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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【コロナと私①】公募受賞・予選通過作品あり! ゆきうさぎの小説&詩エッセイ☆まとめ

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みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

さて、しょっぱなからなんですが、今回はリライト記事になります。
リライトと言っても大幅に新規に書き直しているので、もはや原型を留めておりませんが、、。
この記事は当初2019年9月4日に書かれたもので、もともとは9月時点までに私が書いた小説をまとめたものでした(3、4作品くらい?)。
でも古株読者様はご存じかと思いますが、その後、ばんばんと、ええガンガンと、毎日、大盤振る舞いでどんどこ自作小説を記事上げしたので、もはや最初のままだと、全くまとめの形態をなしておらず。

というわけで以下、2020年4月現在の全創作まとめになります。
全作、完結しております
ゆきうさぎの小説が初めての方も、読んだことはあるけど途中からの方も、全作読んだけどもう一回読みたいなーな方も。
自粛中でなにか読み物がほしい方、
よろしければ
どうぞご覧下さいm(_ _)m

あ、そうそう。この記事の題名【コロナと私】ですが。
前シリーズ【ベトナム在住記】を書き終えたあと、
「ここから、なにをテーマにしようかな?」
と思った時に、
「でもなー、なにを書き始めても、今は結局、私が書きたいことって、どれもコロナ禍抜きには語れないんじゃないか……」
と思い至り。

「あ。じゃあ今月はとりあえず【コロナと私】シリーズでやっていこう!」
まぁ、こんな身もフタもない単純なノリで、題名つけちゃいましたが、何卒ご了承くださいませ。

それでは、さっそくいってみよう♪ 

詩エッセイ「夢のたびびと」

内容 詩とエッセイがサンドイッチのように交互に続く、メルヘンチックな読み物。
分量:詩103編+ときどきエッセイ。

私がはてなブログを始めるきっかけとなったのは、2019年の5月某日に、Yahoo!ブログさんから一報を頂いたのがきっかけでした。
「あなたが10年前に書いていたYahoo!ブログですが、この12月で閉鎖することになりました。この関係で、あなたがこのまま自ブログを放置すると、かつて書いた「夢のたびびと」が全部消去されます。おいやでしたら、どこかちがうブログへお引っ越しください
こうしてわたくし、はてな民に入れて頂くことに相成りまして候。

このようなわけで「夢のたびびと」自体は、10年前に書いた詩なのですが、はてなさんに移行する際、これだけただ載せるんじゃ芸がなかろうと思いまして、今回エッセイも追記したしだいです。

夢たびシリーズはとにかくたくさんあるので、人気の高かったモノだけ集めたダイジェスト版というのも作りました! 

yukiusagi-home.hatenablog.comお時間ない方はこちらを↑どうぞ☆

ベトナム生活奮闘記ベトナムの宵空に誓う」  

あらすじ「華菜は、夫のベトナム駐在に伴い、子連れで現地で奮闘することに。しかし発展途上国での海外生活は、一筋縄ではいかなかった――。」
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

yukiusagi-home.hatenablog.com

この短編は、ほぼ私の体験記です。
まあ、日本であんまりこういう経験してる人は少ないだろう(プラス、小説書くのが好きな人となると、さらに絞られるだろう)と思って書いてみたら、集英社の短編小説新人賞、もう一歩作品に入りました。
短編小説新人賞を狙ってる方いらしたら、「こんな感じが『もう一歩』なんだな」と参考になるかも??

純愛ファンタジー「ただ、君に逢いたい」

あらすじ 「霧の国の砦を守る精霊の少女トウカは、ある日、不審な侵入者を発見する。ヤトラと名乗ったこの人間の青年は思いのほか、トウカに積極的で――?!」 
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

yukiusagi-home.hatenablog.com

私はコバルト文庫愛読者だったこともあり、この手の恋愛ファンタジーは、昔からもっとも多く量産してます。
でも恋愛話はアイデアが閃かないと、なかなか書き上げられないことが多いんですよね。
いつも、わりと天まかせです。またキュンキュンする話、落ちてこーい! 笑 

 

