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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

あいかわらず、小説を書いて投稿しています。そして一太郎2021、購入しました!

みなさん、こんにちは。大変お久しぶりです!
ゆきうさぎです。

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前回のブログ更新が1月。しかし、
気づけばもう4月(゜Д゜)、時のたつのは本当にあっという間ですねー。

さてこの間、わたくしめがなにをしていたかと言いますと。

ええ、あいかわらず裁縫に料理にいそしんでおりましたが、そしていくつかブログに上げるネタも用意したのですが、、、

結局、3月末の投稿〆切まで、日々の生活でやりくりできる自由時間のほぼ9割を、小説書いておりまして、まったくこちらに戻ってくること叶わず、でした。

そんなこんなで、1月~3月に2作ほど作品を仕上げました。

1.『ベトナムの宵空に誓う』

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こちらは昨年のちょうど今頃、このはてなブログで記事上げしていたお話リライト版になります。
というのも、投稿サイトエブリスタさんにて開催中のコンテストに、最近手持ち原稿を出していなかったので。
なにか一つくらい、お祭りに参加しておきたいなー、と思いまして。

estar.jp

ちょうど投げ込めそうな企画があったので、年明けに投げ込んでみました。
ただし制限字数2万字以上と、元々の原稿からさらに原稿用紙10枚だったか、増やさなきゃいけなかったんですね。

なので元原稿をあちこち足しました。
ベトナムの珍エピソード、さらにてんこもりになってますので(苦笑)、気になる方がいましたら、どうぞご一読を。←ちらり宣伝 笑

でもって、ちょうどこれを書いていたころ、新作も平行して書いていました。

2.『あなたが、わたしの運命のひと――天照らす歌織り姫』

estar.jp

こちらが今冬シーズンの本丸というかでして、角川開催の3月末〆切の公募賞に投稿するために書いていました。
最終版は、20×20原稿用紙453枚、字数にして149899字。

↑リンクは、全部書き終わって投稿したのち、エブリスタさんにて、公開しはじめたものになりまして、まだ全部を載せきっておりません。
たぶん毎日ちょっとづつ公開して、4月中には終わるかなー、見込みです。

内容は昨年度入賞した『ラダールの花薬師』系の恋愛ファンタジーで、甘甘路線です♪
気になる方はご一読を。←また、ちらり宣伝 笑

私、今まで角川さんに投稿したことがなかったんです。だいたいいつも集英社で。なので今回、小説投稿歴?十年にして、初めての角川さんで、ちょっと緊張しました。

でもって、角川さんは小説投稿サイト「カクヨム」からも投稿できるんですけど、私が利用している投稿サイトは「エブリスタ」。

……うーん、「カクヨム」から、応募するか?

ちらりと考えたのですが、すぐ思い浮かんだのが、「面倒くさい……」。
複数サイトに登録して、あちこちいじっていると、サイトをいじる時間が増え、書く時間はそのぶん減っていくじゃないですか。

私は基本的に「小説だけをひたすら書きたい人」。その他は正直、あんまり重要視してないっていうか、時間を取られるのがとにかくイヤだなーっていうか。

ということで結局、角川さんには太郎で書いた原稿をそのままファイルで提出し、その後にエブリスタに載せる、でいいかー、に、落ちつきました(笑)。

そうそう、角川さんは「一太郎」ファイルをそのまんま、受領してくれるんですよね。なんて、すばらしいんだー!!!

私は2006年から一太郎で小説を書き始めた人でして、とにかく一太郎の原稿用紙画面でひたすら書くのが一番、書きやすいのです。(その前は東芝ルポ。さらに前は手書き)

最初に一太郎を使い始めたのは、たしかプロの作家さんたちが一太郎を使っていると、どこかで聞き知ったからです。

2006年当時はまだ、手書き原稿も大概の出版社さんは受け入れていたし、小説投稿っていうと紙に打ち出して、綴じ紐で閉じてプチプチ封筒に入れて、郵便局で簡易書留にして出版社に送るのが一般的だった時代です。

あーら、ゆきうさぎったら、そんなころからワナビ(小説投稿者)だったのね、ってツッコミはしないでおいてくださいね(苦笑)、そんなわけで、以来ずーっと一太郎の原稿用紙を愛用しまくって現在に至るわけなんですが。

私がたぶん集英社さんばっかり原稿送っていたのも、ここの投稿規定にすっかり慣れていたから。
公募賞って、出版社さんによって提出規定がまちまちなので、つど原稿を書いたあとに見た目を直さなきゃならないんですが、これが時間がかかる。

本人としちゃ、ギリギリまで文章を推敲したいんですよ。
気持ちは定期テスト前とか、受験前みたいな感じなんです。
とにかく勉強したいのに、鉛筆は何本までとか、消しゴムはこういうのを推奨とか言われると、なんかその間に年号一つ二つ忘れたかも?みたいになりませんか。
ようは、焦るの。
投稿前って精神的にも肉体的にも、余裕がなくなりますからねー。

だから、とにかく普段から使っている原稿用紙、そのまま送っていいよー、って言われた時には小躍りしてしまいました、わー、もう絶対ここに出す!てかなんで今まで出さなかった私!←ただの調査不足

で、せこせこ書いていたんですよ。
ただ1月時点で私が使っていたのは「一太郎2014」。
7年前のソフトでも、ただ書くだけなら全然使えた、のですが――。

問題は、「投稿サイトに貼り付ける」つまりエブリスタに載せる時
7年前の一太郎原稿を、そのまま投稿サイトにコピペすると、ルビが全部()でくくられちゃう!しかし投稿サイトでは()はNGで《》でくくらなきゃならないの!

例を挙げますと、上記の『あなたが、わたしの運命のひと――天照らす歌織り姫』の原稿の最初の部分。
まず一太郎原稿用紙を、まんまコピペした場合。 
これが↓、作家さんが投稿サイトで見ている画面になります。       

       序

 輝光(ルー)は始まりの炎(ほむら)
 闇(ダダ)は終わりの腕(かいな)
 光失えば泥濘(ぬかるみ)に堕(お)ち
 影の母は滅入(めい)った魂(こころ)を
 昏冥(くらやみ)の底につなぎとめる 

ほらねー。
これをいちいち、|《》に手で直してたわけですよ、私は今まで。
けれども、一太郎2021にはこれを自動で変換する機能がついていたんですねー。たぶん14年版から21年度版に至る、7年の間のどこかで進化したものと思われる。↓

       序
 |輝光《ルー》は始まりの|炎《ほむら》
 |闇《ダダ》は終わりの|腕《かいな》
 光失えば|泥濘《ぬかるみ》に|堕《お》ち
 影の母は|滅入《めい》った|魂《こころ》を
 |昏冥《くらやみ》の底につなぎとめる

これも↑作家がわの画面で見た場合でして、こう書くのが正解
読者がわ↓から見ると、綺麗にルビ振りされた状態で表示されます。

     序


輝光ルー
は始まりのほむら  
ダダは終わりのかいな  
光失えば
泥濘ぬかるみち  
影の母は
滅入めいったこころを  
昏冥くらやみの底につなぎとめる

 

 ありがとう~~(T_T)一太郎2021~~(感涙)

 
いや、ほんと原稿30枚くらいなら、根性で手打ち直ししたっていいですけどね、長編って基本、原稿300枚以上の世界で、手打ちとか。
年末に別作品でまるっと1回これをやったんですけど、1週間以上ルビ対応だけで潰れて、なんかもう絶対これはやりたくない、って思いました。

で、2021年版購入に至りました
正直、買ってすっごくよかったです!

うーん、一太郎の話は長くなりそうなので、別立てにして、もう1記事書こうかな。

そんなこんなで、見たいTVは録画し、聞きたい音楽も我慢し、ブログも他作家さんの作品訪問もひたすら自粛して、とにかく3月31日まで、ひたっすら、ただただ追い込み状態で原稿だけ書いてました(笑)。

ですので4月はたまった諸々の雑事を片付けて、ちょっと一休みしたら、また次の計画を立てようかなー、と考えています♪

みなさんも、こんなご時世でなんですけど、どうぞお体ご自愛の上、楽しい春をおすごしくださいませ。。。ああ、ひさしぶりにはてなブログにも、戻れて良かったです!(笑)

それでは、また。
ごきげんよう☆


あけましておめでとうございます・春望・世界のニュースを日本人は何も知らない?

みなさん、こんにちは。あけましておめでとうございます。
ゆきうさぎです。
お正月もあけて、みなさんそろそろ平常運転始動といったところでしょうか。

ゆきうさぎはこのお正月、ずっと家にこもっていました。
普段ならかかさず応援にいく箱根駅伝も、今年は沿道に出るなとアナウンスがあったので、TVで観戦。
ひたすら自分で作ったおせちを食べ、子供と映画を見たり、手芸したりしていました。

また今年から下の息子は学校で書道が始まり、冬休みの宿題で書き初めも出ていたので、2日間に渡り筆の使い方を練習しました。

で息子の半紙の余りが出たので、私も久しぶりに書き初めしてみました。

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これね、もうホントに今の気分をまんま、表現。
「このコロナ禍も、春になってあったかくなれば、ちょっとは一段落するんじゃないかな」
「早く春になれ!」
という気持ちと、杜甫の漢詩↓をひっかけてみました。

春望 《杜甫》 

    • 國破れて 山河在り
    • 城春にして 草木深し
    • 時に感じて 花にも涙を濺ぎ
    • 別れを恨んで 鳥にも心を驚かす
    • 峰火 三月に連なり
    • 家書 萬金に抵る
    • 白頭掻いて 更に短かし
    • 渾べて簪に 勝えざらんと欲す
    • 意味

戦乱によって都長安は破壊しつくされたが、大自然の山や河は依して変わらず、町は春を迎えて、草木が生い茂っている。
 時世のありさまに悲しみを感じて、(平和な時は楽しむべき)花を見ても涙を流し、家族との別れをつらく思っては、(心をなぐさめてくれる)鳥の鳴き声を聞いてさえ、はっとして心が傷むのである。
うちつづく戦いののろしは三か月の長きにわたり、家族からの音信もとだえ、たまに来る便りは万金にも相当するほどに貴重なものに思われる。
心労のため白髪になった頭を掻けば一層薄くなり、まったく冠を止める簪(かんざし)もさすことができないほどである。

備考

七五七年四十六歳の時、安禄山の乱で長安の敵中に軟禁されていた際、都の春景色を遠望し、自然の悠久と国の戦乱を比べ、自らの不遇を詠じたものである。

春望 - 中国の漢詩 - 漢詩・詩歌・吟詠紹介 - [学ぶ] - 関西吟詩文化協会

より引用

 なんかこの詩にある社会の荒廃感と自然の対比とか、なんとなく今の世相に似てるかなーと。

何年ぶりかで書道やりましたけど(しかも一枚だけ)、やっぱり書き初めっていいですね。今の気分を絵に描くような感じで、すっきりはっきりしたというか。

あと、とにかく今年のお正月は外に出るなという話だったので、年末に本屋で見かけた本を読破したりもしていました。

 これ、元国連職員で旦那様はイギリス人の方が書かれた本。
私と年齢も近くて同性だし、同世代が社会をどう見ているのかも興味があったので、まず1巻を読了。
「日本人はなぜ世界のニュースを知らないのか」「世界の政治・常識・社会状況・最新情報を日本人は何も知らない」「世界の教養・国民性も何も知らない」。

日本人は自国が世界からどのように評価されているかということすら知りません。
少子高齢化で下り坂を転げ落ちつつある国だと酷評されていることも、失われた20年間で十分予測できた課題への対策を怠った国として、他の先進国から大変厳しい視線を送られていることも。

(冒頭オビより引用) 

