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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

小説を書くための、基本のキ①

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みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

えーと(久しぶりにブログ記事書くので緊張する 汗)私は、このはてなブログを1年継続した後、現在は小説投稿サイトで主に活動しています。

ブログを始めた経緯と、自主卒業したした話は以下にまとめてありますので、ご興味のある方はご覧頂くとしまして、↓

yukiusagi-home.hatenablog.com

今日は、これから小説を書く人たちに、ためになるかもしれない情報やらなんやらを、まとめておこうと思います。

というのも私が投稿サイトデビューしてから、周りのワナビの人たちが昔、自分が悩んでいたりつまづいていたようなところで、同じようにひっかかっていたりで。

「あっ、それはね、こういう通説があるんだよ」「ここに情報あるよ~」等等と言いたくなることが多かったんですけど、なにせ私はあまり積極的に多数と交流するのが、得意じゃない。

で、こちらに書きにきたという(ここを見てくれる人がどれくらいいるか、わからないけど 汗)。

一応「自分は全然、小説書かないよ!」って方にも「へー、こんな世界があるんだね~」って思えるような内容を書こうと思いますので、どうぞご覧くださいませ。

ちなみに私が今、投稿サイト上に出している作品の実績は、

【エブリスタ内】
『ラダールの花薬師』エブリスタ次に読みたいファンタジーコンテスト【恋愛ファンタジー】入賞
『船上のスピカ』超・妄想コンテスト「星降る夜に」優秀作品選出
『宇宙に浮かぶエリュシオン』エブリスタ新作セレクション(2019年12月26日号)に掲載・SF最高5位 ※なお、この作品は十代のころ書いた同題作品を1から書き直した長編ですが、最初に書いた中編のほうは集英社コバルトノベル大賞予選通過
『小夜恋歌』集英社短編小説新人賞「もう一歩」選出(リライト版)

魔法のiらんど内】
『緑の魔女と天宮の将』魔法のiらんど小説大賞 中間審査通過

こんな感じ。
もうまったくの初心者じゃないけど、かといってセミプロです、と名乗るにはまだなんかイマイチな実力だよなぁ、という立ち位置の者です(自己紹介)。

小説を読むほうから、書くほうになってみたい!

こう思った経験、ありませんか。
「作文なら、学校で書き方を習ったけど……」
「論文なら」「ブログ記事なら」「エッセイなら」「情報記事なら」

でも残念ながら小説って、こういう文章とはちがう技能を習得しないと書けないんですよね。
たぶん逆なら可能なんですよ。プロの作家さんなら、論文もエッセイも専門記事もスラスラ書ける(と思う)。
だけど、英語話せてもドイツ語は話せないように、小説を書きたい場合は書く方法をお勉強しないと普通は無理です(超人はのぞく)。


じゃあ、どうすればいいのか。
方法は何通りかあります。

・専門学校に通う
・通信講座を受講する
・参考書を読む
・専門サイトを読む
・才能とセンスがあるため、我流で書ける(うらやましい!)

だいたいこんなところかな。
ちなみに私は、通信講座、参考書、専門サイトは経験済です。

このうち超人レベルの方達はおいておいて(笑)、小説を書いてみたい一般人は、まずハウツー本やらサイトを検索したらいいんじゃないかと思います。
で、これだけじゃ足りないなーと思ったら、専門学校や通信講座の受講を検討してみる。
他のお勉強の仕方と、基本は同じかも。

書き方を学んでみる

「小説の書き方なんて、全然、わかんなーい」

そんな人にオススメな無料サイトがこちら。

無料サイト

まず1つめ。「monokaki」

monokaki.ink

ここは現在、私が所属している投稿サイト「エブリスタ」さん所轄の「小説書きさん専門サイト」です。
このサイト、立ち上がってまだ1年たってないと思います。
以前から同種の情報は上げていらしたんですけどね。まとまって見やすくなりました

でね、だいたい知りたいことって、ここにほぼほぼ載ってるんですよね。
初級の人が知りたい、
「タイトルのつけかた」「キャラクターのつくりかた」「あらすじのたてかた」「一人称・三人称」「セリフって?」

みたいな話から、中級の人が知りたい、
「出版社が欲しい作家像」「公募小説の傾向と対策」「今年度のWeb公募小説賞一覧」「新人作家インタビュー」等等まで。

同種の情報って、いろんなところにあるんですけど、ここが今のところ私は一番まとまっていて見やすいな-、いいサイトだなぁって思っています。
創作に疲れると、ここへ行って勇気をもらって帰ってくるかんじ(笑)。

