【コロナと私⑦】我が子の誕生日に、手作りのウォルドルフ人形を・5(女の子お洋服編)
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みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。
前回に引き続き、自粛生活に入ってウォルドルフ人形を手作りしたお話♪
私がこのお人形を知ったのは、クレヨンハウス社さんの定期通信。
(クレヨンハウス・ウォルドルフ人形B体:https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g2525850002502/
)
可愛いけど、手作りしなきゃならないんだ。。。
と思って、そのままになっていたのを、今回のコロナで休校になった子供たちが見つけて「これ、欲しい!」「作って!」という話に。詳しくは1参照。↓
クレヨンハウスさんが販売しているひつじの詩舎さんのキットが届き、
キットに入っていたもの:
①羊毛②綿ジャージ布③目と口用の毛糸④水糸⑤髪の毛用毛糸(草木染)⑥チューブ・ガーゼ布⑦ウォルドルフ人形の説明書き
この他に、
①アトリエノート・人形作成②アトリエノート・人形服③コサージュピン④ぬいぐるみ針④ポリカーボネイト版⑤ウォルドルフ人形の本⑥肌色手縫い糸
必要そうなものも揃えました。
さー、あとは作業するだけ。ということで前記事では髪の毛を植毛しました。↓
私もこれから作ってみようかなー、って方も、作りはしないけれど人形ってどう手作りするのか興味があるって方も。
どうぞ、見ていって下さいね♪
ウォルドルフ人形を作る・お洋服編
前回で、めでたくお人形は製作完了しましたが、二人ともすっぽんぽん。
このままじゃ、確実に風邪をひいてしまう~!
ということで、そのままお洋服製作に突入しました。
参考にしたのは「アトリエノート・ウォルドルフ人形の服」。
私、これまでけっこう子供服を作ってきたんですが、やっぱりね、自学自習者でプロじゃないので、型紙ないと作れないんですよね~。
B体の型紙は何パターンか載ってたのですが。
やっぱりこういう場合、最初の服がテッパンなんじゃないかと、迷わず最初のページの型紙に決定(笑)
ここで、ハプニングが二つ起きました。
その1:娘が「私のお人形の服は、私が作りたい!」と言い出したこと。
その2:4歳の姪っ子が「お人形、私もほしい!」と言い出したこと。
その1は、この自粛生活で何かを成し遂げるのに最適なタスクなので、私としてもウェルカム。すぐOKしました。
その2は、とりあえずご要望の髪の毛の色だけ承って、お人形は姪っ子ちゃんの誕生日までに仕上げることに。
そして、娘と私で同じ人形服をそれぞれ作ることにしました。
そのほうが娘も作業しやすいかなと思いましたし、私も娘に服製作を教えやすい上に、姪っ子ちゃんのお人形服も作れて一石二鳥です。
と、方針が定まったところで、とりあえず女の子のワンピースから作ることにしました。
その1.女の子の洋服:切り替えワンピース
まず、アトリエノートから型紙を取ります。
前身ごろ1枚、後ろ身ごろ2枚、前スカート1枚、後ろスカート2枚、袖2枚。
布には各1cmの縫い代をつけました。
あと袖口(型紙なし:2.5cm×12cm※縫い代なし)2枚、結びリボン(型紙なし:3.5cm×26cm※縫い代なし)×2枚を用意します。
前用意:すべての布端に端ミシン(ジグザグ縫い)をかけておく。
【作り方】
1.前身ごろと後ろ身ごろの肩部分を縫い合わせる。
2.襟ぐり見返しをつける。
見返しのつけ方、家庭科でやりましたよね~、でもどうやるんだったか記憶があいまいだったので、すかさずYou Tube検索。↓ああそう、こうやるんだった。あー、なんて便利なんだろうYouTubeの手芸動画って。
3.後ろ身ごろの折り目を中表に折って縫う。
4.前スカート1枚と、後ろスカート2枚のギャザー入れ部分にギャザーを入れる(しつけ糸をかけて糸を引っ張る)。
5.前身ごろと各スカートの横幅を同じ長さに合わせて、ミシンをかける。
写真↓は後ろ身ごろと後ろスカートを合わせているところ。