 日本で報道されているニュースは偏りがあって、世界でニュースになっていることがなおざりにされ、逆にゴシップやドメスティックニュースが重大ニュースと混在している。
とか、
豊かなイメージのアメリカは今や貧困層で溢れていて、日本のほうがよっぽどマシとか。
イギリスのロンドンは今や有色人種の人口割合が白人を上回っている。え、そうなんだ。
黄色いベスト運動も「そういえば、やってたなぁ」くらいの認識しかなかったけれど、世界的には重大ニュースだったり。

とにかく内容が濃くて、一言じゃ言い表せないのですが、、、うわー日本人は井の中の蛙なんだ、ヤバ、と焦る内容でした。

ちなみに著者の谷本さんは「事実を直視せず重要なことを見逃している日本は、ぬるま湯のゆでガエル」「じわりじわりと熱されてゆき、やがて熱湯になったころには跳躍する力を失っている」と表現されていました。
そうかー、井の中の蛙、湯だってるのか。なかなかシュールな表現で、いいなぁ。この一文にアマ小説書きとしては、ざぶとん1枚。笑

 で次に、この続刊を読みました。
世界の「マスク騒動」「称賛」「自己チュー」を日本人はなにも知らない。
世界の「教育」「イギリス王室」「格差」「残念な国民性」「技術」も日本人は何も知らない。

1巻はわりと「日本では、『世界の人は日本スゲーと思ってる』報道が盛んにされてるけど、現実には真逆。みんな全然そんなこと思ってないよ、日本ヤバいし」的な論調だったのが一転して、
コロナになったら、なんか世界の人たち『日本スゲー』って思ってるよ、今、注目されてるよ~、ジャパン・アズ・ナンバーワンのころくらいだよ!
って肯定的な論調に。
おや、どうしたと思って読んでいくうち、どうやら著者の谷本さんはこのコロナ禍でイギリスの現状に失望されたのかな、と。

ちょっとー、なんでみんなマスクしないの、マスクなんて怪しい人か気が狂った人がするもんだと思ってるかもしれないけど、しないと移るの!って言ってるのに全然しないよ!コロナどんどん蔓延してるよ、いいかげんにしてよ!

みたいな感情が、行間からにじみ出ている。。。苦笑
この本ね、2巻だけ読んじゃいけないというか、1巻も読まないと、著者が本当に言いたいことが伝わらないかも。2巻だけだと「日本万歳」「日本スゲー」的な度合いがちょっと強いかなと思います。

まあ、たしかに西洋的個人主義、私もドイツに住んでいたのでよく知ってますけど、著者さんもおっしゃるとおり、言い換えれば「ワガママ」にもなりかねない。

とにかくこのコロナ禍で、世界の価値観が一新するのはまちがいないでしょうね。

印象的だったのは
「コロナ禍で欧米は保証が充実していると日本人は勘違いしているけれど、実際には首切りの嵐。保証も日本のがまだマシ

「医療保険のないアメリカは深刻に悲惨。アメリカンドリームはもはや過去。確定された格差・階級を乗り越えることは日本よりよほど難しくみんなリベラルな理想より明日のパンと仕事に飢えている。だからトランプが支持される」

「これまで世界には多様な民主主義が存在しているのに、全部それをひとくくりにただ『民主主義』と呼んでいた。しかしポストコロナではこの中の『どの民主主義』が評価に値するのかが議論になるだろう」
などのくだり。
たしかに中国は「我々が世界で一番にコロナを撲滅した」って胸を張ってるけど、香港やウイグルにやってることを見たら、あんな怖い社会に住みたくないし、あんな主義が正しいとは思えない。

じつは白状しますと私、中国がコロナ封じこめた件については、

「だいたい中国がコロナを最初に自国だけで押さえ込んでくれてれば、日本は予定通りオリンピックもできたし、余計なお金をたくさん払うはめにもならなかったのに、なんかドヤ顔されてもさー、釈然としないんだよな-」

と思っていたのですが。。。

2巻では「世界は差別と貧困で溢れている」って話が満載で、はっとしました。

トランプさんが「チャイナウィルス!」って叫んでた時も。
あー、たしかに中国発、なんてつい思ってしまっていたけれど、、、そのせいでアメリカにいる日本人が(中国人と見た目一緒だから)差別されてる、危険な目にあってるって現実もあるんだ。

うわ、仮想敵を悪者にして、自分を単純に正当化する行為って、本当になにげなくやりがちだけれど、こういう時節だからこそ気をつけないといけないんだ、ヤバ、と思った次第です。反省。

そうこうするうち、昨日、緊急事態宣言がふたたび日本でも発令されました。
いちおう総理の言葉だし、前回も今回も子供達に「国の重大発表は姿勢を正して聞きなさい。あんたたちにも関係がある話なんだよ」ってテレビの前に座らせたんですけど。

うちの子供たち、安部さんのお話は「首相の話し方の真似~」とか言ってるくらい、わりとよく聞いてたのに、どうも菅総理の談話は同じように聞かない。集中力散漫。
なんでかなー、と思って、一つ気がついたことが。

菅さんのしゃべりかた、なんか校長先生の講話に似てる……。
学生だったころ、校長先生が朝礼などでお話しはじめると、「まだ終わんないのかな~」的な空気になりませんでしたか。
よくよく聞いてると、けっこういい話もしてたんですけど、なにせ声が単調というか。見た目も校長先生っておじさんで、華があるわけじゃないし。

たぶん昨日の話を福山雅治さんがしたら、みんなもっと身を入れて聞いたんだろうな、、、とか、失礼なことを考えてしまいました。
でもたぶん、そういうのってけっこう人に言うこと聞かすときに大事な要素かも。
若者はとくに同世代のイケメンアイドル等から呼びかけてもらったほうが、インパクトあるかもしれないなぁ~。
できることはなんでもやったらいいと思うんですけどね。

しかし「人間は慣れる動物」というのが世の定説ですが。
この冬、まさに正念場!
コロナに、この今の現状に慣れつつあるけれど、慣れちゃいかん。
withコロナじゃなくてwithoutコロナでしょ?←ここ、いつも引っかかるトコ。笑

宇宙飛行士の野口さんが「僕は今、一日に何周も地球の周りを回っていますが、宇宙から見て明けない夜はありません」ってISSから言ってましたけど、ホントその言葉を信じて、ただ今はひたすら我慢、そして春を望む~。

よい春を迎えられるよう、お互いにがんばりましょうね……!
今また投稿するための小説書いてるので、たぶんブログは今後もまったり更新になる予定ですが。そんなわけで、今年もよろしくお願い申し上げます。拝。

それでは、また。
ごきげんよう。

ウォルドルフ人形、クッションカバー、バッグ2品、ちぎりパン、ショートケーキ。文集に寄稿。今年もお世話になりました♪

みなさん、こんにちは。お元気でしたか?
大変お久しぶりの、ゆきうさぎです。

前回、記事を書いてからまた間が空いてしまいました!
もうあっという間に年末ですね。
と、いうわけで最近の近況などを書いておきたいと思います。

ウォルドルフ人形、ふたたび

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以前、手作り人形の作り方を記事にしましたが、

これを見た姪っ子ちゃんが「私もほしい~!」と言ったため、12月末のお誕生日にあわせてまた一体、手作りしていました。
時間を決めて週末の午後に集中して作成し、12月頭にようやく完成。
今回の女の子はわりと目が大きく童顔な仕上がりになりました☆

クッションカバー

それから妹に依頼されてクッションカバーを作りました。

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不定期に自分の家のクッションカバーも作り替えているのですが、生地から作るとかなりお安くできるし、そんなにむずかしいミシンでもないので、初心者にもクッションカバー作成はけっこうオススメです☆

アイロンカバー

そのあと、可愛い生地を見つけたのでアイロンカバーを変えました♪

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自宅で使うカバー類は、なんか気が向いたら更新する感じ。これもアイロン台のとおりに型を取って周りにゴム入れるだけなので、わざわざ買うより縫ったほうがお得だし、柄も可愛い。

ポシェットバッグ

そして前述の「クッションカバーの余り生地で、なにか作れない?」と聞かれたので、妹とその娘ちゃんにお揃いのポシェットバッグを作ってみました。

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チャックがおしゃれポイントです。手芸屋さんにいくと、こういうキュンとしちゃう素材もけっこう売っていて、しかも安い!
タグはネットのタグ専門店でまとめて購入したものをつけてみました。

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このバッグもねー、「えっ、これ手作り?」って言われるんですが、そんなにむずかしくないんですよね、実際に作ると。
娘が小学3年生の時に夏休みの自由提出課題で作ったくらいで。

やっぱりなんのかんの、洋服と比べると小物類って直線縫いだし、小さいし「うわーこんなのできない」っていうネガティブな気持ちさえなければ、けっこう気楽なソーイングだと思います。料理と同じで手芸も「習うより慣れろ」なんだよな。

ぺたんこバッグ

こちらは、クリスマス会のプレゼント交換用に作りました。

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去年も作ったんですが、毎年好評なのでまたリピート。

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作り方、前に記事にしましたので、よろしければご参考までに↓。
1時間~2時間くらいでできちゃうバッグです。

ちぎりパン

その後、忘れて放置してた本があったのを思いだし。

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寒くなって、娘のお弁当に暖かいシチューなど持たせるようになったら「主食はパンがいいな~」とか言われて、そういえば簡単に大量作成できそうな型を買ってたんだった!と。

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はい、本当~に、手軽に焼けるパンレシピでした!
本にも「食事を作る間に作れます」ってあるんですけど、マジで昼食やら夕食と一緒に作ってても負担じゃなく。ま、この形が基本つーか、これしかできないのですが(笑)。

ぶっちゃけ、市販のパンよか手作りパンのが素材も安心だし、味も美味しいので、このくらいの手間ならこれからもお弁当やおやつに時々やろうかな~と思いました。

ショートケーキ

そうこうするうち、またクリスマスシーズンになり。
今年は親に依頼されてショートケーキを同時に二つデコすることになりました。

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これも以前、記事にしましたね~↓。

 けっこうお料理レシピ類は、ママ友さんから「活用してるよ~」ってご報告受けたりもするんですが。
なんだか結局、自分で書いたレシピを自分が一番活用してるんじゃないかとも思う(笑)。

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今年はコロナでいつも以上に家時間も長かった印象ですが、なんだかんだと依頼されて、ずーっといろんなモノを作っていて、「家庭科の手技を磨いてきてよかったな~」と実感する一年でもありました☆

学年代表で高校の文集に寄稿

そしてつい先日、初夏に提出した原稿が文集に載って手元に届きました!

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こちら4年に一度発行される、我が校伝統の文集です。もう100年以上続いているとかいう。
うわー、なんかこうやって製本されると感慨もひとしおです!
最初は私なんかが寄稿していいのかなとも思いましたけれど、とてもいい記念になりました。お声がけ頂いて光栄でした。学年幹事さん、本当にありがとう。

小説関係

最後に。投稿してた小説関係、年内分は全部結果が出ました。
落選したり、選考に残ったものもあり。
まだ一番(大賞)は取れてないですけど、今年はとにかく投稿サイトに自分枠を取ったのがすごく大きかった!
今までは紙で投稿していたので、編集さんからのご指摘コメントは頂いたりしたんですが、他の競争相手さんたちの作品はまったく読めずでした。

ところが投稿サイトは、タダで他の人たちの作品が読み放題という!
そのつど入賞作品は読んでいるので、「わー構成が上手だなぁ」「あれ、ネタがかぶってたかも」「文章うまいな」「題材がキャッチーだなぁ」等等、すごく勉強になりました。
特にファンタジー系は、最終前の作品を複数読んでみたら、ネタが同じタイプもけっこうある。そこからどう頭一つ抜け出るのか、出版社さんはどういうものを選ばれるのか。そういう過程をリアルタイムで見ていけるだけでも、お祭りに参加した価値は十分あったなと。

で、現在は長編ファンタジーを新作で1本書いていて、これは来年3月末〆切に出す予定。あと2月頭のコンテストにも別な話を一つ入れようかな~と、二つを同時進行で書いています。

最後に……

と、言いつつ明日からおせち料理が始まるので、年末まではおせちが一番になる予定。

yukiusagi-home.hatenablog.com

 これも自分で書いたスケジュールが今、大変お役立ち中です(笑)。

この記事を書いた1年前、まさか2020年がこんな厄災年になるとも思わず、脳天気に「もうすぐオリンピックか~」などと思っていた自分が懐かしいです。

この1年は、本当に予想もつかない世界が待っていて、心が様々に波立った年でした。
それでもふりかえってみれば、自作小説が受賞したり、優秀作品に残ったり、公募賞の選考入りしたり。母校の文集にも寄稿したりと、けっこう有意義な1年でもありました。
このブログから得た知見も、本当に大きかったです。
なんのかんの言って1年、ブログ運営を続けてみてよかった。
このブログを応援して下さったみなさん、本当にありがとうございました!

