表紙をイラストレーターさんにお借りすることができたんですね。
これがまた美麗なイラストで、本当に毎日ほくほくしながら更新してました。
クリスマス前に完結したんですけど、次から次へと発生する労働に追われてキツキツな中、小説書いてる時は至福の時間でした(笑)。
あと同じく恋愛ファンタジーでエブリスタの公募コンテストに入賞した短編、ラダールの花薬師が900スターを越しました。
ラダールはもう随分前に完結したんですけど、ありがたいことに、その後もずーっとスターを投げて下さる方が何人もいらして、時々ランキングに載ったりしています。
これが呼び水になって、新規読者さまがいらして他のも読んで下さって、、、みたいな循環ができているので、時々もう完結した他の小説にも、未だに新規読者さまがついたりしています。
というわけで、サリアードも昨年末に終わったので、これからは3月〆切の公募賞にむけて長編を書く予定でいます☆
寒い日々が続きますが、皆さんもどうぞお身体ご自愛の上、お健やかにおすごしください!
それでは、また。
ごきげんよう。
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」by ゆきうさぎ
みなさん、こんにちは。ゆきうさぎです。
いつもお題系は全スルーしてるんですけど、こもれびさんがこの記事を書かれていて、面白そうなお題が出ているのを知りました。
で今回は10周年イベントだっていうこともあり、お祭りに参加するのも意義があるかなーと、私も書いてみることにしました。
- ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
- はてなブログを始めたきっかけは?
- 自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
- ブログを書きたくなるのはどんなとき?
- 下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
- 自分の記事を読み返すことはある?
- 好きなはてなブロガーは?
- はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
- 10年前は何してた?
- この10年を一言でまとめると?
ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
ブログ名の由来:このブログを訪れてくださった方が、おうちに帰ってきた時のようにホッコリしてほしいなという気持ちをこめて。
ハンドルネームの由来:自分が覚えやすく、忘れづらい名前だから。
小説ペンネーム(佐藤うさぎ)や、自分の小説の登場人物もそうですが、私はどうやら凝った名前より、誰でも書けて覚えやすい名前を選ぶ傾向があるみたい。
はてなブログを始めたきっかけは?
はてなブログを始める10年前に書いて眠らせていたYahoo!ブログから「当該ブログ運営を閉鎖するので、ちがうブログへ移転してください」と、ある日突然、通知がきたんですよ。
で、10年前のブログ記事を確認していたら、当時書いていた詩(夢たび)が今でもまだ古くなっていない気がして、これは残しておきたいなと思って。
移行を兼ねて、はてなブログを始めてみたしだいです。
自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
うーん、これかなぁ。
今でも検索されているのはウォルドルフ人形の作り方や、マスク作成記事で、それはそれで気に入っているし、はてなブログをやっているうちに自作小説が入賞した記事も充実感があったなぁ、と思う。
でも、はてなブログを始めて、1年間自分で決めたことをやりきって、成果と区切りをつけられたという意味では、この記事が一番、達成感があったかな。
その後はてなプロを解約したら、頂いたスターやブクマが全部消えてしまったのは非常に残念でした。
ブログを書きたくなるのはどんなとき?
ネタが溜まってきて、余裕のあるとき。
下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
今数えたら10記事ありました。
うち8記事は公開したものを下書きに戻した記事で、自作小説「ラダールの花薬師」「朧月」でした。
特に「ラダールの花薬師」は小説投稿サイトエブリスタのほうで、公募コンテスト入賞して賞金も頂いたんですよ。で、他で評価されたものを、ここに載せておくのはまずいよなー、と下書きに戻したんだと思います。
本当ははてなのほうが初出だったんですけどね。「朧月」はなんで下書きに戻したんだか、忘れましたが。
おそらく今後また同じことが起きたら、どんどんここのブログの小説記事は減っていくことでしょう。(笑)
というわけで私の小説が読みたい方は、エブリスタのほうへどうぞお越し下さい↓。
残りの2記事は書き損じというか、書いている途中で論点がおかしいから、再考しようかなと、たぶん下書きに入れて、そのままになってたんじゃないかな。
自分の記事を読み返すことはある?
あるある! 読み返してる。料理レシピなんか、自分で活用してる(笑)。自分がすごく便利なので、特に料理と手芸系は書いて良かったです(笑)。
好きなはてなブロガーは?
槙野さやかさん!!!!!!
文章が、あ構成も、描写も、いやとにかくいつも全部、脳天と心臓に突き刺さる感じで、めっちゃ尊敬してるし、大好きー。しかしご本人に直接、それを告白する勇気はない。(笑)
はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
10周年おめでとうございます。いつもお世話になっております。どうかYahoo!ブログのようになくならないで、いつまでも運営していて下さい。
あ、あと一言じゃなくなるけど、AIが検出するキーワードやPV数の多い情報重視路線だと、文芸系の記事はなかなか上位にこないですよね。
そうすると私みたいにAIでは判別不能な、行間まで練られた文章が読みたい人は他に行っちゃいがちなんじゃないかと。
なので今後の10年では、そのへんも改善されると、なおいいかなぁと思います!
10年前は何してた?
2011年ですよねー、息子を産んだ。
ベトナムで妊娠して、さー出産するぞ、日本に一時帰国するぞと思っていたら、すんでのところで東日本大震災が起きて
「今、日本に帰るな!」
「あの国は危険だ!」
「なんならベトナムで産め!」
とベトナム人たちにめっちゃ止められ。
だけどどうしても日本で出産したくて、妊婦が飛行機にギリギリ乗っていい日にちまで日延べして、ようやく帰国したら、わりとすぐ破水して即出産で。
一人で荷物全部持ってタクシーに乗ったら、運転士さんが
「なんで救急車呼ばないの!」
「俺、こんなことくらいしかできないけど、がんばれ!」
と気の毒がってポケットティッシュくれたり、病院に行って破水したまま手続きしてたら、看護婦さんたちが慌てて荷物持ってくれたり。
「渡る世間に鬼はなし」だな、日本ってなんて親切でいい国なんだー、ここが母国でホントに良かった、と思いました(笑)。
この10年を一言でまとめると?
育児と小説書き三昧の10年間。かな。
息子は無事に10歳になったし、ママ友もたくさんできて地域にめっちゃ馴染んだし、小説は最近、出版社の公募賞で高次選考にも高確率で通るようになったし。
じわりと実力がついてきた感があって、続けててよかったなーと思います。
まあ息子が死にかけたり、ぎっくり腰をやって救急車で運ばれたり、夫も何回も入院したり、修羅場も折々にあった気もするけど、大概、嫌なことって、あんまりよく覚えてない性格なので。
総括すると、けっこう有意義な10年で楽しかったなー!と思います。
こんなかんじでしょうかね。
それでは、また。
ごきげんよう♪
(「10にまつわる4つのお題」応募)
【祝・報告】今年も自作小説が、魔法のiらんど「小説大賞」予選を通過しました♪ その他近況。
みなさん、こんにちは。ご無沙汰しております。ゆきうさぎです。
前回、記事を書いた時はまだ夏~な毎日だったのですが、季節が巡るのって本当に速いですね。
さてこの2ヶ月弱、わりと多忙な日々をすごしていましたので、ざっくりと振り返りつつ、題記の報告もしてみたいと思います☆
魔法のiらんど小説大賞の、恋愛ファンタジー部門に自作を投稿
去年が開催第一回だった、魔法のiらんど小説大賞。このお祭りに、私は去年も参加しまして、けっこう自作を投稿するのにいい公募賞だなぁと、好感を持ちました。
去年も予選は通って、最終前で落選したのですけれども。
なんだかここの運営・編集さんたち、みなさんとても丁寧なんです。
それに告知やご報告記事なんかを拝読するに、この新しい公募賞に、熱意を感じる。
なので今年、ご案内メールを頂いた時から、どうしようかなぁと思っていたのですが、やっぱり参加しようかなと、春に書き上げた原稿を大幅改訂して望むことにしました。
春原稿は、小説投稿サイトのエブリスタに投稿・公開していたので、すでにそちらで読者様から、コメントや反応を頂いていたんですね。
そうしたお声も多分に参考にしながら改稿し、〆切前になんとか完結させることができました。
シンポジウム参加依頼がきた
小説と全然関係ないんですけれど、ちょうどこの〆切直前くらいに、大学時代の恩師から、とある学会のシンポジウムに出て話してみないかと、突然お誘い頂きました。
えっ、私みたいな人が参加しても大丈夫なのかなー、と思いつつ、最近はこちらの準備やら下調べやらをずっとやっていました。
とにかく素人なので、右往左往しています。12月開催なんですけど無事に終わるといいな。
魔法のiらんど小説大賞の予選に通過
そうこうするうち、もう小説大賞の予選発表日(10月29日)に!
