【コロナと私⑤】我が子の誕生日に、手作りのウォルドルフ人形を・3(身体・顔編)
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みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。
前回に引き続き、自粛生活に入ってウォルドルフ人形を手作りしたお話♪
私がこのお人形を知ったのは、クレヨンハウス社さんの定期通信でした。
(クレヨンハウス・ウォルドルフ人形B体:https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g2525850002502/
)
可愛いけど、手作りしなきゃならないんだ。。。
と思って、そのままになっていたのを、今回のコロナで休校になった子供たちが見つけて「これ、欲しい!」「作って!」という話に。詳しくは1参照。↓
クレヨンハウスさんが販売しているひつじの詩舎さんのキットが届き、さっそく開いてみました。
キットに入っていたもの:
①羊毛②綿ジャージ布③目と口用の毛糸④水糸⑤髪の毛用毛糸(草木染)⑥チューブ・ガーゼ布⑦ウォルドルフ人形の説明書き
この他に、
①アトリエノート・人形作成②アトリエノート・人形服③コサージュピン④ぬいぐるみ針④ポリカーボネイト版⑤ウォルドルフ人形の本⑥肌色手縫い糸
も、揃えました。
さー、あとは作業するだけ。ということで前記事では頭と腕・足を作りました。↓
私もこれから作ってみようかなー、って方も、作りはしないけれど人形ってどう手作りするのか興味があるって方も。
どうぞ、見ていって下さいね♪
ウォルドルフ人形を作る・身体編
前回に引き続き、参考にしたのはつれづれリメイク日和先生の動画。
【ここでの作業】
①22gの羊毛で、直径21センチのボールを作る。
②20gの羊毛を長くのばして、①のボールを片側に置き、くるくるとトイレットペーパーのように丸める。すると片側には穴があいて、もう片側にはボールのつまった形あできる。
③ボール側を胴体の下にくるように、ジャージ布に一回転させながらはめこむ。
④胴体で穴の開いた部分に、頭部をはめ込む。
⑤腕部分の差込口をつくるため、背中側の羊毛に切り込みを入れる。
⑥首と胴体のジャージ布を縫い合わせる。
⑦両肩を縫い合わせる。
⑧肩と腕周りを縫い合わせる。
⑨おへそをつくる。
⑩手首を作る。
⑪足首を曲げ、足の形に縫う。
⑫おしりをつくる。
ここまで来て、やはりつれづれリメイク日和先生はすばらしいというか、そんなに簡単になんでもうまくはいかないなー、と思いました。
だってこの胴体、どうしても、この動画のようなボディにはならなかったんですよね~。
まずは、息子の人形。
なんか動画よりも、肩幅が大きいような。
うーん、しかも後ろから見ると、微妙に左右が傾いでるんだなぁ。。。←こういう細かいところ、けっこう気になるタイプ。
ただ、ここは最初に頭のジャージ布を曲がってかぶせていたのもあり、その後、髪の毛をつけたらほぼ気にならなくなりました。
それにしても息子のは肩幅があって腕も太くて、ぜんぜん意図してなかったのに、なぜか男子体形!(笑)
ちなみに娘用のほうは、こうなりました。
こちらのが体幹はほぼまっすぐだけれど、肩の縫い合わせが上手にできませんでした。原因はおそらく、つれづれリメイク日和先生の動画を4回くらいしか見なかったから。その後、倍くらい同じ動画を見てようやく理解しました。
そして2体とも、お尻部分が動画のような、キレイなあかちゃん腹になってない。
たぶん胴体の羊毛をまく作業に、なにか見落としていたポイントがあって、あとジャージ布に入れこむ技がうまくなかったのかな。←自己分析。
なにが悪いのか、お人形のお教室に通っていれば、先生に質問して改善できたと思うんですけど。
残念ながらネット利用の自学自習生なので、自分の間違いに気づくことができない~。
ああ、でもこれって今の、小中高生と同じ境遇かも!