来年は、明るく楽しい年になりますように。
どうかみなさんもお健やかに、新しい年をお迎え下さい。

それでは、また。
ごきげんよう

小説を書くための、基本のン③(終)

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

前々回、前回から引き続き、小説作法のお話↓。
現在、小説投稿サイトに籍を置いて活動していますが、これから小説を書く人たちに、ためになるかもしれない情報やらなんやらを、まとめておこうと思いたち、ちょっとだけ、はてなブログに戻って来ました。

ちなみに私が今、投稿サイト上に出している作品の実績は、

【エブリスタ内】
『ラダールの花薬師』エブリスタ次に読みたいファンタジーコンテスト【恋愛ファンタジー】入賞
『船上のスピカ』超・妄想コンテスト「星降る夜に」優秀作品選出
『宇宙に浮かぶエリュシオン』エブリスタ新作セレクション(2019年12月26日号)に掲載・SF最高5位 ※なお、この作品は十代のころ書いた同題作品を1から書き直した長編ですが、最初に書いた中編のほうは集英社コバルトノベル大賞予選通過
『小夜恋歌』集英社短編小説新人賞「もう一歩」選出(リライト版)

魔法のiらんど内】
『緑の魔女と天宮の将』魔法のiらんど小説大賞 中間審査通過

こんな感じ。
なお紙原稿で出版社に投稿して予選入りした作品たちはこの中に入れてません。
もうまったくの初心者じゃないけど、かといってセミプロです、と名乗るにはまだなんかイマイチな実力だよなぁ、という立ち位置の者です(毎回、自己紹介するのもな-、って思うんですが一応ちょっと説得力上がるかなと書いときました)

基本のキ①では以下の内容について書きました。↓ 

  • 小説を読むほうから、書くほうになってみたい!
  • 書き方を学んでみる
    • 無料サイト
    • ハウツー本
  • 実際に書いてみる 

    yukiusagi-home.hatenablog.com

基本のホ②では以下の内容について書きました。↓

  • 物語とは、終わらないと始まらない
  • 初級のうちは、短編がオススメ
  • 投稿サイトの罠?

    yukiusagi-home.hatenablog.com

で、前回「公募賞の短編部門に応募しよう」「とにかく数をこなそう」「上達したら、受賞をめざそう」って話までを書きました。
今回は、この続きです。

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 短編賞に投稿して受賞をめざす。その意義とは

公募賞の募集要項を見ていると、「賞金300万円! 受賞作品は必ず書籍化!」とかいうキラキラな賞がありますよね。ただし、これは長編小説むけの募集です。短編に数百万の賞金ってまず、ないです。
現在、だいたい短編の賞金額は大賞で10万~30万くらい、投稿サイトのコンテストだと3万くらいが相場(安い)。

でもここで「えー、原稿用紙何十枚でたった数万~? じゃ、やっぱり長編の公募賞を狙おうかな。だって賞金額が大きいじゃん」って初級の人は思わないほうがいい

だって。知ってますか、長編に応募してくるワナビさんたちって、歴戦の猛者ですよ。
もう何年も投稿サイトで人気連載作品を上げていたり、他社さんの長編公募賞の最終選考に何度も入っていたり、なんなら昔、出版経験のある作家さんだって応募してるって話です。
基本のレベルがちがうんです、短編と長編って。

そして公募賞を主催している出版社さんや投稿サイトさん側の思惑も、短編と長編はちがっている。
短編賞は「新人のみ」募集だったりと、とにかく新しい人材発掘のために設けているところが多いです。
対して長編賞は「今すぐ我が社で売れる本が書ける玄人」さんを募集するためのものです。

あ、いいんですよ、いきなり長編が書けちゃって、「いや、これはすごい傑作だから、どうしても長編賞に出したいんだよ!」って方は。
書けるってことは、すでに中級レベルにいるのかもしれず、だとすれば猛者を押しのけて受賞できるかもしれない。その可能性は0じゃない。

でも「なんの実績もないし、公募賞とか応募したことない、全然わからない~」って人は、欲を出さずにまず短編賞の受賞をめざしたしたほうがいいです。そのほうが無難なので。

そして一口で短編の公募賞って言っても、色々あります。
たとえば以前、私がよく応募していたのは、集英社の短編小説新人賞。

cobalt.shueisha.co.jp

こちらは集英社が新人さんを発掘するための賞で、受賞すると担当さんがついて長編賞へのアドバイスがもらえるとか、もらえないとかいう(私はもう一歩には入ったことありますが、ここの受賞歴がないので、真偽のほどは不明です)。

たぶん週間少年ジャンプの漫画の新人賞も、そうやって新人さんを発掘して育ててもうちょい上の賞を取ってデビュー、みたいな方式だったかと思うので、集英社さんは全般そういうやり方なのかな、と理解しています。
大賞は20万円。短編賞にしては高額なほうなのかな。

最近では投稿サイト「エブリスタ」で活動しているので、そちらで公募している賞に気軽に応募してみています。
一番多いのが「三行から参加できる 超・妄想コンテスト」ですかね。
この間、私が優秀作品に選ばれたのもこのコンテストでした↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com

この賞はエブリスタさんの「5分で読めるシリーズ」本に載せるネタ探しのための賞でもあるので、受賞したら、自作が本に載るかもしれない? ちょっと夢があっていいな~、なんて思ったり。
賞金は大賞で3万円だし、印税もみんなで分割するんだろうから、お金稼ぎ的には、あんまり儲からないかもしれないけど。
逆に言うと、5分シリーズで欲しくない話は落とされるんだろうな、と推察しています。

他にもエブリスタさんは、他の投稿サイトと比してコンテストや公募賞が多めな印象で、いつもなにがしか募集がかかっています。
ファンタジー限定だったり、ホラー限定だったりもあって、私が受賞したのもファンタジー限定の賞でした↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com

私はこんなに世の中がファンタジー全盛になる以前、まだ学園モノが主流で流行っていた時代から、ずっとファンタジー書いてた人で。
お題が得意なモノだと必然的に書きやすいので、こちらにも応募してみたのですが。
各々、得意分野の公募に応募してみるのもいいのかな、なんて思います。

でね。出版社さん側にもいろいろと思惑があって公募をかけているかと思いますけれども、応募する側も、受賞したり予選に残れば、実績としてこれをプロフィール欄に書ける。
どうもこういう執筆経歴は公募賞へ応募した際、一応チェックされているようで。
なので受賞歴あるかないかが、次の賞への道へ影響してくると、言えなくもないかなと。。。あと今は知りませんが、昔は若者枠ってのがあって、18才まではゲタ履かせてもらえたって話もある(久美さおりさんのハウツー本に書いてあった)。

という理由もあり、自分が超人作家ではなく一般ワナビだという自覚がある方は、猛者が大勢ひしめいている長編へチャレンジする前に、まず短編賞への応募・受賞をオススメするしだいです。

長編賞はセミプロひしめく狭き門。その後はもっと過酷?

三浦しをんさんも、基本のキ①で紹介した以下の本でおっしゃっていますが(詳しく知りたい方は読了してみて下さい)↓、 

マナーはいらない 小説の書きかた講座

マナーはいらない 小説の書きかた講座

 

短編を何本と書き慣れると、原稿用紙の枚数感覚がついてきます。
なので短編賞をクリアするころには、もう枚数の尺にあったストーリーを思いつけるようになっているはず。

この「原稿〇〇枚でだいたい登場人物〇人の、イベント〇回くらい」的感覚をマスターできていれば、そろそろ長編小説の公募へ投稿してみようかなー、受賞を狙いたいなー、という段階かと思われます。こうなりましたら、もうあとはひたすら書くしかないです、「売れる小説」を。

というのも長編の公募賞が求めているのは「商品として本屋に出して、即売れる物語」。
だけど正直、私には、なにが売れる小説なのかは、全然わかんないです。
しかも周りにいる人たちは、みんな上手い人たちばっかり。

ぎゃー、もう全然、自分の作品の通る気がしない!
みんなカッコいいなぁ、うまいなぁ、努力してんなぁ、センスあるなー。
猛烈に凹んだり、ビビったり、地に這いつくばったりしますけれども、ここでやめたらおしまいなので、恥を忍んで投稿する。
あとは短編と同じルーティンワークのくり返しです。

こうして「いつかきっと」「wanna be」って諦めずに書いていると、ある日誰かがこの世界の片隅にいる私を見出してくれるかもしれない――。

ま、ぶっちゃけ冷静に引いて鑑みるに、夢なんですけどね。シンデレラドリーム。
宝くじ買うよりは、自分で夢をつかみ取りにいっているぶん、能動的な夢かな。

東大入学するより、はるかに難関な倍率を勝ち抜いて、ようやく長編小説賞を受賞しました。自作が本になって出版されました-、となったとする。

でもその後は、どうやらもっと過酷なイバラ道のようです(詳細は下記記事参照)↓。

readingmonkey.blog.fc2.com

いや、よく噂では聞いてましたよ、昔より作家業は飽和状態で、専業では食べていけないし、本になったとして1冊で消える作家さんのなんと多いことか、と。
でもこれが数値になってみると、「ああ~」過酷だなーと。
もう、この一言につきる(苦笑)。

そして出版業界においては、作家が働いたことと報酬はほぼ無関係であると。作家がもらうべき対価は印税じゃなく本来は原稿料が基本であるべきだが、これは現在システムとして回っていないと(詳細は下記記事参照)↓。
saitohha.wixsite.com
やっぱりこういう数値や話を見ちゃうと、小説家になってお金を稼ごう、みたいなノリで書き始めちゃ危険だな~と思います。
お金が欲しいなら、普通に勉強して学校行って会社に就職して、毎月定収入もらうほうが絶対、精神衛生的に楽だろうなあ。

それでも、書く。だって書きたいから

だけど、私もそうですけど、それでも10年20年と続けてる人は書き続けていて、やめる気持ちもさらさらなくて。
それってやっぱり根源は情熱、パッションなのかな。
やめる理由がない、やめたくもならない、他にこれ以上、人生楽しく充実すると思えるモノがない、だから続けている
そんな感じでしょうか。

またまたハイキュー(バレーボール漫画)の話を持ち出してしまってなんですが、主人公の所属するチームに、ひどく冷静なミドルブロッカーがいまして(月島蛍くん)。
高校バレーなんて、たかが部活なのに、どうしてみんなそんなに熱くなれるんですか」的なことを全国5本指に入るアタッカー(木兎光太郎くん)に質問する場面があるんですけれども、その時、木兎くんが放った台詞が、これ↓。

その一本で『俺の時代キタ!』くらいの気分だったね!!
―――その”瞬間”が有るか、無いかだ
将来がどうだとか次の試合で勝てるかどうかとか 一先ずどうでもいい
目の前の奴ブッ潰すことと自分の力が120%発揮された時の快感が全て
もしもその瞬間がきたら それがお前がバレーにハマる瞬間だ

f:id:yukiusagi-home:20201103013102p:plain

https://haikyu.jp/chara/fukurodani/4.html より画像引用

(ハイキュー・木兎光太郎)

 そうそう。小説書きも、報酬とか肩書きとか、ひとまずどうでもいいのよね。
目の前にある物語を完璧に書き上げることと、自分の力がマックス発揮された時の快感が全て。
この瞬間があるから、やっぱり書くことはやめられないヘイヘイヘーイ!