今回はずっとバタバタしていたので、去年とちがってあまり発表日を思い出すこともなく、気づいたら魔法のiらんど事務局さんから、予選通過のお知らせメールが届いていて、慌ててサイトに確認しにいきました。
あっ、本当に通過してた。(私のペンネームは佐藤うさぎです)
編集部さんからのお知らせを読むと、恋愛ファンタジー部門は214→128になったようです。
これって、最終的には2作受賞とかに、なるんだろうなぁ……。
まだまだ、先は長いなぁ~。(遠い目)
でも、今年も予選通過できてよかったです!
今年はどのくらいまで行けるかな。
こういう投稿サイトの公募賞って、自作がどこまで通用するのか、腕試しができるっていう利点も、もちろんあるんですけれど。
出版社の公募賞とちがって、選考に残っている上位作品を、まるっと読めちゃうんですよね!
これはかなり良い点だと去年、出してみて思いました。
実際に最終選考に残った作品を読ませて頂いて、「わーすっごく上手だなぁ」「この作品は残りそう」等等、とても参考になったんです。
実際に去年「この作品は、すごく読みやすいし、テンポもいいし面白いし、いけそう……!」と思ったものが受賞して、今もう書籍になっているんですけれど。
自分の腕試しの他に自分の審美眼(?)試しもできるんだなぁ、という新たな気づきを得ることができました。
まあしかし、プロアマ問わずの公募賞なので、上位に名を連ねていらっしゃる方は、なんだか他の公募賞でもお名前をお見かけしたなぁ、とか、すでに何作も書籍化されてるプロですという方も、チラホラといらっしゃり。
やっぱり上手い人は、どこも残ってるというか、こういう人たちと勝ち残りレースをしなきゃならないんだー、うわわ大変だー、という気分になったのも事実です(苦笑)。
そして今回の予選にも、お名前を知ってる方が数人。
あっ、やっぱりあのお話も選ばれたんだ、面白かったものなぁ。
とりあえずこれからまた1ヶ月半後くらいに、どういう結果が出るのだか、皆さんの動向も気にしつつ、楽しみに待ってみようと思っています。
それでは、また。
ごきげんよう。
第5波で自主ロックダウン。と、執筆生活。
みなさん、ご無沙汰しております。ゆきうさぎです。
暑い夏、いかがおすごしでしたでしょうか?
じつは私はこの8月は、コロナウィルス感染爆発を受けて、自主ロックダウン生活を敢行しまして、ほとんど1ヶ月間、外に出ませんでした。
買い物は本当にスーパーだけ、4、5日に1回。
生活必需品もネット通販と生協パルシステムを利用し、とにかく巣ごもりを徹底。
いやはや、自分がまさか、こんなに巣ごもりすることになろうとは、、、。
で9月に入り、ようやくこの停滞期間から少し風向きが変わってきたかなー、というのと、先日来の小説の選考結果も発表されましたので、久しぶりにブログを書くことにしました。
角川ビーンズ小説大賞は3次落選
今年の3月に、初めて投稿してみた第20回角川ビーンズ小説大賞↑。
8月末くらいに次の発表がくるのかな? と予測していたのですが、少し予想より遅く、9月2日に3次選考通過者の結果発表が出ました。
結果7作が通過して最終選考へ上がり、5作が落選でした。
そして私の書いた話は落選しました。ああ残念ー。
なのですが、、、じつは2次結果発表のあとに「角川ビーンズさんは最終選考の通過連絡が早くくるらしい」との噂をちらっと耳にしていたんですね。
私には、なんの音沙汰もなかったところからして(これは落ちたんじゃないかな~)と、その情報で、なんとなくもう覚悟はできていたので。
発表があった時も、衝撃と焦燥、というよりは、落胆。
だけどこれでようやくスッキリ次に行けるな、という気持ちが大きかったです。
今回、初投稿してみて。反省と気づき
まず3月末〆切について。
気候や行事的に、暑くもなく寒くもなく、クリスマスお正月といったビッグイベントの繁忙期でもなくて、とても書きやすく集中しやすい時期でした。
11月末くらいから書き始めて、15万字まで3ヶ月くらいで、あと1ヶ月は推敲していたのですが――。
まぁ3月末で長編だと、秋から書かないと、長期推敲必至の私にはちょっと厳しいかな。という印象でした。
今回は特に、苦手な構成に力を入れていました。
結果、特に大幅改訂なんかはなかったんですけど、途中で気がついて、こっちのがおもしろいかも、と1章まるまる、女子視点から男子視点で同じシーンを書きかえたり。
まあだいたい、筋書き的に問題はなかったかな、と思います。
構成法は今後も今回のやり方を継続・ブラッシュアップでいいかも。
ただ物語の背景は、春以降にもう少し改善できる、と投稿後も書き直したりしており、煮詰めきれなかったことが露呈。
文章も今振り返ると、最後のほうは駆け足になってるなー、単調リズムだな、と思ったり←これも推敲中。
まあ文章・描写力は、意識しながら書けば書くほど上達していくものだと思っているので、こちらは鋭意努力するとして。
世界観というか設定部分は、一番譲れないところでもあり、難しいのですが。
ここをもうちょっと面白く、独自展開できるといいんだろうな。と、これは今後の課題です。
あと選考に対しては、初夏~夏場にかけて、「おそらくもうこれは落選しただろう」と察して腹に落ちるまで、期待して待ってしまった時間がもったいなかったなぁと。
今となっては結果論ですけど、思いました。
もうちょい早くスッパリ思い切れていれば、今頃もっと、今書いている話に注力できていたはずなんですけど。
でもまあ途中で気づけて、今はもう次に集中できている状態が作れているし、出版社さんにもご都合があるでしょうしね。
この一つ前の記事で、本を出版した作家さんの話を書きましたけれど。
その方が「受賞って競争じゃなくて、出版に見合うか否かだけだと思いますよ」っておっしゃって下さって。
なんだかそのお言葉もあったので、純粋に「たぶん私のは、見合ってなかったんだなぁ」と腑に落ちたというか。
なにより、3次選考まで私の作品を推して下さった編集さんが、角川さんにいてくださったんだなぁと思うと、その方には本当に感謝の気持ちで一杯です。
今回の結果は、これはこれですごく自信になりましたし、せっかく推して下さったのに、力足りずで最終選考まで残れず、なんだか申し訳なかったな。。。
このご厚意(?)を無駄にしないためにも、今回得た経験値を生かして、さらに次へ、先へ、進んでいこうと思います。
お顔もなにもわかりませんけれど、読んで下さり評価して下さって、ありがとうございました~(*^o^*)。←と勝手にここで感謝 笑
そして拙作を読んで下さった方、応援して下さった方々にも、この場を借りまして、改めてお礼申し上げます☆
おかげさまで、今年は4月以降ずいぶん長い間、ワクワクドキドキ、夢を楽しむことができました。
現在は、別な出版社の公募投稿作を執筆中
そんなわけで、すっかり今はちがう話を書いています。
と言ってもこの話も恋愛ファンタジーで、以前書いた短編をベースに膨らませたもので、もう中編クラスの量にはなってきました。
じつは最初は、選考されていた長編の続編を書いていたんですけど。
これ自体また長編だし、どうも書いていると前編の選考が気になるしで、いったんお休みして秋以降に書くことにしました。
とりあえず落選作品とまったくちがう話をやっていたほうが、精神的に切り替わって楽だったし、今の話もかなり好きなので、途中で思い至って、作戦変更してよかったです。
自主ロックダウン生活をまじめに1ヶ月やってみた話
そして現実生活のほうは、コロナワクチン注射もまだなのに、どんどん感染拡大していく居住地域の現状にビビりまくり、家族と相談の上、1ヶ月自主的ロックダウンに踏み切ってみました。
ちょうど子供たちも夏休みだったので、もったいなかったですが、習い事もお休みして、朝から晩までずっと家。
夫もリモートだったので、まさかこんなに家族と家にいることがあるなんて、本当に人生は小説より奇なり(笑)。
私は元々あんまり外出好きというわけでもなく、小説書いているところからして、どちらかといえば、かなりのインドア派。
だったはずなんですけど、そんな私でもいいかげん、8月最終週あたりは「ちょっとそのへん、ウォーキングしたい」くらいの気持ちになってました。。。
元々コロナが武漢で見つかる前の2019年11月くらいに、最後に外食してからもう、約2年外食自粛継続中なので、とにかくすることと言えば、毎日毎日料理。
しかもスーパーで食材を選ぶのも、4日とか5日に1回なので、なんだかもうお料理ロボット化しており。
ひたすら洗濯・掃除・料理・育児ばっかりやっていると、心がどんどん閉じていくというか。
これは、よくわかんないけどヤバいかも、まだ大丈夫だけど、みたいな心境になり。。。
でも注射が完了していない以上、この外の街の状況だと安心を担保するためには、どうしても巣ごもりするしかないしなー、と葛藤しているところで、8月末に2回目の注射が終わりました。
正直、あの8月をもう1ヶ月継続してやれって言われたら、2ヶ月目はかなりキツかったんじゃないだろうかと思うので、かなりホッとしました。
とりあえず駅前にも不要不急の店にも行かなくていい、ネット買いで代替できるものはネットにする。
だから、ただスーパーだけには、2日か3日おきに行かせてほしい!