冒険ファンタジー雲龍夢譚(うんりゅうむたん)」 

 あらすじ「さすらいの剣士、凪(なぎ)の強さに感嘆した少年、加那太(かなた)は、蓬山の龍の鱗を採りに行こうと話を持ちかけるが――?」 
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

yukiusagi-home.hatenablog.com

分類は、いわゆる少年系のライトノベル
テンポよく、すかっと爽やかに友情を書いてみました。
私は少年漫画もアニメも大好き☆☆
つーか、基本は面白ければなんでもOKさっ。 

石油・天然ガス開発お仕事物語「船上のスピカ」 

あらすじ「強行日程の海外出張を終えてカザフスタンから帰国した、櫂谷 正伸(かいたに まさのぶ)は、ある過去の出来事をひきずり、悩んでいた――。」
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

yukiusagi-home.hatenablog.com

日本ではわりとマイナーな(?)「石油・天然ガス開発」に従事している青年のお仕事小説です。
このお話も企画賞から来ていまして、こちらはなんとキャラクターが指定されている!!という。

こういう性格で、風体の、29歳男性を物語りにせよ」というねー。
こういうの、おもしろくないですか、フツーに。
ゆきうさぎが課題をどうクリアしたのかも、合わせてお楽しみ下さい。 

育児主婦回想記ステーショナリー・ワンダーランド」

 あらすじ「夏休み、ショッピングモールの文房具屋に入った子連れ主婦・宇多子は、様々に並ぶ文房具を眺めながら、自分の来し方行く末をつらつら思い返していく――。」
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

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女性の人生って、結婚・妊娠・出産を機に、自分の意志とは半ば無関係にリセットされていきがち。
そういう人生を冷静にふりかえり、現状をたしかめ、未来にむかっていこうとする主婦のお話。
母親って娘時代のように、いつまでもフワフワしていられない。現実にもまれて、たたき上げられれば、そりゃ強くなっていきますよ~、みたいな感じかな。

帰国子女の学生生活「エイリアンな彼女」 

 あらすじ「齋藤菜々緒、17歳。高校2年。好きなモノ嫌いなモノ、特になし。ただし人に言えない苦手が、じつはたくさんある――。」
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

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帰国子女が日本に戻ってきてから感じる違和感や逡巡を、ゆきうさぎ自身の体験を踏まえて小説にしてみました。リアル学園モノです。

恋愛ファンタジー「ラダールの花薬師」 

 あらすじ『ラダールには腕の良い花薬師(かやくし)がいると噂に聞いたので来てみたんだ、とその客は上機嫌で言った。オズマンド国近衛騎士ナユタと花薬師チハルの、失った過去をめぐる不思議な因縁とは――。』
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

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私はガーデニングもけっこう好きで、いつか草花や木々なんかを題材にした話を書きたいなと思っていました。甘くて切ない恋のお話です。

※2020年4月「ラダールの花薬師」は、小説投稿サイト・エブリスタの公募コンテスト↓に入賞しました!!

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作家の三村美衣先生から選評も頂きました;

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 (エブリスタ・コンテスト結果発表ページより抜粋)

プロの作家さんから選評頂ける機会なんてめったにないので、本当にありがたく、嬉しかったです。

恋愛ファンタジー「山賊王とバーリヤッドの死神」 

 あらすじシンバ国、王都バーリヤッド城の地下水牢には、陰気な噂があった。
古代、シンバの王たちが冥府の神に生け贄の儀式を行っていた、暗くて深い洞窟には今――血に飢えた闇の獣が巣くっており、夜な夜な人の笑い声にも似た咆哮を上げるという。その声を聴いた囚人は、ことごとく死神の餌食になる運命だとも。さて、捕らえられた山賊ユラの運命やいかに?
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

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以前から一人、とても気になっている声優さんがいました。有名どころでいくと、

黒子のバスケ」青峰大輝くん
「キングダム」昌平君
僕のヒーローアカデミアイレイザー・ヘッド
「ブラック・クローバー」ヤミ・スケヒロ
あと印象にあるのが、
坂道のアポロン」桂木淳一さん。

調べてみましたところ、諏訪部順一さんという私と同世代の人気声優さんでした。
そして、この物語に出てくる山賊王の声が、ゆきうさぎの中では勝手にもう諏訪部順一さん
諏訪部さんご存じな方は、ぜひ山賊王に諏訪部さんのお声を想像であてて読まれて見て下さい。たぶん、かなりしっくりくると思います。