私の場合、勤めていたときは、仕事が忙しくてまるきり執筆は休業状態でした。
そして今は専業主婦の傍ら、夜な夜な執筆しているわけですが、当然ながら本業は主婦業なので、まず本業を全部きっちりやりきった後、残った時間内でしか活動できない。
限られた時間内でやっているので、分量を書くにも限度があるし、成長もそれに比して遅々としているわけです。

だけど長い間やっていると思うのです、こうやって書いていられること自体が幸せなんだよなぁって。
就職とか、結婚とか育児とか介護とか、自分が病気になるとか、事故に巻きこまれるとか。
事情は色々あると思いますが、実生活が手一杯になったらもうきっと、書きたくたって書き続けていられない。事実一回、私は離脱してるし。

でも次にそうなった時「あの時もっと一生懸命やればよかった」って後悔だけはしたくない。
だから、やっぱりつど100%でやりきっておきたいなと――。

たぶん私が投稿サイト等でお見かけするワナビさんたちって、私より基本、お若い方達だったり短い期間で活動されているので。
一喜一憂されている話を読むにつけ、うんうん、ああでも、いやいや、そんな3年5年じゃ結果出ないよ結果を出してる人はものすごく短期間で量を書いている人だよたぶん、焦らずやりましょうよとつい、言いたくなりまして。だってホラ私をみてごらんなさいよ!まだやってるよワナビ。甘くてほろ苦くて、楽しいっす。

大丈夫。たとえ落選しても、書いたら書いたぶんだけ、無駄になってない。
悩んで書き上げて考えたこと全部、経験値として身になってるから。
絶対、次につながってるから。
お互いに、がんばりましょうね。と、ようは、これが言いたかった。

つらつら書きましたが、私の積み重ねてきたことが、悩める方たちのなにかご参考になれば幸いです!

さて、ここまで書いて満足したので今、書きかけている原稿のほうに戻りまーす。お付き合い頂き、ありがとうございました。
またそのうち、近況報告しにくると思いますので、よろしくお願いします☆

それでは、また。
ごきげんよう

小説を書くための、基本のホ②

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。
前回から引き続き、小説作法のお話。

現在、小説投稿サイトに籍を置いて活動していますが、これから小説を書く人たちに、ためになるかもしれない情報やらなんやらを、まとめておこうと思いたち、ちょっとだけ、はてなブログに戻って来ました。

ちなみに私が今、投稿サイト上に出している作品の実績は、

【エブリスタ内】
『ラダールの花薬師』エブリスタ次に読みたいファンタジーコンテスト【恋愛ファンタジー】入賞
『船上のスピカ』超・妄想コンテスト「星降る夜に」優秀作品選出
『宇宙に浮かぶエリュシオン』エブリスタ新作セレクション(2019年12月26日号)に掲載・SF最高5位 ※なお、この作品は十代のころ書いた同題作品を1から書き直した長編ですが、最初に書いた中編のほうは集英社コバルトノベル大賞予選通過
『小夜恋歌』集英社短編小説新人賞「もう一歩」選出(リライト版)

魔法のiらんど内】
『緑の魔女と天宮の将』魔法のiらんど小説大賞 中間審査通過

こんな感じ。
もうまったくの初心者じゃないけど、かといってセミプロです、と名乗るにはまだなんかイマイチな実力だよなぁ、という立ち位置の者です(引き続き読まれている方は、また自己紹介入れちゃってスミマセン)。

で、前回は以下の内容について書きました。↓

  • 小説を読むほうから、書くほうになってみたい!
  • 書き方を学んでみる
    • 無料サイト
    • ハウツー本
  • 実際に書いてみる 

    yukiusagi-home.hatenablog.com

今回は、この続きです。
前回記事の最後に、こんなことを書きました。

小説を書いていて、一番良くないというか、時間と労力が無駄になって、技術が進歩しないのって、「最後まで書き上げられない」ことだと思うんです。

そんな中で感じたのは、

・物語とは、終わらせないと始まらない。
・「1作書いた」とカウントできるのは完結した作品だけ。
・分量書かないと、わからないことがある。

ということ。

よく投稿サイトでお見かけするつぶやきに、「最後まで書き上げられない」っていうお悩みがありまして。  

ああ、私も小説を書き始めた初期のころ、よく思いつきで物語を始めたはいいけれど、どうにも最後までたどりつけずに書きっぱなし、投げっぱなし、なんてことがあったなぁ。

だからこのお気持ちは非常によくわかる。
わかるんだけれども。

あえて言おう、その苦しみを乗り越えて、ぜったいにエンドマークつけたほうがいいですよと――。

物語とは、終わらないと始まらない

そもそも「物語が終わらない」のは「書き始めの時点で、終わりを考える前に書き始めてしまった」ことが原因なんじゃないかな。少なくとも私の場合はそうでした。

でも物語って、始まって、はらはらどきどき展開して、最後に余韻を残して終わるものですよね。
たしかに、ちまたにも、途中でぶん投げられたまんま、数十年経過してるプロ作家さんのお話ってあったりしますけれども、「ああいうのアリじゃん」って思っちゃいけないというか。

だって全部味わってみないと、その作品がどういうモノだったかなんて評価できないでしょ。序盤だけおもしろくても、最後納得いかなくて、なんてこともあるわけだし。

それに私は物語に出てくる登場人物って、最初に抱えていた悩みなり問題を、最後にその人物なりに解決しなきゃならん、と思っていて。

よく小説ハウツーや出版社の編集部さん記事からも「登場人物が物語内で成長する話」を書きましょう、って話が出てくるんですけど、小説を書ききらない=登場人物の人生にも決着がつかないままになってしまう

だから、書く。
とにかく書き始めたなら最後まで書ききる。

そうすると、なんか自分の中でも一つの人生をやりきった感(大げさ)みたいな、区切りができるっていうか。

この区切りがとても大事で、ここをやりきったことにより、次回作は次のステージから始めることができるんです。

でも、もし書いていた話を途中で放り投げた場合、次回作も同じステージの最初からやりなおしになってしまう。

だから書いている側にとってみても、登場人物のためだけじゃなく、我が身のためにエンドマークをつけたほうがいいのです。

「1作書いた」とカウントできるのは完結した作品だけ。面白い話を思いついたら、即日書き始めたくなる気持ちはすごくわかるのですが、そこはぐっと我慢して、冷静に。

基本に忠実に、まずはプロットを練りましょう。私のイメージ的に、プロットは旅行のスケジュール表です。いつ、どこで、誰と何を見たか。どんなイベントに参加するのか。最終日の最後になにをするかまで、紙にまとめます。全部、企画し終えましたか? 忘れ物はないですか? OKなら、さあ、旅に出かけましょう(書き始めましょう)!
迷ったらスケジュール表を見て、その通りに行動するのを(書くのを)お忘れなく

初級のうちは、短編がオススメ

というわけで、小説を書き始めほやほやのころは、なるべく短編を数多く書いたほうが効率よくステップアップしてゆけると思います。

長編は、言うなれば短編の連作です。
すごくざっくりですけど、原稿30枚の短編を10書けば300枚の長編になるわけなので、最初に短編を書ききってしまう技術さえ培ってしまえば、「途中までしか書けない」「終わらない」ってことは格段に減ってくるはず。

そして投稿サイトなどで発表する場合、まだ書ききってないうちから、手持ち原稿を公開するのは、私はあんまりオススメしません

書いたらすぐ誰かに見せたい!
反応をもらいたい!

その気持ちも、非常によくわかる、わかるのですが。
これをやると、全部書ききったあとに「やっぱり序盤の展開や台詞、変えたいかも~」ってなった場合、もう読者さんは最初を読んでしまっているので、書き直すのが大変というか、書き直し難くないですか

私はもともと紙原稿出身で、即日公開とかできる環境になかった時代からのワナビなので、全部書ききるまで手持ちにすることは全然苦じゃないというか、そのほうがむしろ気持ち的に「読者さまをうらぎってない」気がして楽。

とにかく物語というものは、
最初から終わりまで書いて、つなげて読んでみて、誤字脱字を直して、しばらく日を置いて寝かせて、それからまた再読して、おかしな箇所を書き直す。

これ、いわゆる推敲ですけれども(笑)。

私の場合、この推敲はものすごく時間がかかるというか、物語を書く時間と同等かそれ以上に推敲時間が長いというか――。
デコレーションケーキのデコ具合を、ひたすらチェックしているのと同じような感覚でしょうか。

そうやって、ようやく納得できたものを、いったん全部投稿サイトに上げて、それを一日で読みやすい分量に割って、公開日時設定機能を使って、小出しに公開していく

なので短編1本が公開されている間に、本人はもう次を書き始めているので、現在公開中の小説に関してはPV数やら読者様の反応にも、そんなに過敏になることはないです。

投稿サイトの罠?

これってはてなブログでも言えるお話なんじゃないかと、思うのですが。

自分の書いたモノをネット公開すると、どうしても読者様の反応が気になってしまいませんか?

それでPV数に一喜一憂したり、ランキングやブクマに過敏になったり。
記事を充実させることや文章を書くことそのものより、互助会みたいな活動に時間や労力を割くようになりがちじゃないでしょうか。

でも「他人からどう見えるか」ばかりに気をつかっていると、その間は「自分の文章を研鑽する」ことはできていないので、結局、自分の実力は底上げできていないことになります。

もしも「小説を書いて、同じ趣味の人たちと楽しく語らいたい」のが目的なら、そもそも物語を書き上げることも、自分の実力をつけようと努力する必要も、ないのかもしれませんけれども。

私はとにかく「今よりもっといいモノが書きたい」「少しでも読んで下さる人の心に響くモノが書きたい」「先に進んでいる実感がほしい」っていう気持ちが強いんですよね。

こういう人にうってつけなのが、投稿サイト各社さんが開催している公募賞、コンテストに応募してみることです。

まずは、応募規定を読んで、募集にそった短編を書く。

そうしたらそれをコンテストに提出する。

最初のころは箸にも棒にもかからず、かもしれません。
でもそこで諦めず、落ちたなら必ず受賞した作品と、編集部さんのコメントを読む
そして、自分の作品に足りなかったところをふりかえってみる。

反省が済んだら、あまり落ちこんだりせず、間を空けずに淡々と次を書く。応募する。結果を見てさらに対策を練る。
って言っても、まあね、普通は落ちたらがっかりしますよ、人間だもの。
だけど一回二回でがっかりしすぎない。ここ重要。
だって落ちた理由は、自分の実力がなかった以外にも様々あるでしょ。
他の応募者のレベルが全体的に高い回だったとか。主催者側が欲しい話じゃなかったとか。

このくり返しを途中で諦めずに延々やっていると、だんだん公募賞にひっかかるようになってきます。

そうすると、編集さんたちプロの視点からみたコメントも、もらえるようになります。
これはまず数をこなさないと、至れないステージかなと思う。
なので「小説を書く」って本質以外のことに、あまり力を傾注している場合じゃないというか。
とにかく分量をこなさないと、わからないことがある

唐突ですが、みなさん「ハイキュー」って漫画&アニメ、ご存じでしょうか?