家族4人を4日分って、本当に大量で。
飲料もあると車で行かないと、そうとう重いけど、本当は電動自転車でさっと行きたい。。。
レジも、次の人をお待たせするくらい長くなるし。
しかも買い漏らすと次スーパーまで長い。調味料とか切れちゃうかもって、なんかドキドキするし。大量の食料を完璧に買わなきゃって、変なプレッシャーが常につきまとう。
たかがスーパー、されどスーパー。
いやー、ロックダウンを法制化しようかって話もありますけど、実際に真面目にやってみたら、1ヶ月でもけっこう大変だってことがわかりました。
っていうか、うちみたいに夫がリモート、妻が専業主婦で、子供達も習い事休めます、なら良いけど、精神的にじゃなく、物理的に家に籠もれない人たちに、ロックダウン強要は無理なんじゃないか。←やってみた上での感想。
おそらくあと少しで、2回目ワクチンが有効になるはずなので、そうしたらようやく私も通常モードに戻れるかな。
そうしたらまずスーパー、そしてマツキヨに行くぞー♪(食器洗剤がそろそろ厳しい)
しかし、なんでしょうね、この鬱屈感。
せめて街中が、もう少し安心安全ならなぁ。
9月に入って、今度は子供達が学校に行き始めましたし、近場の塾なんかでもクラスターが起きていたりするので、また別な心配が浮上中で。
本当に早く、感染収まってほしいです!
みなさんも、どうかお身体お健やかにお過ごし下さいね。
それでは、また。
ごきげんよう。
【祝・報告】自作小説が、角川ビーンズ小説大賞「二次選考」を通過しました! その他近況。
みなさん、お元気ですか?
ご無沙汰しています、ゆきうさぎです。
ついにオリンピック、始まりましたね。
毎日テレビ観戦しています。
さて前々回更新で、自作小説が角川書店主催の公募賞の初回選考を通過した記事をあげました。
今回はこの記事の、その後の報告になります。
自作小説が、第20回角川ビーンズ小説大賞の二次選考を通過
上にも書きましたが、今年の3月末〆切だった長編小説賞に自作を投稿したところ、6月10日に一次選考を通過しました。
この時通過したのは43作品で、おそらく応募総数は400~500くらいだったんじゃないかと予想しています(現時点で、総数はまだ公表されていません)。
というのも例年この一次選考を通過しているのが、ざっくり一割だから。
で、今回はここからさらに12作品に絞られる形となり、無事、選出されました。
なんか、こうして見ると、本当に少なくなったなぁ。。。(汗)
なお今回、二次選考通過の発表は、7月20日にあったようです。
しかし私は、前年度の発表スケジュールを見て、きっと7月末にしか結果は出ないんだろうと思っていたので、この掲示に気づいたのは今週に入ってからでした!
というか。
この角川さんの公募賞に応募したのは、今回が初めてだったので、実際に投稿するぞ~、という段になったら、投稿形式やら発表の時期やら、いちいちお作法をわかっておらず、右往左往している自分がいます(苦笑)
でも。
正直言って、今回の目標はじつはこの二次通過だったので、その目標を無事に達成できたことが、まず嬉しい!!
この先はたぶん、去年のスケジュールから逆算すると、8月末? 下旬あたりに三次選考の結果発表があって、この12作品がさらに半分になり。
そこに残れば次は最終選考になって、さらに半分とか? よくわかんないですが、3~5作くらいが受賞するような形になるんじゃないかな。
今回は、自分の書いている小説が『女子向け恋愛ファンタジー』で、角川ビーンズさんはそういう小説を取って下さるところだ、という認識はあったので、とにかく自分が好んで書いているモノが、この賞にマッチしているのかどうか。
それは二次までは行けたことで『レーベルに沿った内容だったんだろう』と予測がつきました。
ただ今後は、きっと同じような話が上がっていれば、その中で一番このレーベルに合っている作品が選ばれるんだろうな~。とか。
文章力や構成力も、商業レベルで測られるんだろうなぁ。とか。
すでにプロとして活躍されている他の作家さんたちと、題材が被っていないかのマッチングなんかも、考慮の対象になるんだろうな、とか。
そこらへんは、ますます厳しい目で査定されるんだろうなぁ、、、という想像もつくので。
正直、三次選考と最終選考はもう夢の舞台というか、そこまで行けるかどうかはあまり期待しすぎず、結果を待ちたいと思っています。
現在は、この作品の続編を執筆中
私は基本的に、年がら年中、なにか書いてないと安心して寝付けないたちなので(笑)、現在は今、選考して頂いている上の作品の続編を書いています。
この続編単体でも完結できる内容にして、別の公募賞に入れたいなー、と思っていたんですけど、〆切的に、秋の公募に間に合うかどうか、微妙な状況になってきました。。。
性格的に、どうも公募賞の〆切がないと、ガリガリ書けないたちなので(苦笑)、いちおう〆切は視野に入れて書いていくつもりです。
が、まず面白い物語を書かないことには、そもそも投稿する意味がないしなー。
なので、もし〆切に間に合わなかった場合は、無理をせずに作品に合った別な賞を探して投稿しようかなぁ、と思っています。
知り合いの作家さんの作品が、本になりました&妄想コンテストについて
そんな感じで、地味に毎日小説を書いているのですが、そうこうするうち、エブリスタで知り合った作家さんたちの物語が先日、本になりました!