6.袖2枚のそれぞれ上下にギャザーを寄せる(方法はスカートと同じ)。
7.袖に袖口を縫い付ける。
なんていうか、ギャザーを入れたところの袖の端っこを布でくるむ感じです!↓
8.袖を身ごろに縫い付ける。
9.リボンを作る。って裏表に布を折り曲げて、まわりを直線に縫ってから、ループ返し等で布を返すだけ。
10.脇を縫う。このとき、リボンもはさみこむ。
11.裾を三つ折りして縫う。
12.プラスナップをつける。プラスナッププレス↓があると、かな~り楽しい作業で、娘も大喜びでプレスしてました。ほとんどオモチャ遊びな感覚 笑
はい、出来上がりました♪
ちょうちん袖とふんわりスカートが、めっちゃ可愛いデザインです♪
サテン生地で作ってキラキラビーズなどちりばめると、王女様ドレスになるんじゃないでしょうか☆彡
その2.下着:白パンツ
パンツは適当な型紙が見当たらなかったので、「ウォルドルフ人形の本」の中にある短ズボン型紙を白生地で作成しました。
これ、めちゃくちゃ簡単。
【作り方】
1.型紙を切り出す。(1体×2生地×3人形分あります↓)
※上下の縫い代は多めに取る。(上はゴムを入れるし、下は三つ折りにするため)
2.二枚づつ合わせ、両端(股上)を縫い合わせる。(股下部分は縫いませんよ~)
3.股下を続けて縫う。
4.ウェストはゴム通し部分を開けて一周縫い、裾は三つ折りにして縫う。
なお裾は小さすぎてミシンで縫いにくかったので、手でかがり縫いしました(なにせ小さいので、手縫いしても大した労力じゃない)。
はい、できました♪
ここまで作ってみた感想(女の子のヘアスタイル・プラス)
このワンピはとにかく正統派の、クラシックな女の子のお人形さん服!って感じで、すごく華やか~なお洋服でした。
娘は中学生になりたてで、人生初めての袖つき・見返しあり・ギャザーよせ等々に苦戦してましたが、一つ一つ工程をクリアしてゆき、すべて自分だけで一着仕上げることができました↓。
青い鞄とブーツも娘が一人で作ったものです。
私はこのお人形を作る前、正直こういったお人形を与えるには娘は少々大きくなりすぎたんじゃなかろうか、と思ったのですが、全然そんなことはありませんでした!
とにかく、髪型を毎日毎日変えるのが楽しいらしく。。。
ちなみに、こちらのお洋服は、今回の手作り服が出来上がるまで、別のお人形からお洋服を借りて着せていました。ドイツの民族衣装です♪
幼稚園のころに使っていた髪留めを駆使して、いろいろな髪型を考案。
ポニーテール↑も可愛い。
これも↑テッパンな髪型ですよね、、、
サイドアップとか↑。
こんな↑髪型もありました(笑)
そう、この手作り人形は、髪型を変えられるんです。
そして着せ替えもできる。
たたずまいも可愛いのですが、利便的にもけっこう優秀なんですよね。
そして汚くなったら、布と羊毛でできているので、丸洗いできるとのこと!
もしどこかがほつれても、作った本人が同じ屋根の下にいるわけなので、補修も万全です。
また、今回はお洋服を娘と作ってみたのですが――。
これを家庭科のミシン実習と考えてみても、この小さな服一つに相当いろいろな技がつめこまれているので、娘はすごく勉強になったんじゃないかと思います。
人形のお洋服って結局、本当の人間のお洋服と作りは一緒で、ただそれを小さくしてるだけなので。
人形服が作れたら、次は子供服も、大人服だって作れるんじゃないだろうか。
そう考えるとミニチュア版なぶんだけ労力の少ない人形服は、洋服修行にもうってつけかもしれない。なんだかワクワク、夢が広がるなぁ~☆
それにこういった長期休みでないと、なかなかミシンって教えられないし、学年が上がっていけばどんどんお勉強が増えて、だんだん裁縫や料理も教えづらくなるんじゃないかな。
とにかく、この自粛中に一つ形になるモノを娘と作業できたのは、ナイスチョイス、ナイスタイミングだったなぁと思いました。
というわけで、次回はいよいよ男の子服です。
ここまで娘の進捗を待ちながらワンピを作っていたので、いよいよ息子の誕生日まであと2日というところまで迫って、ようやく男の子服に取りかかったのですが――。
わぁ、まずい。
もう本当に、時間がないぞ~~!!
それでは、また。
ごきげんよう☆
お題「#おうち時間」