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https://haikyu.jp/ (公式サイトより引用)

私、学生時代はバレーボールをやっていたので、「ハイキュー」大好きなんですけど。
このアニメTO THE TOPの二話目に、こんなセリフが出てくるんですよね。

「『遠きに行くには、かならず近きよりす』。なにかを為すには一歩一歩順を追ってすすまねばならない」(武田一鉄)

「球拾い、なめんなよ」(烏養繋心)

「探せ 考えろ いつもと同じ目線じゃダメだ 同じ考え方じゃダメだ ここでしかできないことが なにか…… 探せ!」(日向翔陽)

ハイキュー TO THE TOPより

そうなんだよなぁ。これホント小説書きにもあてはまる。
球拾いとは、小説書きで言うならプロット作成とか、書く前段階の基礎でしょうか。
とにかく寄り道せずに書け、そして考えろ! 一歩づつ進め、うまくなりたいなら!←ハイキュー風
なんでもそうですけど、簡単で楽ちんな近道なんてないですよね。 

あと、うまくなるためには、プロの視点からみたコメントがけっこう大事というか。

読者さまから頂く感想も、非常に参考にはなるのですけれども。
でも読者さまはあくまでプロではないので、技術的な視点からのアドバイスというよりは作品に対する反応かと思います。

プロからの指摘は直球でぐさぐさ辛辣な場合も多いのですが、言われてみると自分に足りないことが明確になったりして、次に何を直すべきなのか、対策をたてやすくなるんですよね。

で、ここまできたら次はどうするのか? というと。

そう、短編で受賞をめざします! この話は長くなるので、③をご覧下さい↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com


それでは、また。
ごきげんよう

小説を書くための、基本のキ①

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

えーと(久しぶりにブログ記事書くので緊張する 汗)私は、このはてなブログを1年継続した後、現在は小説投稿サイトで主に活動しています。

ブログを始めた経緯と、自主卒業したした話は以下にまとめてありますので、ご興味のある方はご覧頂くとしまして、↓

yukiusagi-home.hatenablog.com

今日は、これから小説を書く人たちに、ためになるかもしれない情報やらなんやらを、まとめておこうと思います。

というのも私が投稿サイトデビューしてから、周りのワナビの人たちが昔、自分が悩んでいたりつまづいていたようなところで、同じようにひっかかっていたりで。

「あっ、それはね、こういう通説があるんだよ」「ここに情報あるよ~」等等と言いたくなることが多かったんですけど、なにせ私はあまり積極的に多数と交流するのが、得意じゃない。

で、こちらに書きにきたという(ここを見てくれる人がどれくらいいるか、わからないけど 汗)。

一応「自分は全然、小説書かないよ!」って方にも「へー、こんな世界があるんだね~」って思えるような内容を書こうと思いますので、どうぞご覧くださいませ。

ちなみに私が今、投稿サイト上に出している作品の実績は、

【エブリスタ内】
『ラダールの花薬師』エブリスタ次に読みたいファンタジーコンテスト【恋愛ファンタジー】入賞
『船上のスピカ』超・妄想コンテスト「星降る夜に」優秀作品選出
『宇宙に浮かぶエリュシオン』エブリスタ新作セレクション(2019年12月26日号)に掲載・SF最高5位 ※なお、この作品は十代のころ書いた同題作品を1から書き直した長編ですが、最初に書いた中編のほうは集英社コバルトノベル大賞予選通過
『小夜恋歌』集英社短編小説新人賞「もう一歩」選出(リライト版)

魔法のiらんど内】
『緑の魔女と天宮の将』魔法のiらんど小説大賞 中間審査通過

こんな感じ。
もうまったくの初心者じゃないけど、かといってセミプロです、と名乗るにはまだなんかイマイチな実力だよなぁ、という立ち位置の者です(自己紹介)。

小説を読むほうから、書くほうになってみたい!

こう思った経験、ありませんか。
「作文なら、学校で書き方を習ったけど……」
「論文なら」「ブログ記事なら」「エッセイなら」「情報記事なら」

でも残念ながら小説って、こういう文章とはちがう技能を習得しないと書けないんですよね。
たぶん逆なら可能なんですよ。プロの作家さんなら、論文もエッセイも専門記事もスラスラ書ける(と思う)。
だけど、英語話せてもドイツ語は話せないように、小説を書きたい場合は書く方法をお勉強しないと普通は無理です(超人はのぞく)。


じゃあ、どうすればいいのか。
方法は何通りかあります。

・専門学校に通う
・通信講座を受講する
・参考書を読む
・専門サイトを読む
・才能とセンスがあるため、我流で書ける(うらやましい!)

だいたいこんなところかな。
ちなみに私は、通信講座、参考書、専門サイトは経験済です。

このうち超人レベルの方達はおいておいて(笑)、小説を書いてみたい一般人は、まずハウツー本やらサイトを検索したらいいんじゃないかと思います。
で、これだけじゃ足りないなーと思ったら、専門学校や通信講座の受講を検討してみる。
他のお勉強の仕方と、基本は同じかも。

書き方を学んでみる

「小説の書き方なんて、全然、わかんなーい」

そんな人にオススメな無料サイトがこちら。

無料サイト

まず1つめ。「monokaki」

monokaki.ink

ここは現在、私が所属している投稿サイト「エブリスタ」さん所轄の「小説書きさん専門サイト」です。
このサイト、立ち上がってまだ1年たってないと思います。
以前から同種の情報は上げていらしたんですけどね。まとまって見やすくなりました

でね、だいたい知りたいことって、ここにほぼほぼ載ってるんですよね。
初級の人が知りたい、
「タイトルのつけかた」「キャラクターのつくりかた」「あらすじのたてかた」「一人称・三人称」「セリフって?」

みたいな話から、中級の人が知りたい、
「出版社が欲しい作家像」「公募小説の傾向と対策」「今年度のWeb公募小説賞一覧」「新人作家インタビュー」等等まで。

同種の情報って、いろんなところにあるんですけど、ここが今のところ私は一番まとまっていて見やすいな-、いいサイトだなぁって思っています。
創作に疲れると、ここへ行って勇気をもらって帰ってくるかんじ(笑)。

つぎ、2つめ。公募ガイドonline」

www.koubo.co.jp

ここは最近見つけたサイトで、小説だけじゃなく公募全般載っているサイトなんですけど、特にこの「受賞する小説の条件」ってバックナンバーが良かったです。

主にエンターテイメント小説に焦点を置いて書いてありました。
内容は初級者むけではなく中級者以上むけ。
というのも、公募賞に自作を投稿して、予選に入り始めると、次は頂点を……ってなるわけなんですけど、ここがホントに難しいんですよね。

ナツイチ小説大賞を受賞した冨森駿さんのインタビュー記事↓によると、冨森さんは受賞まで9年かかったそうです。

monokaki.ink

ちなみに私はブランクもあるしで、もっと年数行ってます(苦笑)。
9年か。そういえば以前「私は10年やってるのに日の目をみない」って嘆いてたワナビさんがいたなぁ。うん、10年も長いけど、でも短いよね(苦笑)。
とにかく、この記事はかなり共感しました。

「予選には入るけど受賞できない」くらいのレベルの人むけハウツーも、じつはもうちょっと欲しい。でも、たぶんこのレベルになると個人差が大きくてカスタマイズがむずかしいので、ハウツーは書きにくいのかな。それで新人作家の「私はこうしてきた」って話が多いのかな、これ読んで参考にしてみてねってことかな、と。

ハウツー本

で、こういった話をまとめている本も、多数出版されているのですが。いわゆる参考書的な。
私は参考書は、やっぱり実績を出されているプロ作家さんの本が信頼性も説得力もあるし、好きです。
オススメを二冊、あげておきますね。

まず1冊目。 「マナーはいらない 小説の書き方講座」 

マナーはいらない 小説の書きかた講座

マナーはいらない 小説の書きかた講座

 

 こちら、三浦しをんさんの本。

2020年11月5日発売です(今たぶん一番新しい!!)。
こちらの本の内容は以前、集英社コバルトサイトの小説作法講座に掲載されていたもので、私は何年も愛読していました。
参考になる話はつどコピーしてファイルして、蛍光線ひいたり書き込みしてたくらい。
ただ最近、ここのサイトでは私が「具体的で非常にいい!」って思ってた話は全部閲覧禁止になっちゃってるんですよね、、、本になったからなんだろうけど。

つぎ、2冊目。 「書きあぐねている人のための小説入門」

こちらは保坂さんの本。
初心者というより、ある程度、小説を書いて投稿した経験のある中級者むけです。
そしてエンターテイメント小説というより純文よりな小説視点で書かれた本だと思いますけど、私はこちらも蛍光線たくさん引いて、何度も読んでます。

あと私の十代からずーっとバイブルにしている、久美さおりさん著の小説ハウツー本があるんですけど、

こちらは残念ながら内容が古くなってしまっているので、ちょっと今の時代にそぐわない部分も出てきちゃってるかなぁ。。。

以前、一度だけ小説の書き方について、ここの読者さまから問い合わせを受けて書いた記事の中に紹介しました↑。ご興味のある方はご参照を。
ただ、私の所有する久美さおりさん本はもうボロボロもいいところですが、カバーかけて大事に読んでます。私の中では久美さん本が原点です!

実際に書いてみる 

一通り、お作法がわかったら、まずは基本どおりにやってみます。

・ネタ帳を作って話を練る
・プロットを作る
・原稿を書きあげる
・推敲する

……今めっちゃ、はしょりましたが、ここを詳しく書くと本1冊2冊になるので。
ガチでこれから書こうとされてる方は、上記に上げたサイトや参考書を読んでみて下さいね。

ちなみにワナビの人達が投稿サイト上で、「私はネタ帳は作らない」「プロットは書かない」「最後まで物語を構想しないで書き始める」等等、意見をたくさん交わしていらっしゃるのを目撃しました。

しかし私は、全部ちゃんとやる派です。
なぜなら、そうしないと過去に、途中で行き詰まったり、自爆したり、迷走したりしたからです。

やっぱり最初は、全部、教科書通りにやってみたほうがいいんじゃないかなぁ。と思うのです。そのうち量をこなして、こなれてきたらはしょってもいいけど。
こういうの、お料理やお菓子作りと一緒で、まだあんまり料理してないころ、適当にやると適当なものしかできない、そういうのに酷似してる。

小説を書いていて、一番良くないというか、時間と労力が無駄になって、技術が進歩しないのって、「最後まで書き上げられない」ことだと思うんです。

私、分量的にはPCになってから短編長編合わせて約30作くらい書いていて、原稿用紙400枚くらいの長編も10作くらい書いたのかな(手書きとワープロ時代の作品は除く)。

そんな中で感じたのは、

・物語とは、終わらせないと始まらない。
・「1作書いた」とカウントできるのは完結した作品だけ。
・分量書かないと、わからないことがある。

ということ。

この話については、長くなりそうなので、また次回にしたいと思います。基本のホ②に続く↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com

それでは、また。
ごきげんよう

【祝・報告】自作小説が、魔法のiらんど「小説大賞」中間審査を通過しました♪

みなさん、お元気ですか?
ご無沙汰しています、ゆきうさぎです。

この前、ブログ記事書いたのが9月上旬でした。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、あいかわらずブログ卒業後は小説を書いてます。

で、前の記事で、わたくしこんな事を書きました。↓ まだ覚えているかた、いらっしゃるかな。

えー、最後に近況ですが(というほど、まだ前回更新から間が空いてなかったけど)。
ただいま別の公募賞の〆切が迫っていて、あいかわらず夜な夜な、絶賛物書き中です。
今回のは長編で。たぶん原稿用紙400枚くらいの量を投稿するつもり。

正直、公募を見つけたのが遅すぎて、間に合うかわからない、ギリギリのところにいるんですけどね……、間に合わなかったら別なのに出そうかな。
とにかく今日の選出で浮ついたりせず、粛々とまた、原稿書こうと思います!