この「5分後」シリーズは、投稿サイトエブリスタが開催している、8000字までの「超・妄想コンテスト」通称「妄コン」で受賞した作品のうち、河出書房さんのテーマに合ったものが掲載されるという仕組みになっています。
「妄コン」自体はエブリスタが自社単独で行っているコンテストのため、
◆エブリスタ編集部さんが全作品を読み、内容を評価して選定。(作者間の相互スターの送りあい等、人気ランキング系は評価対象にならない)
◆短編で、気軽に応募できる。
◆他の公募賞のように、出版社さんのご意向を踏まえた選出になっていない。
などが、他の公募賞とちがう魅力的なポイントかな?と思います。
しかし私は、本になっている時点ですでに物語を読んでいて、内容を知っていたり、それがお知り合いで、しかも交流したことのある作家さんだったりというのは、もう初体験で。
たとえ自分の作品じゃなくても、こんなふうに不思議と嬉しい気持ちになれるものなんだ、というのを初めて体感したんですよねー。
ああ、エブリスタに行って、活動しててよかったなぁ、と思いました。
きっとこういうのが、小説投稿サイトで活動する醍醐味なんでしょうね。
なぁんて、偉そうに書いていますが。
白状すると、私は平生からあまり投稿サイト内で熱心に交流活動はしていなくて、、。
ただそんな幽霊部員みたいな人が、在籍も1年半すぎ、たまに入賞したり選考に入ったりしているうちに。
自然と受賞経験豊富だったり、「あー、この人の作品全部好き!」だったりする作家さんたちが、周囲に増えてきたんですよね――。
まあ基本的に、小説を書く作業っていうのは、ぼっち作業なんですけど。
そのぼっち作業を、他にも嬉々としてやってる人がいるんだなぁというのは、けっこう楽しいなというのが、今の実感。
で「妄コン」も毎回700作品とか?
なんか最近は人気で、すごい数が投稿されているので、選出されるのもかなり難関、、、というか私は妄コンでは、優秀作品どまりなんですけれども。
こうやって本になる可能性もあるわけだし、腕試しにもなるし。
夢があって、なかなか良いコンテストだなー、って思っています♪
私はお題が出ても、なにか思いつかないかぎりはスルーしてる、ゆるーい参加者なのですが(そういう参加者でも可な雰囲気も好き)、もしご興味ある方いらしたら、ぜひトライして見て下さいね☆
最後に
小説関係はそんな案配なのですが、実生活のほうは、子どもが夏休みに入って毎日てんやわんやだし、けっこう裁縫もあれこれ作っているし、料理のレシピも地味に増やしていたり。
外出自粛もあり、あいかわらず家に閉じこもりっぱなしですが、毎日わりと充実した日々をすごしています。
最近ではオリンピックが始まったので、本当にもうテレビは見たいし、家事も育児もあるし、小説も書きたいし。
意識があちこちに飛びまくって、バタバタです(笑)
とにかくこの夏は、暑くて庭の草むしりやら、子どもが学校から引き取ってきたゴーヤ栽培やら、外へ出るのは嫌だなぁ、って感じですが、みなさんもどうか夏バテされないよう、お元気でお過ごし下さいね!!
それでは、また。
ごきげんよう。
はてなブログ、開設2年(24ヶ月)満了・Proを解約。この2年間をふりかえって。Home, happy home
みなさん、こんにちは。ゆきうさぎです。
早いもので先日、はてなブログを始めてから丸2年たちました。
ちなみに、1年目までは(まじめに)毎月運営報告を書いておりました。
でも1年満了した時点で、自分にはブログより投稿サイトで小説を書くほうがむいているんじゃないかと結論づけたので、「はてなブログ・卒業宣言」をし、皆さんにこれまでの感謝の気持ちとご挨拶をお伝えした後、いちおうこちらでの活動に一区切りつけることに。
以降の1年間は、投稿サイトを中心に活動してきまして、このブログへは「本当に書きたい、報告したいこと」だけを書きに来ていました。
そんなかんじで、ちょうど2年ではてなPro契約も満了したので、この機会に解約することにしました。
今日はこの解約手続きのよもやま話と、2年間の総括をしてみたいと思います。
それでは、行ってみよう☆
Proを解約しようと思った経緯
端的に言って、「課金するほどブログを使用していないから」。
ブログ自体は全然、嫌いじゃない。
書きたいことが、つきたわけでも別にない。
私はだいたい小説書いている時点で、中毒かってなくらい、作文が好きなんですよ、昔から。
でもあくまで「一番書きたいのは『小説』」。
1年前の、この決断は正しかったと思います。
なので、こちらのブログは今後も無料版にし、のんびり更新しようと思っています。
解約までの流れ
はてさて、しかしどうやるんだっけ、解約って。
というわけで、とりあえずググりました。
「はてなブログ Pro 解約」なるほど。
②「はてなブログProの利用状況を見る」をクリック
③一番下までスクロールすると、左端に小さく「はてなブログPro解約」ボタンが!
「なんか、すっごい目立たないところにあるなぁ、解約手続きの場所~」クリック。
④「はてなブログProの解約を申し込む」をクリック。
⑤「〇日後に解約予定です」と表示されれば終了。
あと私は「おなまえドットコム」から独自ドメインを取得したのですが。
こちらも合わせて自動更新しないように、解約する必要があります。
こちらもやり方はググりました。
しかし「おなまえドットコム」は1ヶ月くらい前から、毎日5件くらいメールが送られてくる!
「契約満了まであと〇日」「早く更新して下さい」「しないと大変なことになります」云々。ひょえー。なんかすごい量のメールでした。
注意点
Proや独自ドメインを解約する場合、かならず期限前までに手続き終了しましょう。
上記の手続きをしておかないと自動更新されて、口座から金額が引き落とされます。
なお期限日まではProも独自ドメインも使用できます。
解約後の諸手続き
そして契約満了日をむかえました。
次の日、上記のリンク記事にすまてくさんが書かれていたとおり、これまでのブクマ、スター、記事内リンクが全部消えました。
……。
……。
「ぎゃー!! 嘘でしょー!! 哀!!」
どっぷり喪失感に浸りながら、それでも後戻りする気もないので、先へ進む。
記事を一覧表示させる
「そうそう、Proにした理由の一つに、Top画面で一覧表示できるのが魅力だったんだった」
しかし↑すまてくさんの記事内に、その対処法が。
記事一覧ができないのがネックだと思っていましたが、実は、記事の一覧表示は無料版でもできます!
管理画面>設定>詳細設定>検索エンジン最適化>headに要素を追加 のところに、以下のコードをコピペしてください。
貼り付けたら、https://smatech.hatenablog.com/のところを自分のブログのトップぺージのURLに変えて、すまてくブログのところを自分のブログ名に変えてみてください。
<script type="text/javascript"> if( location.href == 'https://smatech.hatenablog.com/'){ location.href='https://smatech.hatenablog.com/archive'; } </script> <noscript> <p><a href="https://smatech.hatenablog.com/archive">すまてくブログ</a></p> </noscript>これで無料版でも一覧表示ができます。
なるほど。
腐ってもはてなブログ2年使用者、かつて色々といじった経験値から、こういうのはもう、できるようになったもんねー(って、他の人が作ったコードを貼るだけだけど)。
よし成功!