中編SF「宇宙に浮かぶエリュシオン」

あらすじ『西暦2122年。――一ノ瀬天音(そら)は、二十二歳の国際宇宙気象観測所、通称ISSOM研修生。

天音の研修補助員(サポーターズ)で同居人の黄龍(ファンロン)は、三つ年上でベトナム出身の英才冷血宇宙飛行士。二人は一緒に暮らすうち、少しづつ相手を意識するようになっていく。黄龍は余暇に、天音をISSB―Lab(国際宇宙植物園)、通称『楽園(エリュシオン)』への小旅行に誘うのだが――?』
分量:原稿用紙20×20×200枚程度の中編。

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※2019年12月、「宇宙に浮かぶエリュシオン」は小説投稿サイト・エブリスタの特集ページに選出掲載され、SF部門5位を獲得しました!↓

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これも私の中ではけっこう事件でした(笑)
じつを言うとエリュシオン第1稿は今を経ること20年くらい前に、集英社コバルトノベル大賞の予選選考も通過したことがあります。
でもこの当時の原稿はワープロで書いていたので、その後パソコンになったときにフロッピーディスクから移行しわすれ、自分が書いたのに読めない原稿になってしまいました(苦笑)
「でも、どうしてもあの時の話をもう一回読みたい!」
「たしか、こんな話だったはず!」
「えーい、しかたがないからもう一度最初から全部書き直そう
そうやって生まれたのが、上記の物語なのでした。ゆきうさぎって、基本的にこんな人。

恋愛ファンタジー「小夜恋歌」

あらすじ『裕福な商人の娘アリアに、郷(さと)一番の鍛冶師の息子リュゼ、郷長(さとおさ)の跡継ぎのハル。まるで羊駱駝(ビクーニャ)の子のように仲良く育った三人は、母国サウラと隣国ティカの戦いに巻きこまれ、運命を翻弄されていく――。』 
分量:原稿用紙20×20×30枚程度の短編。

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三人の関係が切ないファンタジー

少女漫画ではテッパンな男子2人+女子1人構造のお話で、舞台は古代中南米風イメージ。
なおこの小説も集英社の短編小説新人賞、もう一歩作品に入ったものをリライトしたものになります。

 

恋愛ファンタジー「竜に告ぐ」

あらすじ『北大陸のサリアード国、その王都リュウゼリアは古来より水の加護厚き聖地だった。十七になったアルダが医療院でようやく見習い仕事を覚えたころ、国の礼拝師を務める大貴族トッサ家の離れで出会ったのは、家長の一人息子、リュカだった――。』
分量:原稿用紙20×20×50枚程度の短編。

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 生真面目なアルダ、正統派でまっすぐなリュカと、アルダの幼なじみで武人のトロイが織りなす三角関係と、三人の潔い台詞も見どころ。
個人的にはけっこう気に入っているモノで、はてなブログでは一番最近に記事上げしたお話になります。

おわりに

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イラスト提供:ふわふわ。り

こうやって振り返ってみると、わりとそこそこ、公募賞の予選等にチラチラ引っかかっているものが多いですねー、私の作品。
チラチラしてるだけで、がっつり食いこんでいるわけじゃないのが、苦笑いなところですけど(*^_^*)
しかしながら、先輩はてなブロガーで、私が勝手に大大大好きな槙野さやかさんが、「文章を公開することは、灯台の灯をともすこと」と書かれていて、この考えには深く賛同するところです。↓

突然ですが、人はなぜ文をつづるのでしょう
――知識や感情を共有し、拡散するため。ですよね。
おもしろいことに、この大原則は文明発祥のころから現代まで、まったく変容していない。

では私は、なぜ創作を続けているのでしょう
人は「情報」で知識を得ても、動くまでには至らない性質があります。
人を動かすのはあくまで「感情」なんですよね。
ゆえに感情をダイレクトで伝えやすい「物語」や「詩」は、この世がいくら進歩してもなくならない。

たぶん、私は自分の創作で他の人と「感情」を共有したいんですよね。
ドキドキしたり、ワクワクしたり、キュンキュンしたり。
そういう創作を、これからも続けていきたい。

そして、こんな時だからこそ、小さくてもいいから、灯台の灯をともしてみたい。
私から生まれた物語たちが、少しでも誰かの愉しみになればいいなぁ。
今はそんな気持ちでいます。

それではまた。
ごきげんよう