やっぱりこんなふうに、子供たちも家で一生懸命勉強していても、直に教室で先生に教わっていないアラが絶対、今後、響いてくるんだろうなぁ。。親も必死で教えてるんですけどね、、、プロじゃないので。
本当に子供たちの学ぶ権利だけは、ちゃんと守り抜いてあげたい。日本国憲法第26条で保証されてる権利ですしね。
などと考えつつ、先へ進む~。
ウォルドルフ人形を作る・顔編
【ここでの作業】
①顔の水糸で縛っているところに目が来る。髪で隠れるところから針を入れて返し縫いし、定めた目の位置へ針を入れて刺繍する。
②反対の目も同様にする。
③口も同様にする。
ポイント:目は下の水糸をひっかけて縫う。
さて、実際にどうなったかというと――。
息子の人形↓。鼻から各2.3mmで刺しました。
娘の人形↓。鼻から各2.5mmで刺しました。
息子のと比べて少し目が離れています。
ちょっと口をひきしぼりすぎたので、このあと口の糸を引っ張って緩めました。
頭部がハゲハゲですが、顔入れ作業はかなり楽しかった!!もしかしたら全工程中、一番楽しい部分だったかも♪
ね、だいぶお人形らしくなりましたでしょ!
ここまで作ってみた感想
(写真:娘は毎日、自分のお人形のヘアースタイルを変えて、楽しんでいます♪)
じつは最初にウォルドルフ人形の全作業時間を調べてみたのですが、このへんまでの作業で1体数か月~半年、1年かかる人もいるらしいという情報を得ていました。
なので、初めて作業したのに数日でクリアできたのは、けっこう早いほうだったのかな。と思いました♪
それもこれも全部、つれづれリメイク日和先生の動画のおかげですが……(笑)つれづれリメイク日和先生、ありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
ただ、たぶんウォルドルフ人形のお教室へ通うと、毎日集会してがっつり作業するとかいうわけではなく、毎週とか、毎月とかいうスパンで作業されるのかなと思います。
たぶん、そういったことも含めて1体数か月くらいかかるのかな~?と想像しました。
でもってここまでの人形制作、「むずかしい、大変、もう無理~(泣)」ってなことはまったくなく、むしろ「わぁ楽しい、次はどうなるんだろう、ワクワク(喜)」みたいな気持ちでした。
もし「ウォルドルフ人形、興味はあるけど、できるかな。。。」って今、不安な気持ちが大きい方は、まずつれづれリメイク日和先生の動画を一通り見ちゃうことをお勧めします。
不安なのは、自分がどういう作業をするのか、どれくらいの時間と労力を要するかをイメージできないからです。
これは手芸だけじゃないですけど、仕事でも自分のやるべきタスクを可視化できると、あとはそれをこなす時間と労力を自分の持ち時間からはじき出すだけなので、淡々と先へ進んでいけるように思います♪
ちなみに手芸や料理系のYouTube動画って、みなさんはふつう何回くらい見直してますでしょうか?
私は手業を全部盗むぞ~、ぐらいの勢いでガン見して、何回でもストップ・巻き戻し再生・ストップ・巻き戻し再生の無限ループです(笑)。怪しい人みたいにブツブツ、ポイントを唱えたりもしている。
「学ぶは真似ぶ」と申します。なので何事もまずは真似してみる。一歩踏み出して自分で体感する、最後まで成し遂げる、これ大事ですよね。
で、そういう母の姿を、わが子たちもこれまたガン見しているという(笑)。←これもシュタイナー教育、といえるのだろうか……?
じつは私は子供たちに「勉強しろ」というのが、あまり好きではありません。
本来、学びとは自ら進んで知りたいと思うもので、自発的に求めた結果、なにか「わかった!」時の喜びは他に代えがたいくらい嬉しいハズで。
それを他者に押さえつけられ、押し付けられるように得ると、喜びは半減するし、知識自体もあまり日持ちしない気がするのですよね、、。←というか自分がそうだった。
というわけで、我が家では
「勉強するときに大事なのは、集中を継続させること!」
「集中力を養うには日々の鍛錬が寛容~!!」
などと、もっぱら(どこか鬼滅の刃的な)精神論ばかりして、あとは本人たちの自主性にお任せなのでした。
でも子供って、親の後ろ姿をちらちら観察してますよね(笑)
だから子供に集中させたかったり、長時間一つのことをやらせたいなら、まずは自分がそれをやってみせるほうが手っ取り早かったりして。
子供たちよ、学校だけじゃなく、このように生涯ずっと学びは続いていくんだよ。
どうか母の背中をじっと見て学んで(真似して)、何かを得て大人になってね。
そんなことを思いつつ、夜なべにいそしむ、ゆきうさぎなのでした――。
というか、ぶっちゃけ夜なべしないと息子の誕生日がだんだん迫ってきていたんです(苦笑)。
髪の毛、難しそうな予感しかしないけれど(特に男の子人形)、果たしてちゃんとつけてあげられるのか??!
それでは、今日はこのへんで。次回をお楽しみに。 その4へ続く。
ごきげんよう♪
お題「#おうち時間」