なんだ、無料版でも全然、快適な見た目じゃないですか。
私的には、これで十分だわ。ありがとうございます、すまてくさん。
記事内リンクを張り直す
で、お次の作業は「261記事を全部見直し」。でした。
この作業、3日かかりました。←ずっとやってたわけじゃないですよ
これはたしかに面倒くさい作業だわぁ。と思いつつも、なんだか昔の日記を読み返すようで、色々忘れていた記憶が蘇ってくる~。
ああ、そうそう、初めの頃ってけっこうドキドキ緊張したり、慣れないチャレンジの連続だったんだよなぁ。
そうそう、運営記事なんてものも、書いてたんだった。
あー、なんか色々あったなぁ、この2年間。
これはやっぱり今の気持ちを、総括しといたほうがいいかもしれない。ちょうどよい区切りだし。
この2年間をふりかえって
というわけで、にわかにこの記事を書く気持ちに火がついたわけです(単純)。
右も左もわからぬまま、とりあえずブログ生活を満喫した1年間。
「私ははてなブログでなにをしたいんだろう」「ここになにをしにきたんだろう」様々な想いを抱えながら、仲良くなった皆さんと楽しく交流できた、かけがえのない1年でした。
こちらは、下記を読んで頂くとして。
おそらく、このはてなブログでの1年が無かったら、次に行った投稿サイトで、
「ネットに創作を上げる」ことに右往左往し、
「読者さまとの距離感」がつかめずに悩み、
「ランキング」「閲覧数」に踊らされる――、
そんな1年になっていたんじゃないかと思います。
でもこのブログで、
「私は閲覧数を稼ぎたいわけじゃない。ただ自作を読んでもらって、感情を共有したいだけなんだ」
「ランキングを上げる努力より、書く内容で努力したい」
等等、ある程度、自分の価値観を固めてからエブリへ行くことができたので、様々な想いに囚われず、初志貫徹できました。
このブログ、2年目は記事上げしたのが、わずか13回。
少なっ。ほぼ1ヶ月に1回くらいだったんだ(汗)
でもそのぶん、小説投稿サイトのほうで実績を残せました。
エブリスタの妄想コンテストで、優秀作品に選ばれたり。
魔法のiらんど小説大賞で選考に残ったり。
そうそうエブリスタでは、2度目の受賞もありました。
直近では、角川ビーンズ文庫賞の予選通過しています。
1年前「小説書きたいから、はてなブログ卒業します」と宣言しましたけれど。
こうやってふりかえると、そこそこ結果、出せたほうなんじゃないかな?
これってやっぱり、もう1年ブログを去年と同じ頻度で書いてたら、絶対出せなかった実績です。だってブログ記事書いてる時は、小説書けないですもんね。
なので1年前に、きちんと自分の気持ちに区切りをつけておいて良かったなぁ。と今さらのように思います。
そして、こんなに少ない更新なのに新しく読者登録して下さった方々、これまでずっと見守り、応援して下さった皆さん、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
きっとこの先も、この1年みたいに、ゆるゆる更新だと思いますが。
今後とも、よろしくお願いいたします。
あと、今回記事を見直してみて気づいたことが――――。
ウォルドルフ人形作成の記事、強。
この記事群、ずーっと安定して、グーグル検索で上位です。
書いた当初「どうもウォルドルフ人形に関しては、検索してヒットする記事が少ないんだよなぁ」と思いつつ記事にしたのを思い出しました。
おそらくこの記事群は数年たっても、残ってるんじゃないかしら。
私のブログは、ふりかえるに、小説創作がやっぱり多かったんですけども。
手持ち記事内で一番、社会のお役にたてたのは裁縫系。特にこの人形関連の記事かと。
いやー、書いてみてよかったです。
最後に、あと手作りマスク記事も、ずううっと上位なんですが――――。
こちらは来年には、もうそんなに検索されない、世の中になっていてほしいな。
そんなかんじで、今日はこのへんで。
それでは、また。
ごきげんよう☆
【祝・報告】自作小説が、角川ビーンズ小説大賞「一次審査」を通過しました♪ その他近況。
みなさん、お元気ですか?
ご無沙汰しています、ゆきうさぎです。
前回更新が4月下旬。
自作小説が小説投稿サイトのコンテストで入賞した話でしたが、
今回はその後の報告です。
自作長編が角川ビーンズ小説大賞にて、一次予選通過
前回記事でちらりと、
「今、投稿サイトに長編ファンタジーを掲載中です」って書きました↓。
この作品、角川ビーンズ小説大賞にも応募してたのですね。
これが先日、一次審査を通過しました☆
去年の倍率が、応募総数620作に対して53作品。
ざっくりと全体の1割弱が1次通過した印象なので、今年の総数はまだ出てないのですが、今年も1割くらいが残ったのかなぁ。と予想しています。
で。
今年通過したのは43作品とのことですが、きっとここから選ばれるのって4作か3作か、、、みたいな数字になるかと思うので、今からさらに1割弱に絞りこまれるんだろうな、って感じです。
角川ビーンズ、彩雲国物語など読んだことはあったんですけど、応募したのは今回が初めてでした。
出版社の長編公募賞は正直どこも大激戦なので、これからが本番というか、ここからどのへんまで行けるのかが大事だなぁ、って思いつつ。
とにもかくにも一次を通れていたので、まずは一安心!
そしてこの公募賞、①投稿サイト『カクヨム』から応募するか、②角川ビーンズのWEB専用応募フォームから応募するかの2択だったんですね。
私、カクヨムは「読み専(読むだけ専門の人)」登録しているので、これを機会にカクヨムデビューする手も、なくはなかったのですけれども。
なんかエブリスタ枠がもうあるし、読者様の交流とか、閲覧管理とか、大変そうだし②でいいや、と直接応募を選択しました。
んで。
私は一太郎ソフトで小説を書いているのですが、この直接応募は、一太郎ファイルも受け入れ可ってなっていて!
これが大変ありがたかったです。
〆切ギリギリまで推敲できたし、即添付して応募できたからです。
ただ、あんまり簡単に投稿できちゃったので、じつのところ「私、添付ファイル、ちゃんと先方に提出できたんだろうか……?」って疑念が、ちょっとありました。
今回、一次通過したことで、色々とホッとしたのですが「あ~、よかったちゃんと私のお話、応募フォームに添付されてたんだ-」って、そういう初歩の初歩みたいなところでも、じつはホッとしました。。。笑
自作短編がエブリスタにてランクイン
近況としましては、今週は週末に〆切を迎えるエブリスタの公募用作品を、せっせと投稿していたのですが、こちらはめずらしく一桁ランクインしました。
この作品は、ひさしぶりに書いた短編SFでした。
こんな感じの始まりの話です。
――ねえ啓、覚えてる?
それは、何度もくり返される同じ夢。
どしゃぶりの黒い夜、冷たくなっていく恋人を抱きかかえながら、啓が絶叫している。『アスカ――!』
二人は赤と紺の制服を着ている。場所は第七植民衛星のスラム街。
あの日、宇宙警備局の捜査官だった啓とアスカは、三年越しに及んだ潜入調査にようやく終止符を打てるはずだった。なのに植民衛星における臓器売買の実態を突き止め、状況を月支部に報告した矢先――突然、闇ブローカーが雇った殺し屋から銃撃を受けた。
――私は覚えてる。全部。
この口いっぱいに広がる、鉄錆のような血の味も。問答無用で身体を覆いつくす死の気配も。
アスカの絶望が心に響いてくる。
――いや。どうしてこんなところで? 誰か助けて。嘘だと言ってよ。私は生きたい、まだ一緒にいたい……啓と!
だけどもう、言葉を吐く力はなくて。
だからアスカは、死にゆく我が身をゆだねるしかなかった。どうしようもない怒りと悲しみに震える啓の腕に。
(1P目抜粋)
この作品は歌織り姫とちがって短いので、もしご興味あれば↑読んでみて下さい☆
私ははてなからエブリスタに活動拠点を移したあとも、基本的に小説は全部書き上げて推敲してからの不定期更新で、ランキングには縁遠い活動を継続中なので、今回のランクインはけっこうビックリというか、嬉しかったです。
ただ以前より漠然と感じていましたが、エブリスタさんは基本的に、公募賞の選考基準に閲覧数やスター数は考慮しない方針だそうです。つまりランキングや人気度は公募賞の受賞とは無関係ってこと。
エブリスタ公式で以下の記事を見つけました。↓
(前略)
選考作品をスター数や閲覧数で切ることは一切ありません。人の目を必ず通すことを大切にしています。
スター数や閲覧数などは、エブリスタに投稿された時期や活動頻度によっては、面白い作品でも数値が低くなってしまう場合があるからです。
もちろん、スターやコメントをたくさんもらったり、たくさん読まれたりするのは素敵なことですが、コンテストを数値に頼ることには危険があると考えています。
正直このコメントを発見した時、すごく嬉しかった!
