【詩エッセイ♪】 夢のたびびと76『灯台守の歌』・大切なものは目に見えない Returns
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こんにちは、ゆきうさぎです。
はじめましてのみなさま、ご訪問ありがとうございます☆
前からご覧になられているみなさま。久々の「夢たび」お楽しみ下さい♪
子供の頃から夢を見ずにはいられないまま、大人になりました。そんなゆきうさぎが10年近く前に書いていた詩「夢のたびびと」に、このたび新たに「夢たび景色」を書き加えたものが、この詩エッセイです。
夢たび76『灯台守の歌』
宝飾品に 化粧品
車に外食 戸建てに旅行
CM DM セールのチラシ
けれど あんなにほしかったモノは
手に入ったとたん 輝きを失う
なぜ次々に 刺激がほしくなる?
ホントのホントに
求めているモノじゃ ないからなのさ
幼子が 空を仰ぐ瞳
思わず落ちそうなほっぺに キスしたくなるだろう
本当に大切なモノは お金では買えない
愛を伝えるとき
ガラス細工みたいに 見守るとき
なににもかえがたく 大切なんだって
目が覚めたように 気づかされる
皆 目の前を通り過ぎていくけれど
死が ふたりを分かつまで消えない
それは ただひとつの たしかな灯台
【夢たび景色】大切なものは目に見えない Returns
これだけ毎日忙しいと、ものすごく充実しているんですけど、反面、心がひからびるっていうんですかねー。
仕事の反動で、なにか楽しくなりたいわけなんですけど、その楽しさが、年々、エスカレートしていくというか。
昔は銀座のレストランでお食事して、全然満足できたのに、数年後に同じ処へ行ったら、なにか物足りない。宝飾品もずんずん高いモノに手が伸びる。
ああ、これは感覚が麻痺してきてるな、と思いました。いわゆる贅沢病?
物欲って麻薬と同じようにエスカレートする傾向があるんじゃないかと思います。
ゆきうさぎ、もともと空想癖のある性格で、いわば映画「この世界の片隅に」の主人公のすずさんみたいなんですよね。
あの人けっこう自分に近いと思うんだよな。
マイペースで、義理のお姉さんの嫌味も、あんまりよくわかってなくて、そうとう緊急事態でも自分の世界で空想してる。的な。
あのお姉さん、すずさんに「この人に嫌味言っても通じないんだよな」的な顔するでしょ。ああいう感じの応対、ゆきうさぎも今までの人生で何度もやられてます。だからたぶん、そういう時はすずさんになってるはず…… 苦笑
ま、本質的にそんな人間が、めちゃくちゃ忙しい生活何年もやってたら、「そろそろ潮時」ってなるわな~。
ゆきうさぎ、銀座の某レストランで出てきたお食事に慣れちゃって、感激できない自分に気づいた時、「あんたそろそろ、今の生活、足の洗い時かもしれないよ」って思いました。
花の20代、たいそう楽しかったんですけどね。
永遠に若くて綺麗でいられるわけじゃないし、年取ってるのに若作りしてまで、若い女の子と張り合う気概も全然なかったし 笑
で、20代後半すぎになって、結婚することを視野に入れ始めたんですよ、たしか。(遠い昔すぎて忘れている……苦笑)
今の夫とはその時もうつきあっていたので、「こんな気分になったんだけど、どう思う~?」って言ったら、「じゃあ1年くらい後にでも結婚する?」みたいな話にわりとすぐなり。←結婚するのって式の用意とかいろいろ面倒大変なので、仕事に支障をきたさないスケジュールで。
トントン拍子に人生航路が結婚道へと舵を切り、花の盛り時代を卒業しました 笑
今思うと、20代のころはフワフワしてました、とにかく。
毎日派手で楽しくて充実してて、周りから注目されて、男性からのお誘いも多くて、ウキウキドキドキ、でも実際は足元が全然、定まってないよ、みたいな。
結婚すると現実が押しよせてくるし、結婚してもしばらく働いていたんですが、いざ会社やめて家に入ったらまぁ、そりゃあ今までと比べたら地味だしお金も使えないし。
なんですけど、ゆきうさぎ的には全然、これが苦痛でなかった!
ああ、本当に「大切なものって目に見えない」んだなぁ~、と思いました。
とりあえず物欲麻薬スパイラルから脱出というか、卒業できたのは(いや、そんなに激しく散財してたってわけでもないけど 笑)、非常に良かったなぁと思います。
今は、ベニシアさん的な生活が理想というか。
本当に仲の良いお友達を大切に、地域ともつながりつつ、身近な四季をしみじみ感じながら、創作したり子供たちと触れ合ったり。
そして、そんな生活を満喫するのにこの湘南というロケーションも、けっこういいんですよね。
ゆきうさぎ、東京生まれ育ちなんですが、東京は毎日イベント満載な場所ですから。
あまり質素に静かにしてられないんですよ、都心って場所的に(山の手線内側に住んでいたもので余計かも)。
湘南は今日も夏空で、海風が渡ってきています♪
みなさまもお元気で、楽しい夏をおすごしくださいね。
それではまた。
【追記】
そうだ。おかげさまで、短編小説を上げていた期間に制作していた長編小説は、無事に投稿完了しました!最終的に、20×20の原稿用紙換算636枚になってしまいまして。推敲が本当に大変でした。もうあんまり長い話を書くのは自粛しようかなと、ひそかに思いました……苦笑 一応、報告まで。
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