この時、書いていたのが以下の公募賞に出す原稿でした↓。

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https://maho.jp/special/entry/mahoaward/

こちら今年度リニューアルされた魔法のiらんど」さんの第一回「小説&コミック大賞」になります。

これね、私が小説書きばっかりやってるのをよぉくご存じなグーグル先生が(笑)、9月某日、自動広告でこの小説賞を掲示してくれたんですよねー。

で、これを見た私、

「んん? なんじゃこりゃー?!」

ってすぐ食いつきまして(笑)。

だって私のお得意なファンタジー出してよいと。しかも長編で。
で、だいたいファンタジーというと、最近はどうも男性向けの「最強転生勇者」等等が流行りみたいなんですが、私が書くファンタジーは女性向けで恋愛系なんですよね(戦いも入りますが)。

だから、だいたいファンタジー系の公募賞に出したくても、カテエラ(カテゴリーエラー)だなって一見してわかるモノが多くて、なかなか投稿できない。

でもどうやら、この公募賞とサイトさんは、出してもいいって言ってくれてるようだ!
しかもお祭り第一回目なんて、なんか嬉しい! 楽しそう!

というわけで、ここから睡眠時間削って受験生ばりに大変な投稿生活が始まりまして。
トイレ行く時間も惜しんで原稿書いて、当日ギリギリすべりこみセーフだったんですけど、どうにか投稿終了。
ちなみに↓書いた作品はこちら。

maho.jp


この結果発表が10月30日ということで、さてどんなものか、楽しみにしていたのですが――。

結果、中間審査を通過しました!

f:id:yukiusagi-home:20201030232511p:plain

https://maho.jp/special/entry/mahoaward/qualifiers/

(注:今回はペンネーム、「ゆきうさぎ」ではなく「佐藤うさぎ」で出してます)

で、この結果の詳細を編集部さんが告知して下さっている特設ページがありました。

f:id:yukiusagi-home:20201030232904p:plain

https://maho.jp/info/entry/award-report20201030


どうやらここを参照すると、ファンタジー部門は、総数の約半分が落とされた感じ。1/2になったのかな。
ここからさらに最終選考をへて結果が出るわけで、とりあえず最初の関門は突破できたのかな。

正直、今出していたモノの中で、これが一番期待していたので、通過してホントうれしかったです。というか原稿用紙400枚超がなんのコメントもなくしょっぱなで落ちると、がんばった労力と時間が長い分、ダメージも大きいんですよね。せめて、どこがダメだったのかくらいは知りたくなるというか。。。

とにかく今回、通過したということは、箸にも棒にもかからないわけじゃなく、そこそこ我が作品はサイトの編集部さんから見て価値があったんだ、とわかったので、そこは非常に安堵しました。選んで頂いて、ありがとうございました!←と、ここでお礼を言う(笑)。

じつはブログ卒業してから小説一本にしてみて、そこで色々と感じたり学んだりしたこともあり。
そういうの、はてなブログにまとめておきたいなとも思っていたんですけど、なかなか難しいですね、いったんブログ離れると。。。

とにかく次になにかブログ記事書く時は、「まず公募賞の結果なにか出してから」にしよー、と思っていたので。
まだ最終じゃないですけど、今日、こちらの中間に残れてよかったです♪

でもってここ数ヶ月感じてきた「小説創作雑感」をこれからちょいちょい記事にできたらいいなぁと思っているので、ご興味あるようでしたら、どうぞお付き合い下さいね。

 

それでは、また。
ごきげんよう

【祝・報告】自作小説が、エブリスタ公式コンテストにて優秀作品に選ばれました♪

みなさん、こんにちは。
今回はちょっとお久しぶりの、ゆきうさぎです。

さて本日は、嬉しいお知らせになります♪
わたくしことゆきうさぎは、この6月にブログ継続1周年を迎え、これを目処に、めでたくはてなブログを(自主)卒業しました↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com

だってやっぱり小説書きた~い!

そうして卒業後は宣言したとおり、毎日、小説書きにいそしんでおります。
でもって、このたび卒業してわりとすぐ応募した、投稿サイトの公募賞の結果が発表されました。

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https://estar.jp/official_contests/159469

応募したのは三行から参加できる 超・妄想コンテスト。お題は「星降る夜に」です。結果、残念ながら受賞はなりませんでしたが、今回は優秀作品に選出頂きました~。わー。ぱちぱち(拍手)。

ちなみに選ばれた作品はこちら。 「船上のスピカ」

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もしかしたら、覚えていらっしゃる読者様もおいでかもしれません。
この作品、じつははてなブログでも以前に記事にしてました。
ただ当時は原稿30枚の作品だったのですが、今回のコンテスト募集は上限が8000字。原稿用紙にすると約20枚。

なので、意を決して原稿改訂してのぞみました。
正直言って、30を20にするって、けっこうぎっちぎちなんですよねー。
まったく、話の骨子を、折りかねないくらいの削減量で……(汗)

でもなんとか規程範囲に収められたので、これはもう出すしかないでしょ!えい!ポチ!と、エブリスタさんに提出したしだいです。
いやー、厳しいダイエットでした。。。

ちなみに、エブリスタさんに評価頂いたのは、今回で3回目です。

最初は枠を開設して、まだ1ヶ月もたたなかった時。

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https://estar.jp/selections/287

2019年12月26日の、新作セレクションに掲載頂きました。
掲載された作品はこちら。 「宇宙に浮かぶエリュシオン」

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特集は約2週間ほどエブリスタのトップページにランダム掲示されるせいか、SF部門で最高5位をとりました。

 

で次が、次に読みたい☆ファンタジーコンテスト

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https://estar.jp/official_contests/159427

掲載された作品はこちら。 「ラダールの花薬師」

estar.jp

こちらはめでたく入賞しました☆

ちなみに、日本で初めて緊急事態宣言が発令された日の出来事でした。これ、私はもう忘れられない事件です(笑)。


でも、そもそも私がエブリスタさんに枠を取ったのって、はてなブログをやっていたおかげといいますか。
新しいことを始められたブロガーさんに触発されて「じゃあ自分も、今、自分にできるなにかを始めてみよう!」ってエブリスタさんに飛びこんだのがきっかけです。


思えば自分の枠を取ったのって、2019年の11月末。
だからまだ1年たっていないんですよね~。
約10ヶ月の間に、3回もとりあげて頂けるなんて、エブリスタさん、なんて太っ腹なんだ! 感謝してもしきれない! 本当にありがとうございます!!

ちなみにこの三作品、はてなブログでも記事にしていたものばかり(その後、賞に出すために改訂してますけど)。
だけど、はてなブログでなにかミラクルが起きることは一度もありませんでしたー。ずーっと埋まったまま、卒業しました(笑)

なので以前も書きましたけど、やっぱり小説はブログじゃなくて、小説投稿サイトに上げたほうがいいのかもしれないです。
読者様からのリアルな反応は、ブログのほうがたくさん頂きやすいんですけどね。ブクマ等で。。。

そして私は、ブログにいた時も、小説投稿サイトでも、ほぼほぼ営業活動はしておりません

理由は営業してる暇があるなら、小説書いていたいからです。

あ、仲のいい方の書かれたモノは読みにいったりしてますよ?
でもむやみにPVを狙ったり、自分のところへ誘致したりするような労力は払っていない。
そんな人でも10ヶ月で3回程度は評価していただけるってことは。
編集部さんってあくまで外見じゃなく中身そのものを見てくれているんだなぁ、と、私、今、すっごく感謝の気持ちで一杯です。
業苦手な自分としちゃ、そのほうが断然ありがたい。

実力勝負!
……なんて甘くて、苦い響きなんだ(苦笑)

えー、最後に近況ですが(というほど、まだ前回更新から間が空いてなかったけど)。
ただいま別の公募賞の〆切が迫っていて、あいかわらず夜な夜な、絶賛物書き中です。
今回のは長編で。たぶん原稿用紙400枚くらいの量を投稿するつもり。

正直、公募を見つけたのが遅すぎて、間に合うかわからない、ギリギリのところにいるんですけどね……、間に合わなかったら別なのに出そうかな。
とにかく今日の選出で浮ついたりせず、粛々とまた、原稿書こうと思います!

あ、もしご興味があるようでしたら、上記の作品も、どうぞ読んでみて下さいね☆

それでは、また。
ごきげんよう。 

9月ですね~! お久しぶりの、近況報告・2

みなさん、こんにちは。お元気でしたかー?
ゆきうさぎです。

前回の近況報告から、また、1ヶ月以上たちました~。↓

この間は、子供達の短い夏休みが入って、毎日慌ただしくすごしたり、小説を書いたり、裁縫したりと、いろいろ~、してました。

小説の執筆

まず、ピュアラブ小説大賞応募用の長編を、めでたく書き終わりました!
題名は「牡羊座ラプソディ」。

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このお話は「純愛」「キスまで」「小学校低学年~中学生むけ」で「主人公の成長する姿を描く」「とにかくキュンキュンしたストーリーで」等等、しばりがけっこうありまして。

なので文体や内容は、いつもより気を遣って、考えながら書いた作品です。

しかも私、正直言って現代の学園の恋愛って苦手分野で、今まで一度も書いたことがなくて。。
読むのは好きなんですけどねー、魔法も剣も立ち回りもない。超能力も拳銃も殺人もない、で、場が持つのか? 持たないよ! みたいな(笑)

でも、いったん書いてみたら、あらら、なんだかけっこうサクサク進んでいくじゃーないですか、心配して損したなー、みたいな感じで、しっかり着地も決まって。

とりあえず指定に沿ってちゃんとやりきった(んじゃないか)!
と、今は達成感に浸っています(笑)。

ちなみに題名が牡羊座なのは、続き物で書けるかもなー、と思ったからです♪

いちおう十二星座にしておけば、十二回は書けるはずだ……(いや、そんなにネタがあるかどうかは不明だ)笑。 

そのあと、投稿サイトにある短編コンテストを2本書きました。

最初は「庭舟」。

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このお話は「一夏の思い出」でなにか書け、というお題に沿って8000字まで指定のコンテストでした。
で、ここのところずーっと感情むき出しなお話が多かったので、この庭舟はそこから一歩引いて、構成とか技巧のほうを意識しながら書いてました。

というわけで、文字も字数制限の上限8000字ちょうどで収めてみました♪

ピッタリで書き終わったからって、コンテストに有利になるとも思いませんけど。
これも小説書きの遊びっていうか、技巧の楽しみの一つでして。
けっこうやってる人は毎回意識してやってる、らしいです。

私は毎回じゃないけど、字数がつまってきたら、なんとなーくそろえてしまう性格。
貧乏性というか、原稿用紙の最後の一マスを埋める快感につい浸ってしまいたくなるんですね。「最後の最後まで無駄にしなかった~!」みたいな(笑)
ちなみに慣れるとわりと簡単。ジグソーパズルとか、ルービックキューブみたいな感覚でできます。 

で、昨日から上げ始めたのが「マスク作り、始めました」。

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こちらはお題が「〇〇、はじめました」でなんか書けっていう指定だったので、まず「マスク作り、始めました」って題名だけ思いついて、そこから8000字でストーリーを考えた形。


マスクの作り方を、ただ書いてもしかたないしなー、なんかドラマがないとつまらんよな~、と妄想しているうちに、なんとなく「専業主婦同士がいがみ合ってる感じ」なら、おもしろいかな。と。

なので、このお話は「渡る世間は鬼ばかり」みたいな(ちょっとちがうか?)、あー、いやだ、でもあるあるこういうの~、みたいなストーリーになっています(苦笑)。

こちらはまだ連載中で、来週あたり完結する予定です。

もし読んでみたい方がいたら、上2つはもう終わってるので、一気読みできまーす。よかったら見てみて下さい☆

 ミシン制作

と、なんだか宣伝みたいになってきたので、小説のお話はこれくらいにして、、

8月中はわりとミシンが稼働してたので、小説以外の作品写真を上げたいと思います♪

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息子の夏パジャマその1。

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息子の夏パジャマその2。

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娘の夏パジャマその1。その2はただ今、制作中。。。この柄の色違いです。