そして今までの出来事が腑に落ちました。
ああ、やっぱりね~。
だってそうじゃなきゃ、PV数もフォロワー数も少ない私が、何度もコンテスト受賞したりするはずないもの。
ちなみに複数の他投稿サイトでは、作者さんが自力で読者を増やし、PVやスター数を稼いで上位に立たないと、選考課程から外れてしまうシステムを採用していたりするんですが。
エブリスタは編集部の涙ぐましい人海戦術により、必ず公募関連は全作品、編集さんが読んで下さるシステムとのこと。
最近お知り合いになった、受賞経験おありでエブリスタ本社に呼ばれたこと有りの作家さんも、そんなエブリスタの気風が好きだと仰られていました。
たしかに、このシステムのおかげと断定はできませんが、エブリスタ内の作家さん同士の交流にも、相互フォローしなきゃ圧、PV数稼がなきゃ圧みたいな、見えないプレッシャーがない。
自由な風が吹いている。
だいたい、まず内容ありき、あくまで実力重視ってことは、下手で落選するも、受賞するも自分の腕しだいってことでしょ?
それって、よけいなところに目をやらずに、ひたすら自作の善し悪しだけを見極められる。
効率よく腕を磨くにはもってこいだと思うんです――。
というわけで、私には、エブリスタさんは本当に水の合う投稿サイトだったなぁ、としみじみ思う、今日この頃なのでした。
もうすぐ結果発表の短編
あと上記とは別に、もう一作品ほど今、公募賞の結果待ちを待っている短編があります。それがこちら。↓
いつからだろう。人を撃ち抜くのに、なんの感慨も湧かなくなったのは。
だが、それも今夜で終わる。
この狙撃で、最後になるはずだった。私はビルの屋上に立ち、おもむろにスナイパーライフルを構えた。北西の向かい風は、風速五メートルといったところか。深く息を吐き、右肩に固定した銃身からスコープをのぞく。
――いいか、アイシェ。組織が提示する標的を五十人撃ち抜くことができれば、おまえと妹に自由をやろう。
吠えるように笑う、居丈高な男の声が耳奥で反響する。
そうだ、あの血も涙もない悪鬼に従って、これまで幾多の人を始末してきたのだ。
私はこれまで、情け容赦のない暗殺者だった。だが、それもこの一発で終わる。
もう誰にも、この国を脱出する邪魔はさせない。妹と甥の命は私が守らなければ。
(1P抜粋)
これはダークなヒューマンドラマといいましょうか、あんましお子様むきじゃない内容の話です。
ただこれまでの反省点に気をつけて書いてみたので、それをどう評価されるのか知りたいなぁと思っているところ。
私は入選経験もありますが、ワナビ経験が長いので、あたりまえながら落選経験も場数を踏んでいて。
ただ基本的に落選したら、どこが悪かったのか反省の上に、同じレベルでのつまづきはしないゾと思いつつ次を書くんですね。
だから落選も別に失敗じゃなくて、ステップアップのために必要だったんだなと思っていて。
そんな気持ちで、今年初めて投稿した短編は入賞しました。
なので、この作品が次に続くのか、今、実験結果を待っているような気分なのでした。
ワナビの心構え
あと最近、とても勉強になった話が二つありました。
一つは、すでに成功して多数出版されている先輩作家さんのインタビュー記事。
公募とかコンテストも出す賞をきちんと選ぶこと。とりあえず合わなくてもチャレンジするっていう人もいるんですけど、それって高い確率で落選しますし、落ちたら、やっぱり気持ちがかなりしんどい。それで持ち直すまで時間がかかるので、負け試合はできるだけしないほうがいい。ちゃんと自分の作品がこの賞に合っているかどうかを見極めて出す。合わなければ合う賞が来るまで待てばいい。
あとはわたしがそうだったんですが、「処女作」にとらわれすぎて次の作品に行けない人がいる。最初に書いた作品を何回も書き直して違う賞に出して凹んでしまう。処女作を形にしたいと思っても、それはそれとして、次へ次へ書いていった方が良いと思います。他の作品を書いていけば、デビューしたあとにいつか処女作が本になるかもしれない。とにかくどんどん書いていってほしいです。
monokaki.ink
これは本当にそのとおりだなと。
プロの方達がおっしゃることって、昔はイマイチよくわからなかったりしましたが、最近は「よくここまで情報開示して下さるなぁ」って、ありがたく思うようになりました。
それからもう一つが、前述した受賞歴のある作家さんの分析記事。
この方が分析するに、
「女性投稿作家さんに見受けられる共通点として、
〇ストーリー構成が平ら
〇あまり大きな事件が起きない
〇読んでいる印象がすべてひっくり返るような展開が稀
〇終わり方がおとなしい
〇ストーリーの軸になるメッセージ性がたりない
という傾向が見られる」そうです。
あー、なるほど、それはそうかもしれない!と。
たしかに女子は、文章とか描写は、唸るほど上手い人が多い印象なんですけれども、小説ってそれだけじゃないですもんね。
というわけで、自分もそう言われないようにしないといかんなー、と、いたく反省したしだいです。
最後に
そんなかんじで、あいかわらず小説を書き書き、コロナ禍を生きています!
料理にミシンや刺繍、ガーデニングも、変わらず楽しんでいます。
もうすぐ夏なので、これから息子の半ズボンを制作しようかなぁと思ったり。
そして、そうこうするうち、はてなブログも登録して始めてから、もうすぐ2年を満了するのですが――。
これを期に、はてなProを解約しようと思っています。
この2年目は様子見でしたけれども、1年間ふりかえるに、そんなに頻繁にブログも更新しないし、こういうゆるりとした記事の上げ方をしているのなら、ベーシックで十分じゃないか。との結論に至りまして。
噂ではブクマやスターが消えちゃうらしい?ので(本当かな??)、もしそうなら、そこはすごく残念だし、みなさんにも申し訳ない気持ちで一杯です!!
申し訳ございません。。。(と先に謝っておきます)
でもおそらく、そんなわけで近々フォームやらなんやらが、ベーシック版になると思います。よろしくご了承下さい☆
なんだか急に暑くなってきましたが、どうぞみなさん、暑さバテしないようにご自愛下さいね!
それでは、また。
ごきげんよう♪
【祝・報告】自作小説が再び、エブリスタ公式コンテストに入賞しました!今度はベトナム駐在記☆
みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。
つい2つ前の記事に、2月に公募賞へ投稿した話を書きましたが↓、
去る4月19日に、本記事内で言及した小説公募賞の結果が発表されました。
私はちょうど1年前くらいに「恋愛ファンタジー」の公募賞で初・入賞したのですが、
今回また、入賞することができました☆☆
応募したのは以下の公式コンテスト。
編集部さんから、受賞作の選評も頂くことができました。
本文が読みたい方は↓のリンクからどうぞ♪
この話は、以前にこのはてなブログで掲載していたお話を、今回のコンテストの規定字数に合わせ、原稿用紙15枚くらい増やしたものになります。
元原稿が30枚だったのをプラス15枚。。。構成上、けっこう苦しいトライなんじゃないかと思いつつ最初は書いていきましたが、やってみたら意外とベトナムネタはつきることなく、出てくる出てくるで、あっという間に字数クリアしました♪
まあ、これ以上増やすとなると(たとえば文庫本1冊くらいとか)、もう最初から構成立て直して書き直さないと無理かなー、という感じもしますけれど。。。
ちなみに今回で、拙作をエブリスタ編集部さんに拾い上げて頂いたのは4回目になります。
最初が特集掲載でした↓。
次が上記の恋愛ファンタジー↑で、その次が↓優秀作品選出。
そして今回の入賞で4回目になります。
昨年度は、この他に別投稿サイトの公募賞で長編が1本、中間選考を通過して終了したのですが、今年度はしょっぱなに投稿した作品が受賞したので、非常に幸先がいいんじゃないか?と今、純粋に嬉しいです☆
さて、この記事を検索等で見つけてご覧になっている方の中には、きっと「小説を書いて公募賞に出してみたい」「受賞するためにはどうしたらいいのかなー」という人もいらっしゃるかと思います。
なので、ゆきうさぎがなにをどうして今回の受賞に至ったかも、ちょっぴりご紹介しておきますね。
なにか参考になれば幸いです。
小説の書き方
えーまずは、基本のキ、私の小説の書き方から一応説明します(笑)。
と言ってもキ・ホ・ンは昨年秋に書いたので、詳細は以下をご覧下さい。↓
上記の記事内容を、はしょって書きますと、
まずとにかく物語の構想を練って、
ちゃんと最後まで書ききって、
推敲したら、
出版社や投稿サイトの短編公募賞から投稿、
実績出せたら長編の公募にも投稿しましょう~、です! 今ものすごく短縮した。
私はこんな感じで、ずーっと投稿生活をくり返してきた、いわゆるワナビです。
自分で言うのもなんですが、もうずいぶんやっているので、いいかげん経験値も上がったんじゃないかな?
