【おせち料理レシピ】定番の一品⑥・お煮染め その3《ねじり(手綱)こんにゃく》
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みなさん、こんにちは。ゆきうさぎです。
1月は、我が家のおせちレシピを公開中。
結婚以来10数回、毎年、試行錯誤しながらより簡単な方法で・おいしく・味の伝統は守りつつな、おせち料理のレシピを自分なりに追求してきました。
昨年ブログを始めたので、これもなにかの縁、ここでレシピをまとめておくのも悪くないかとキーボード叩いている次第。
へ~、こんなふうに作ってる人もいるんだ~と、ご参考になれば幸いです♪
なお前回から引き続き「お煮染め」レシピです。
お煮染め その3《ねじりこんにゃく》
ねじりこんにゃくは、幅が薄すぎても厚すぎても、うまい具合にねじれないので、ポイントは一番最初の当分割のところかと思います。
そこさえうまくいけば、あとはただねじって煮染めるだけなので簡単です♪
材料
こんにゃく:2枚(1枚でも)
調味料A:
①だし汁:2カップ
②さとう:大さじ5
③しょうゆ:大さじ3
作り方
①アクぬき不要こんにゃく2枚を用意する。
②8mm~1cmくらいに等分割する。
厚く切りすぎると、ねじった時に端まで勝手にこんにゃくがちぎれるという失敗が起きます。薄く切りすぎると煮染めるときにそっくりかえったりします。。。目測が大事。まあ、こうやって日々鍛えていく中で、主婦は目測できるようになるんでしょうね。
③両端2cmくらい残して、こんにゃく中央に切れ目を入れる。
③ひっくり返す。
いち、
にーの、
さん!
これね、あんまりノロノロやってたり、無理矢理ひっぱると、端からちぎれて失敗作になってしまうのでー。リズミカルにテンポよくやりましょう♪ ちょっとおもしろい。
④鍋に調味料とこんにゃくを入れ、汁気がなくなるまで中火で煮る。
中火だとけっこう時間かかります(30分~1時間?)。しかし待ちきれずに強火にすると、こんにゃくがそりかえったり、カサカサになったり、うまくいきません。
とちゅうで裏返したり上下入れかえたりして、気長に煮染めましょう。
あ、右端に戻ったヤツがいる~。わかります?
煮始めはねじりが戻っても、取り出してまたねじると修正できるので、最初の5分とか10分は鍋を観察しているといいかも。
この時も戻ったヤツだけ取り出して、またねじって鍋に戻しました。
ちなみに煮始めから30分後に戻ったヤツを発見しても、もうこんにゃくが煮上がっててねじれませんので、その時は静観しときましょう(笑)
できあがり☆
雑談・究極の反復練習?
じつは私、このねじりこんにゃく、新婚当初はうまくねじれませんでした。
両端均等になってなかったり(←すると片側だけ強くねじれた形になる)、ねじり切っちゃったり、元の形に戻ったのを放置したまま煮ちゃったり。。。
そこで結婚してから数年間、冬場におでんをつくる際は、こんにゃくは全部このねじりこんにゃくにして練習してました。
何事も飽くなき反復練習、これ基本ですね(笑)
おかげさまで今ではもう技を習得したという自信がついたので、おでんのこんにゃくは普通の三角切りに戻りました♪
しかし、料理って究極の反復練習だと思うんですよね。
だって毎日のことだから、サボるわけにいかない。
運動や語学習得なんかよりよほど無意識に、毎日毎日ひたすら反復している気がします。
かつて料理教室に通っていた若かりし頃、お教室には様々な年代の女子ズがいまして。
たまに十代もくるし、上は六十代までいましたので、主婦歴何十年の先輩方の手際や手業は、それはそれは(二十代駆け出しの私から見たら)見事なものでした。
「わ~すごい~、私今まであまりお料理する機会がなくて。なので学校にきたわけで。到底、皆さんのように、上手にできるようになる気がしませーん!」
などと、フォローして下さる同じクラスのおばちゃま方やら先生方に、よく言っていたのですが。
その時決まって言われたのが、
「あらあら。そんなこと言っていても、そのうち主婦になったら嫌でも上達するわよ」
「そこはまったく心配しないで大丈夫☆」
「いつのまにか、できるようになるから~」
「どんなに料理下手な人でも、年さえ取ればそこそこできるようになる! 笑」
……。
たしかに今、自分がおばちゃんになって、あの言葉は事実だったなぁと。
案ずるより産むが易し、ですね♪
もし今日おでんにする方がいたら、試しにこんにゃくねじってみるのはどうでしょうか。けっこう面白いですよ~☆
それでは、また。
ごきげんよう。
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