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マスクの山~。

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こちらも山~。

マスクは夏になって、学校へ通学している子供達が一日2枚、3枚と使うようになったので、一人あたり10枚近く所有してる気が。
でもって私は3月から総計で70枚はもう、マスク作ったような気がします←もはやカウントしてない。笑

両親や親戚以外にも、知り合いのおじいさんにあげたり、近所の男子ズにあげたり、娘の友達にあげたり~~。
たぶん今、布を切るところから最後まで、1つ30分かからないで作れるんじゃないかな。70作ると、さすがに慣れました。無我の境地てやつか?(笑)

あと夏休みの自由研究に「マスク制作」ってことで、我が家が「にわか家庭科教室」になったりも、していました! そのへんの実話も、小説その3の「マスク作り、始めました」に全部落としこんじゃいました。


子供の友達や、いとこちゃんも学校の夏休み宿題でマスク制作があったとかで、私もにわか先生になって、楽しくミシンがけしました~。

あ、あと息子の夏ズボンも作ったんだ!
が、写真を撮り忘れました。(爆)

その他

今年の夏は自主的に外出自粛していて、どこにも行かなかったです。
お庭で、水風船やおうちプールや水鉄砲で遊んだり、花火したり、すいか割りくらいしかできませんでしたけども。
まぁ小さく楽しめたかな、って感じかな♪

あいかわらず暑いですけど、みなさん、どうか夏ばてなどしないように、あとちょっと涼しくなるまで、お気をつけておすごし下さいね。

それでは、また。
ごきげんよう☆

エブリスタで新作連載始めました♪ お久しぶりの、近況報告

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みなさん、こんにちは。
お久しぶりの、ゆきうさぎです。

前回の「卒業報告」から、あっという間に1ヶ月半くらいたちました!
月日のたつのって本当に「光陰矢のごとし」ですね~。

この1ヶ月半、かなりガリガリと原稿を書いていたので、結局ほとんどはてなさんのほうに来ることあたわず、今日になってしまいました。
今週に入ってようやく新作の目処もつき、おなじみさんのブログへ久しぶりにお邪魔したりもしていましたが、みなさん、お元気でおかわりなくお過ごしでしょうか??

さて、では私がこの間なにをしていたのか。
ざっと報告します♪

母校の文集の寄稿を執筆

3月末に、我が母校の学年代表幹事さんから私に直電が入りまして、原稿執筆の依頼をお受けしました。
この〆切が6月中旬だったので、はてなブログに一区切りつけてまず、こちらの原稿を書いていました。

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原稿は無事1週間くらいで書き上がり、推敲したのち、事務局宛に送付しました☆
上記の写真は、事務局からの受領書ハガキです。
どうやら12月初旬に刊行されるみたい。

こちらの文集、本当にキラキラな経歴の方達ばかりが寄稿されているので、正直私みたいなただの一般人が、そこに名を連ねていいものやら、かなり不安ではあります……。

でも、もう書いちゃったし。提出しちゃったし。←今さらすぎ
まあこれも、よい人生経験だと思うことにします。

その後1ヶ月は猛烈に小説を執筆

寄稿を送付し終わった後からは、みなさんにも以前お話ししていた小説の新作を一気に書き始めました。ここ半年くらいブログ中心でやってきたので、「小説書きたいけど書く時間ない」フラストレーションがけっこう溜まってまして、1ヶ月で原稿用紙257枚。1日換算9枚以上。トータルで83000字くらい。

これねー。
ブログはわりと1日で8000字とか書けちゃうんですけど、小説でコンスタントに一日9枚って、相当キツイペースなんですよ。
私はだいたいいつもは、1日コンスタントに5枚ペースが基本なんですよね。
だからけっこうガリガリやった感があります。

 

実際に書いてみた

てなわけで、えいやっと1作書いてみました。

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あらすじと、登場人物はこんなかんじで。↓

あらすじ

『創立百年以上の伝統私立校、桜鳳学院高等科に通う高遠朝陽(たかとうあさひ)は、ひょんな出来事から春野七瀬(はるのななせ)が所属する児童ボランティアを手伝うことに。いつも明るく前向きな七瀬の内側にある哀しい想いを知ってしまった朝陽は、しだいに彼女に惹かれていく。けれど七瀬にひそかに好意を寄せていた朝陽の親友、結城蒼介(ゆうきそうすけ)はそれを知ると激怒してしまい――。』
ピュアで甘酸っぱい青春学園ラブストーリー。

【登場人物】
高遠朝陽:元武家の父+元公家の母を持つハイブリッド。高遠家の御曹司。
春野七瀬:「ごきげんよう」敬語を訓練中の女子部生。明るく行動的。
結城蒼介:朝陽の親友でライバル。超ハンサムなサッカー部のエース。七瀬の幼なじみ。
一條凜子:七瀬の友達。名家出のお嬢様。蒼介に想いを寄せている。

  この小説は三週間毎日エブリスタに上げると、だいたい1日あたり原稿用紙12枚くらいの換算です。
日々、推敲しながら今ちょうど1週間ちょいくらい連載し終えまして、物語としては中盤にさしかかったところ。あ、今日はちょうど告白シーンでした(笑)。

エブリスタで小説を読む方法・その他

で、もしこのゆきうさぎの小説、読んでみたいな~と思われる奇特な方がいらっしゃいましたら、上記のリンクから飛んでみてください♪
と言いますのも、この原稿は公募賞に応募するため書いたものなので、残念ながら今のところ、はてなブログに掲載する予定はありません。

ご自分の本棚に入れると、更新連絡がメール通知されます。

スターもつけられます。はてなさんとちがい、一日1回限定。
ちなみに私は他の方の小説を読んだ際に、読みましたよ~というご連絡のつもりでスター残してますが、押さなくても別に大丈夫

というのも小説投稿サイトには「読み専」と呼ばれる、いわゆる読むだけでアカウント登録もしませんよーな方達がけっこういらっしゃいます。
こちらも理解してご来訪頂いてる感じで、「わー続きを気にして読みに来て下さってるんだな、いつも、ありがと~♪」って思ってます。

なお毎日見に行くのは面倒だな~という人は8月以降に↑来訪下さいますと、新作連載完了してるはずなので一気読みが可能です♪

あと作家フォロー機能もありまして、作家さんをフォローした場合、他の新作連載が始まると、そちらもメール連絡してもらえたりします。(あ、別に私をフォローしろとかいうつもりはまったくないですよ~……汗 いちおう機能紹介)

私はというと、今のところ特定の作家さんをフォローはしてないのですが、書籍化されている作家さんの作品は何冊か本棚入りしていて、そこから時々作家さんの新作を見に行ったりしています。

エブリスタ、本当は書いている者同士ではてなブログのように交流できる機能も充実しているみたいなんですけど。
私、基本的に一匹狼なんですよね。。。もう何年も何十年も一人で書いてきたので、「小説は基本的に、一人で書くモノだよなー」ってどこかで思ってるフシがある。(笑)
ちなみに数秘術での私の誕生数は7です。職人気質……。↓これホントまるっと私すぎる。(本多さん、勝手に引用失礼します)

numerology.hateblo.jp

なので、そのうち余裕ができたら交流できる場ものぞいてみようかなぁ。と思いつつ、まだそちらには足を踏み入れてません。

作品こぼれ話

今回のお話は読者がいわゆる少女層をターゲットとしているので、全般的に文章も内容もそっちよりになっています。

できるかぎり難しい表現や漢字を使わないようにしたり、乙女の夢みたいなところもカバーできるようにしてみたつもり。。。ではありますが、、なにせ私、昔からバトルとか少年系の物語も大好き人間なので。

正直ちゃんと寄れているか、心配。(苦笑)

そしてタイトルが「牡羊座ラプソディ」なのですが、なにを隠そう、私はタイトルを考えるのが昔から大の苦手なのですー。

今回も散々、四苦八苦したあげくのはてに「えーい、高遠くんは牡羊座だから牡羊座入れよう!」「ピアノでラプソディ弾いてるからラプソディで!」

と、かなり安易なネーミングに走ってしまいました。トホホ(笑)

ちなみにお話中に登場するラプソディのメロディラインですが、この曲です↓。

www.youtube.com

たぶんみなさん、どこかで聴いたことのあるメロディなんじゃないかな。

特に終盤弾かれるピアノは、まさにこの楽譜をイメージして書きました♪
このピアノ弾くシーンは、来週あたりにくるんじゃないかな。
けっこう好きな場面なので、今から上げるのが楽しみです!

今後の予定

そんなこんなで、とりあえず7月中は新作をひたすら連載・推敲する予定です。
こちらの賞の結果は10月ごろに出るみたい。

まあ長年連敗してきた経験から言って、こういう賞にぽっと出したものが簡単に入るわけがないだろう、とどこかで冷めた感覚もあるんですけど。
とにかく初めての小説賞だし、初めて書いたジャンルで、どこらへんまで通用するのかちょっと腕試ししてみたいなぁという思いもありまして。

その他のコンテストやら小説賞なんかも、だいぶ今年のものが公募始まっているので、8月以降はまたなにか別の賞にターゲットを絞って書いてみようかな、と思っているところです。

今年はホント、コロナ禍で家の中に居っぱなしなので、考えようによっちゃ小説量産するのに最適な年かもしれません。
この禍をただ悲観的に捉えるだけではなく、前向きに、自分が今できることをがんばっていきたいな。そんな気持ちでいます。

そして、こちらのブログは一応卒業したつもりでいるので、こんな感じで、たまーに近況報告など載せていけたらいいかなと思っています♪
雨じとじと蒸し蒸しの天候が続いていますが、どうぞみなさんお体ご自愛の上、よい夏をおすごしくださいね。

それでは、また。
ごきげんよう

【ご挨拶】1年続けたブログを、ひとまず「卒業」します

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。
さて前記事の1年報告にて予告したとおり、

yukiusagi-home.hatenablog.com

今回は今後のお知らせになります。

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ブログをひとまず「卒業」します

結論から申し上げますと、この一言だけになっちゃうんですが。。。

ざっくり言うと、今、仕上げたい新規の長編小説があるんですけども。
これを集中して書こうとすると、今の状況では私にはとてもブログをこれ以上、書いている暇がないという結論に至りました。

つい最近に読者登録してくださった方々、昨日コメント下さったりえさん、塾パパさん、さらりさん。期待を裏切ってしまって申し訳ありません(>_<)。

ただ、はてなプロもドメインも、あと1年はこのままの状態でいようと考えているので、もし一区切りついて、なにか書きたいことやご報告したいことがあれば、また戻ってこられるかなぁとも思っています。

正直、コロナがどうなるのか。
それによって自分の一日の自由時間がどのくらい取れるのか。
現状だとなにも見通せないので、なんとも言えなくて残念です。
あとご縁のあった方達の今後も気になるので、時折みなさんのブログはのぞかせて頂くつもりです!
アメリッシュさん、同志と何度も呼んで頂き本当に光栄です。
まずは母校の会誌原稿を仕上げたら、これから全集中で物語に取り組みます!