ちなみに、いつも原稿の作成には、一太郎の原稿用紙設定を使用しています。
投稿サイトを利用し始めたのはつい1年ちょい前なので、それまでずっと原稿用紙→打ち出しかデータを出版社に送付していました。
なので今でも投稿サイトに直接、書きこみはしていません。
上記の記事にも書きましたけれど、原稿用紙に書く方が枚数感覚を養えるし、推敲するのも楽なので、今後もずっと小説書きは一太郎のお世話になると思います。
何を書くべきか? ジャンルについて
で。前の「小説書きのキホン」では、ここまでで話が終わってたんですけど。
基本的には、このルーティン修行のくり返しで、たぶんまちがいなく実力上げはできるかと思うんですけど。
私は本数を書くうちに、ちょっと「なにを書くべきか」書きあぐねた時期がありました。
私の場合、一番、昔から書いてきたのはファンタジーだったんですね。
恋愛や友情を交えた、いわゆるエンタメ系少女向けファンタジーです。
だから今でも一番書きやすいし、設定や背景も練りこみ度が高いので、そのへんはわりと自信がある。
ただし見せ方が下手くそというか、ようは構成が弱い。
複雑な設定を生かし切れてない。
まあ、このへんも数を書いて投稿をくり返すうちに、わかってきた課題なので、修行自体は無駄になってないぞ~とは、思っていたのですが。
なんかさぁ、この分野しか書けないのか、私?
本当はもっと他にも、いろいろ書けるんじゃないのか、私?
そこまでファンタジーに固執する理由ってなんなんだい、私?
自問自答が到来しまして。
で、一時期ワザとやめてみたわけです、得意分野のファンタジーを書くのを。
代わりにSF書いてみたり、学園恋愛書いたり、仕事系や大衆小説系などを、書いてみることに。
文体変えたり人称変えたり、毎回かならず新しいことにチャレンジしてみました。
それに、創作ハウツー本にはよく「実体験が希少価値のあるものなら、まずそれを書け」「創作より実体験のがインパクト高」ってあったので。
じゃあベトナムの実体験話とか、どうなんだろう。
正直あんまり自分は、ファンタジーほど書きたいって意欲もないけど、読む人はびっくりウルルン体験記で、オモシロイかもしれない――。
そんな思考回路から生まれたのが、今回の作品だったんですね。
ジャンルを変えて書いてみた結果、わかったのは、
私はやっぱりファンタジーが好きだなぁというのが一つと、
でもけっこう畑ちがいでも、結果は出せるかも、というのが一つ。
というのも、書いたSFは特集掲載されたし、お仕事ドラマも優秀作品に選ばれたし、今回の入選作も別にファンタジーじゃないという。
……なんか、野球の球種開発みたいな話になってますが(笑)
でも小説も、そうやって自分に一番合う落とし所みたいなものを探してみるのは、可能性を広げる意味でも、アリなのかもなって思います。
とにかく1作書いたら、漫然と同じような話を量産するんじゃなくて、次は今書いた話を踏まえてもう一歩先へ。
できたらまた、もう一歩先へ、少しづつチャレンジしていく――。
地味なんですけどホント、これのくり返し無しにはレベルアップってないのかな。というのが、今の実感。
それに自分で「次の課題は〇〇の克服」って決めて書くと、目標がハッキリしているので、最後まで楽しく書き上げられる気がします♪
今回また入賞して、思うこと
私、はてなブログの時もエブリスタでも、閲覧者(PV)数を意識して活動することが本当になくて。
いちおう隆盛を眺めて受け止めてはいるんですけど、PVを増やすために能動的に、戦略を練ったり行動しようという、気持ちが……湧かない。
自分の性格上、そういうのが苦手というのもあるんですが。
なんというか、小説って終局的には内容が大事っていうか、それが全てっていうか、とにかく読者様に一番喜んで頂くには、「いい話」を書くことにつきる。
でもって、以前にも書きましたが、今回の結果も示すとおり閲覧者数は必ずしも=内容が良質ということじゃない。
だってもしPV数で受賞が決まってるなら、そもそも閲覧数が少ない私の作品は、選ばれてないです。
だからあくまで編集部さんの選考は、内容ありきなんだと思う。
投稿サイトには膨大な小説があるし、たぶん活動している作家さんの全員が、必ずしも、公募賞を受賞したいと願っているわけじゃなくて。
同じような趣味を持っている仲間と交流したいとか、とにかくまずは自分を知って欲しいって人もいる。
だから目的がちがう場合は、人それぞれっていうか、自由に楽しく活動したらいいんじゃないかと思うんですけど。
もし、小説コンテストや公募賞にランクインしたいなー、でもどうしたらいいのかな、という方がこの記事を読んで下さっているのであれば。
私は自分がこれまで培ってきた方法「とにかく分量を書いて、かならず完結させて、投稿して、プロから評価をもらい、反省して、次作に生かす」を第一義にすえることをオススメします。
小説を書くのって、基本的にすごく孤独な作業なんですよね。
最初から最後まで、全部自分で決めて、誰からも褒められず、励まされずとも書き続けて、書き終えて、全力で推敲する。
でもなんていうか私はロンリーでいる間、ずーっとワクワクしてるんですよ。だから全然、一人でも苦痛じゃない。
この物語、どんな人が読んでくれるのかなー、と想像したり。
必ず書き終えられるだろう自分が、最後の一文を書いた瞬間に、どんな達成感を味わうのかなと思ったりして。
サンタクロースになった気分に、少し似てるかも?
おわりに
今現在、私はまだまだ文章力も足らないのですが、一番ダメな部分は「構成に難あり」というか、ここが課題だと自分自身、思っていまして。
今上げているファンタジー長編では、とにかく構成をちゃんとがんばろうと思って、意識して書いてみました。
この話は例えるなら「とにかく持ち玉を効果的に撃ち続けろ! 休むな、最後まで撃ちつくせ!」的に書かれた作品です。←スミマセン、抽象的で。なんかそういうノリってことで。
この長編も現在、出版社の公募賞に出しているので、どこまで行けるか、結果をみてまた次、対策、目標をたてて書いていきたいな。と、考えているところです!
ちなみに今回の受賞作で得た教訓というか反省、気づきは、
「リアル体験は書きやすい」、
「でももう少し構成ちゃんと練らないとダメ」、
「キャラクター造形とセリフは及第点」、
「ユニークな素材はひねらなくても、素材だけで読者さまに楽しんでもらえる」
です。
あ、今年になってから私のペンネーム、小説では「佐藤うさぎ」で統一しました。
あと編集部さんから頂けた選評(詳細版)も、すごく参考になりました。
褒められた部分は自信になりましたし、至らない部分はなるほどなぁ、でした。
編集部さんはあくまで「商業ベースで売れる水準かどうか」という基準で作品を判断されているかと思うので、気持ちだけじゃダメっていうか、技術ももっともっと培わないといけないなって思うんですけど。
でも今回こうして受賞しているので、すでに基準をクリアしている点もあるわけなので、これでまた一つ、今後の課題が明確化したな、自分のやるべきことがわかったなって気持ちです。
やっぱりここがわかるだけでも、選評の頂ける公募賞に応募する価値は十分ある。
このご指摘を無駄にしないで、ぜひ次につなげたいです。
ということで、今回はこのへんで。
いつも応援して下さるみなさん、本当にありがとうございます!