つぎ、2つめ。公募ガイドonline」

www.koubo.co.jp

ここは最近見つけたサイトで、小説だけじゃなく公募全般載っているサイトなんですけど、特にこの「受賞する小説の条件」ってバックナンバーが良かったです。

主にエンターテイメント小説に焦点を置いて書いてありました。
内容は初級者むけではなく中級者以上むけ。
というのも、公募賞に自作を投稿して、予選に入り始めると、次は頂点を……ってなるわけなんですけど、ここがホントに難しいんですよね。

ナツイチ小説大賞を受賞した冨森駿さんのインタビュー記事↓によると、冨森さんは受賞まで9年かかったそうです。

monokaki.ink

ちなみに私はブランクもあるしで、もっと年数行ってます(苦笑)。
9年か。そういえば以前「私は10年やってるのに日の目をみない」って嘆いてたワナビさんがいたなぁ。うん、10年も長いけど、でも短いよね(苦笑)。
とにかく、この記事はかなり共感しました。

「予選には入るけど受賞できない」くらいのレベルの人むけハウツーも、じつはもうちょっと欲しい。でも、たぶんこのレベルになると個人差が大きくてカスタマイズがむずかしいので、ハウツーは書きにくいのかな。それで新人作家の「私はこうしてきた」って話が多いのかな、これ読んで参考にしてみてねってことかな、と。

ハウツー本

で、こういった話をまとめている本も、多数出版されているのですが。いわゆる参考書的な。
私は参考書は、やっぱり実績を出されているプロ作家さんの本が信頼性も説得力もあるし、好きです。
オススメを二冊、あげておきますね。

まず1冊目。 「マナーはいらない 小説の書き方講座」 

マナーはいらない 小説の書きかた講座

マナーはいらない 小説の書きかた講座

 

 こちら、三浦しをんさんの本。

2020年11月5日発売です(今たぶん一番新しい!!)。
こちらの本の内容は以前、集英社コバルトサイトの小説作法講座に掲載されていたもので、私は何年も愛読していました。
参考になる話はつどコピーしてファイルして、蛍光線ひいたり書き込みしてたくらい。
ただ最近、ここのサイトでは私が「具体的で非常にいい!」って思ってた話は全部閲覧禁止になっちゃってるんですよね、、、本になったからなんだろうけど。

つぎ、2冊目。 「書きあぐねている人のための小説入門」

こちらは保坂さんの本。
初心者というより、ある程度、小説を書いて投稿した経験のある中級者むけです。
そしてエンターテイメント小説というより純文よりな小説視点で書かれた本だと思いますけど、私はこちらも蛍光線たくさん引いて、何度も読んでます。

あと私の十代からずーっとバイブルにしている、久美さおりさん著の小説ハウツー本があるんですけど、

こちらは残念ながら内容が古くなってしまっているので、ちょっと今の時代にそぐわない部分も出てきちゃってるかなぁ。。。

以前、一度だけ小説の書き方について、ここの読者さまから問い合わせを受けて書いた記事の中に紹介しました↑。ご興味のある方はご参照を。
ただ、私の所有する久美さおりさん本はもうボロボロもいいところですが、カバーかけて大事に読んでます。私の中では久美さん本が原点です!

実際に書いてみる 

一通り、お作法がわかったら、まずは基本どおりにやってみます。

・ネタ帳を作って話を練る
・プロットを作る
・原稿を書きあげる
・推敲する

……今めっちゃ、はしょりましたが、ここを詳しく書くと本1冊2冊になるので。
ガチでこれから書こうとされてる方は、上記に上げたサイトや参考書を読んでみて下さいね。

ちなみにワナビの人達が投稿サイト上で、「私はネタ帳は作らない」「プロットは書かない」「最後まで物語を構想しないで書き始める」等等、意見をたくさん交わしていらっしゃるのを目撃しました。

しかし私は、全部ちゃんとやる派です。
なぜなら、そうしないと過去に、途中で行き詰まったり、自爆したり、迷走したりしたからです。

やっぱり最初は、全部、教科書通りにやってみたほうがいいんじゃないかなぁ。と思うのです。そのうち量をこなして、こなれてきたらはしょってもいいけど。
こういうの、お料理やお菓子作りと一緒で、まだあんまり料理してないころ、適当にやると適当なものしかできない、そういうのに酷似してる。

小説を書いていて、一番良くないというか、時間と労力が無駄になって、技術が進歩しないのって、「最後まで書き上げられない」ことだと思うんです。

私、分量的にはPCになってから短編長編合わせて約30作くらい書いていて、原稿用紙400枚くらいの長編も10作くらい書いたのかな(手書きとワープロ時代の作品は除く)。

そんな中で感じたのは、

・物語とは、終わらせないと始まらない。
・「1作書いた」とカウントできるのは完結した作品だけ。
・分量書かないと、わからないことがある。

ということ。

この話については、長くなりそうなので、また次回にしたいと思います。基本のホ②に続く↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com

それでは、また。
ごきげんよう