これからも、マイペースに楽しみながら、がんばりまーす♪
それでは、また。
ごきげんよう☆
【実録】一太郎2021を使って、小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿する方法
みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。
前回記事で一太郎2021を導入した話をちらっと書きました。
今回は、この話の続きです。久しぶりの連投。。。
今回は私の原稿を使って、一太郎2021で、小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿する方法を解説します♪
小説投稿サイト「エブリスタ」とは
最近では小説投稿サイトも多数展開されてきましたが、わりと以前から有名なのは「小説家になろう」、「エブリスタ」、[ノベルアップ+」、「カクヨム」などではないでしょうか。
私は2019年末からエブリスタで活動を開始しまして、今ちょうど1年と3ヶ月くらい経過したところです。
なんでここを投稿拠点にしたかというと、
なろうは、なんだか利用者が多すぎて敷居が高かった。
カクヨムは、記述法を覚えないと使いづらいという噂だった。
エブリスタには、コンテストが充実している。
という前評判から。
今、1年超で使っていて、一番いいなと思うのは、
「エブリスタは閲覧PV数をあまり気にせず書ける」こと。
はてなブログもそうなんですけど、自分が書いた記事を、誰がどれくらい読んでくれているのか、それを常に目に入る位置に大きく表示されちゃうサイトだと、肝心の内容がどうもおろそかになりそうで、怖い。
エブリスタにも閲覧数がわかるようにはなっているんですけど、表示が小さいし、見たくなければ見なくていい位置にあるので、常に目の端に入ってこないのです。
しかもエブリスタさんには編集部の方達が新作を巡回して「特集」記事に掲載してくれたり、コンテストも本当にたくさんあるので、応募すると評価してもらえます。
書いた作品がおもしろければ、自分で読者さまを確保するためにあちこち宣伝しなくっても、編集さんたちがやってくれるんです!
つまりは、内容ありきの実力勝負ができるってこと。
これがすっごく、書くことだけに集中していたい私にとっては、ありがたかったです。
実際に今、私はほとんど巡回営業をしていないので、知る人ぞ知るサイトみたいなPV数なのですが、それでもこの1年ちょいで何度か拾い上げられ、TOP掲載されたり評価されたりしました。
なので、エブリスタでは閲覧PV数=内容評価点、じゃないんですよね。あきらかに。
一太郎2021とは
昔、まだWordが一般的でなかったころ、学校や官庁で使われていたのが一太郎&花子でした。
とにかく日本語の文書を書くのに適したソフトで、私は2006年に小説を書くためにこのソフトを購入したのが最初です。
その後、2014年に更新版を購入しましたが、ほとんど原稿用紙しか使ってなかったので、新機能の恩恵にあずかることもあんまりなく、ただひたすら、
とにかく文章を書きやすい!
出版社に、紙で打ち出して送付するときに面倒臭くない!
ことだけを重視しておりました。
ところが2019年からエブリスタを使い始めると、困ったことに、2014年版には投稿サイトへ文書変換する機能がついていなかったために、前回記事にしたようなルビふり問題が起きたのですね(↓詳細は以下リンク)。
一太郎文書をただ、投稿サイトへ貼り付けると……
序
輝光(ルー)は始まりの炎(ほむら)
闇(ダダ)は終わりの腕(かいな)
光失えば泥濘(ぬかるみ)に堕(お)ち
影の母は滅入(めい)った魂(こころ)を
昏冥(くらやみ)の底につなぎとめる
本来は投稿サイト上では、こう書かないといけない↓。
序
|輝光《ルー》は始まりの|炎《ほむら》
|闇《ダダ》は終わりの|腕《かいな》
光失えば|泥濘《ぬかるみ》に|堕《お》ち
影の母は|滅入《めい》った|魂《こころ》を
|昏冥《くらやみ》の底につなぎとめる
正しく書くと、↓のように表示される。
序
輝光は始まりの炎
闇は終わりの腕
光失えば泥濘に堕ち
影の母は滅入った魂を
昏冥の底につなぎとめる
なにせ小説原稿って、100枚200枚の世界なのでねー。
一枚一枚手直しとか、もう気が遠くなる作業になってしまう。
実際に、記事を掲載してみる
というわけで、2021には自動変換機能がついているということで、さっそく使用してみました。
これが一太郎の、私が愛用している原稿用紙画面です☆
普通の20字×20行。
いつもこの紙で、ひたすら小説を書いています。
アウトプットナビで、投稿サイト仕様に原稿を変換
2014にはなかった「アウトプットナビ」ボタンを押すと、「小説投稿」が出てきます。
これをテキストに変換して、保存するだけ。
簡単!
テキスト変換された原稿を投稿サイトに貼り付ける
テキスト形式のドキュメントから、必要な部分を投稿サイトにコピペします。
投稿サイト掲載では、スマホで読みやすいように、行替えを頻繁に入れるのがお約束。
作者さんによって、この間の空き具合は人それぞれで、私も作品によって開け方を変えたりしています。
なのでテキストから投稿サイトに貼り付けて即おしまい、とはならず、2021といえど見た目は多少、調整する必要があります。
プレビュー画面で確認する
掲載しおわったら、画面で確認して完了☆
即公開したり、ちょっと間を開けてみたり、公開日時設定を使ったり。
文章の量とか、物語の区切りを見て、毎回適宜行っています~。
なお今回例に使っている小説は、以下の新作です。
もしお時間あったら、ちょこっと、のぞきに来て下さいね~♪
小説を原稿用紙で書くメリット
一口に小説を書くっていっても、携帯から指打ちで小説を書いている人や、PCから投稿サイトに直接書いている人、私みたいに特定のソフトを使って書いたあと、それを変換している人、昔ながらに手書き原稿の人とか、今は多種多様な書き方があるなぁって思います。
投稿→デビューするにしても、昔は出版社の公募賞に出すだけしか選択肢がなかったのが、今はこうして投稿サイトに投稿したり、アマゾンから自費電子出版したりする人なんかもいて。
ただ、小説ってとにかく書くのにすごく時間がかかるし、そのあと推敲するのもさらに時間がかかるので、投稿サイトに掲載したり、公開したりする時間はなるべくサクサク終えたいかなっていうのが、ずっと原稿用紙で書いてきた私の実感です。
でもって、投稿サイトが用意してくれている画面は、どうしてもページをまたぐ時点でぶつぎりになるのが現状です。
そうすると、物語を流れでとらえたりとか、一括で特殊な固有名詞にルビを振るとか、登場人物の名前を変えたいなどとなったときに、非常に面倒臭い手作業が発生することになるわけで。
原稿用紙で小説を書くと、
とにかく推敲がラク。
慣れもあると思いますが、誤字脱字を見逃しづらくなる。
お話の流れで、追加したいエピソードなどを入れやすい。
枚数から、物語の速度、分量を推し量れるようになる。
一日平均5枚が標準スピード。8枚書いたら乗っているほう。10枚以上書いたらライターズハイモードになっている。
1エピソード10枚。
短編は約30枚。
中編は約80枚。
長編で100枚超えたら、序盤はもう終了。200枚超えたら、そろそろ終盤を見すえる。300枚超えたら、着地地点を見定めて書く。
などなど。
行数から、自分の文章のリズムをつかめる。
私はだいたい長くても3行くらいで改行がくるように、意識しています。だらだら書いちゃいがちなんですけど、そうするとたぶん読者さんには読みづらいかな。と思う。
一太郎は昔からプロ作家さんに好評なソフトだったようですが、2021は2014より軽い気がしますし、なにしろこの7年間でライター向け機能が充実した気がします!
これまではわりと、学校・官公庁むけの機能ばかり開発していたように思うのですが、投稿サイトの表紙を作成する機能とか、自費出版のための見栄えをよくする機能なんかもついてました(私はたぶん使わないけど)。
しかし小説投稿一つとってみても、時代はどんどん進化していますね~!
この記事が、どなたか悩める方の参考になれば幸いです。
それでは、また。
ごきげんよう。