え、でも「卒業」ってなに?
と思われた方もいるかもしれませんので、今の胸の内をあまさず語っていきますね。

私ははてなで、なにをしたいんだろう

前回記事でもこの文言、言及しましたが。
たぶん、これ心のうちで思ってるブロガーさんって、けっこういるんじゃないでしょうか。
私は7か月目あたりから、時折この命題がちらちら脳裏をかすめていました。
そもそも今から1年前、私がこのブログを書き始めたのは、ヤフーブログさんからの連絡によります。(何回も書いているので、ご存じの方は同じ話でごめんなさい)

「2019年末にヤフーブログを廃止することとなりました。したがって10年前にあなたが書いていた詩、他ブログへ移転させていただかねば、すべて消去対象となります」
え~! 全部消える! それはなんだかもったいない! 
それに何を書いてたっけ?
と休止していたブログの内容を確認しに行きました。

そして内容を確認したところ、日記は古くてもう記事上げできないけれど、詩はあんがい古くなっていなかった――。

昔書いたものでも、まだ読める。
この創作でまだ、どなたかの心を響かせることもできるはず!
そう考えたら、なんだかワクワクしてきて、一番書きやすそうだったはてなさんの門を叩いていました。

なので当初の目標は「詩を全編上げきること」。
ただ昔のままで上げるのに抵抗があったので、エッセイもつけて、10年今昔物語的な読み物として記事上げしました。
全103編。この課題は無事にクリアしました。

yukiusagi-home.hatenablog.com

ここでおしまいにしてもよかったのですが、読者様がついてくださり、はてなさんの居心地もよかったので、次の目標を100記事上げに定めて継続。
毎日記事上げも推奨されていたので、
毎日それなりに読者様が読めて、私が続けられるモノってなんだろう。。。
と考え、自作小説を上げることにしました。

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去年はまだ「投稿サイト」の存在を知らなかったんですね。アナログなもので。
私が10年前、ヤフーブロガーだったころって、まだブログの収益化は禁止だった時代で、投稿サイトもなく、創作系がブログに上がっているのも珍しくなかったので、その感覚で記事上げしていました。
ただ、はてなブログで小説上げしている人が少ないのは不思議に思っていました。

そのうちに100記事をクリアし、半年間、毎日記事上げもクリア。
これらをクリアしていくうち、だんだん、はてなさんの内側もわかってきました。
恒常的に収益化できるブログはブログ運営系のようだ、とか。
毎日更新が続きやすいのは日記系だ、とか。
読者様が1000人超のブロガーさんで、内容的に面白かったり、深い記事上げをされている方でも、1年半以上継続されている方は少ないな~、とか。

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ちょうどそのころ、他ブロガーさんと交流していく中で小説投稿サイトに自分枠を取り、このブログに上げた同じ小説を上げたところ、そちらでは2週間ほどトップの特集記事掲載されて部門内5位を獲りました。
端的に言って、はてなブログ○○砲以上の評価かと思います。↓

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「これは……私はブログじゃなく、小説投稿サイトで活動したほうがいいんじゃないか」
「そもそも小説をブログに上げる必然性って無いんじゃないか」
疑問がちらり。

私は「はてな」で、なにをしたいんだろう。
そもそも私が文章を書く動機は、自分の文章を多くの人に読んでもらい、なにかを感じて欲しいからです。
今は最初から収益目的で記事を書いている方が大勢いるのは知っていましたけれど、自分はそういうことに、文章を書く興味がどうも湧かなかった。

ここでブログを終了してもよかったのですが、まだ自分の技や知識を記事にしきっていないな~という気持ちもあったので、とりあえず1年を見据えてブログを継続することに決めました。

それで後半の半年は、自分が10年たっても古くならないんじゃないか、と思える実用記事や、

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オンリーワンな体験記などを軸に書いてきたわけです。

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1年という目途

ただ長文で濃いモノを書いていると、当然ながら労力や時間も取られるため、新しい物語を綴ることができません。
ブログ記事も書きたい内容ではあったのですが、「小説書けないストレス」はここ数ヶ月、じりじりと胸を焦がしていました。

そこで思い出したのが、10年前、2年間続けたヤフーブログを休止した時のこと。
休止した理由は「すみません、どうしても小説が書きたくて。ブログやってると時間がないので、ここで打ち止めます」。でした。
ああ、私って今も昔も全然、変わってない、、、(苦笑)。

でもこの2度目のブログをまた中途半端に投げ出したら、前から進歩していないよな。
こんなブログでも、楽しみにしてくれてる読者様だっているかもしれないし。
やっぱり小説に本腰入れるのは1年やりきってから。
それまではチラチラ移り気を起こさず、ただこのブログだけを、誠意もって書こう

この一か月はラストスパート

そう決めたところに襲ってきた、コロナ自粛。
自分の持ち時間がますます無くなる中、自粛3か月目の5月は私にとってはブログ11か月目でもありました。

まずい。ブログ1年満了まで、あと1か月しかない。
それまでに、とにかく書ける範囲で、書きたいと思っていたことを書き切らなければ~!
今だからこそ書けること。
今しか、書けないこと。
そうだ、後で振り返った時に「私はコロナ自粛をこう生き抜いた」と思えるような記録を兼ねて、最後の月のテーマは「コロナと私」にしよう。

yukiusagi-home.hatenablog.com

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ガーデニングが全248中、最後の記事となりました↓(運営報告は除く)。

yukiusagi-home.hatenablog.com

こうしてようよう、長いような短いような1年目を迎えたわけです。

このブログも私の作品

この一年、一貫してやってきたことは、

自分が書きたいことを書く。内容は読み手におもねらない。
オンリーワンであること。
すぐに古くならない内容であること。
読者様になにか気づきだったり、励ましだったりを渡せるものであること。

これを貫き通せたのは、以前に一度ブログを書いたことがあったから。
10年後の自分が、終始楽しく読めるものを。
気づけば私はまるで小説を書く時のように、このブログも創っていたわけで。
以前、半年すぎくらいに「私は今、このブログでなにを構築中なんでしょう、ワクワクします」と書いたことがあるのですが――。

そうか。このブログ自体、もう私の作品なんだ←ちゃんと今、答えが出ました。

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イラスト提供:ふわふわ。り

「終わらない物語なんてないんだよ、クリストファー・ロビン

どうも昔の話で細部表現までは怪しいのですが、私の胸に深く響く、この言葉を言い放ったのは、くまのプーさんです。
就学する年になっても、いつまでも空想世界で遊んでいたいクリストファー。
それをいさめて「君の現実世界へお帰り」という、ぬいぐるみのプー。

どんなに面白いお話でも、終わらなければそれは物語とは呼べない。
これは架空の絵空事だけにかぎった話じゃなく、自分自身の人生にしても同じ。
私たちは今日もまた皆、自分だけの物語を生きていく――。

 そしてこのブログが作品だというのなら、やはりどこかに区切りが必要なのです。
「初めがあれば、必ず終わりがある」。
どんなに素敵な物語でも、終わらない話は一つの作品とは見なされないものだから。

ブログを始めて、この1年間に起きたこと

いったん本当に店じまいすると決意したなら、やはり終章の最終話がないとしまらない。
ブログって始めるのは勢いでできますけれど、よい形に持ってきて終わらせるのは、けっこうむずかしいですよね、、
今までいろいろなブロガーさんの記事を読んできましたけれど、「終わり」記事を唸るほど綺麗に書いていた方って。。。ちょっと今、思い出せないかも。

でもこれってじつは、小説でもまったく同じかも
一つの物語をノリで書き始めたり書き進められても、最後にむかって今までのすべてを集約させるの、わりと技がいるんです。
というわけで、みなさんの今後のご参考になるかわかりませんが、これより私らしく、小説的手法を用いて、この記事を締めくくりたいと思います。←と簡単に手の内をさらす(笑)。

まずはブログを始めて、この1年間に起きた変化を振り返りますね。

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イラスト提供:ふわふわ。り

 

ブログの進化を知った

10年前のブログと比べて、ずいぶん多様化したブログの進化を肌で実感できた。これは楽しかった。
やはりブログに収益化できる機能が加わったことが、大きいんだろうなと分析してました。
それまでは純粋に文章を書くことが好きでしかたがなかった「書きたがり」の人たち中心の世界に、有益な情報をひっさげて、ブログの世界にいなかった類いの人たちが乗りこんできて、一気に潮流を造り上げた。
今のはてなさんを見ていると、本当に多種多様な記事が混在していてワクワクします。

書く際に必要な視点を教わった

私はもうずっと長らく小説を書いてきました。
でも小説はどうしても一人作業なので、独りよがりになりがち。
ブログを始めて一番良かったのは、読者視点というものを強く念頭に置けるようになったこと。

自作小説が評価された

この1年で自分の書いた作品が投稿サイトで特集されたり、入賞したり、プロに選評頂けたのは大きな収穫でした。

yukiusagi-home.hatenablog.com

収益の話はあまりしたくないのですが、小説が入賞しましたので、自分の書いたモノで対価を得ることもできました(コロナ自粛の関係で、まだ口座に振り込まれていないのですが…)
それもこれも全部るふでさんとブログで交流したのがきっかけ。
るふでさんには感謝してもしきれません。

読者様との交流で色々なことを学んだ

塾パパさんにはかなりお世話になったと思います。NHKラジオ講座スマホで始めたり、ペパーピッグファンになったり。
あと、さらりさんに啓蒙されて、毎日かならずトイレ掃除するようになりました(笑)。
はてなの記事を読んだことで、行動変容が起こせたのはすごいことだと思います。
あと槙野さやかさんという文章の達人を見つけてファンになりました。
ブログにもプロ並に文章の上手い人は居る!! 
なかなか見つからないのが残念だけれど。

はてなブログはとにかく情報系記事が多いですが、私はどちらかというと自分も創作するし文章重視派なので、味わい深い文章を書かれているブログが好きでした。
アメリッシュさんや、M.カイトさんの文章もすごく素敵。

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イラスト提供:ふわふわ。り

はてなでは、目立たずに生きてました(笑)

はてなブログ」では、たぶん1年間、1度も表舞台には出ていないんじゃないかな。
キラキラしたPVも、どかんと〇〇砲に当たることもなく。AdSense収益もなく。
でも途中から、むしろそのほうが好都合だと思ってました。←負け惜しみじゃなく。

だって、もし読者様が何千人と増えて、ばんばん収益だって上がってしまったら。
もうここから抜け出せなくなって、好きなお題も、小説だって書けなくなるかもしれない。
それは絶対に嫌だったので、半年以降はひたすら、自分が自由でいられる位置をキープしようとしていました(笑)

私は何者なのか

色々得ることのあった1年をすごしながら私は「はてなで何をしたいんだろう」と平行して、「私は何者なんだろう」ということも考えていた気がします。
オンリーワンな内容を書こうとすると、誰でもこの命題にぶつかりませんか?

会社で働いていた時、私には会社の肩書きがありました。
日々さしだす名刺にも、自分が何者なのかちゃんと書いてありました。
その後、専業主婦になって名刺がなくなったとき、私は何者でもなくなりました。

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イラスト提供:ふわふわ。り

専業主婦はその状態を示す言葉ですが、職業ではありません。
母になって「〇〇ちゃんのママ」と呼ばれましたが、これも状態を示す言葉。
それでも十分幸せで、充実した生活を送っている実感はありましたが、心のどこかでなにか物足りないような気もしていました。
こういう感覚は名刺を持たずに暮らしている方なら、たぶんわかるんじゃないでしょうか。

そしてこれから将来、いつか引退して名刺をなくされる方にも、必ずあてはまる現象だと思います。

ひたすらオンリーワンな内容を練ることは、すなわち「私は何者なんだろう」の答え探しになっていた気がします。
そしてそれが「私ははてなで、なにをしたいんだろう」にも結果的につながっていた。

先日、自作小説が入賞して運営の方から届いた文書を読んだ夫が一言。
「ねえ君って、クリエイターだったんだね。ほら、文書内で君をクリエイター様って呼んでるよ」

そうか。私はクリエイターだったのか
言われてみれば、このブログの内容もそんなようなもので埋めつくされています、、。

おわりに・感謝の言葉にかえて

このブログを1年続けてみたことで、私は会社を辞めて以来、そこはかとなく、よりどころのなかった気持ちに終止符を打つことができました。

私は今のままでいいんだ。
今すでに持っている経験値や技で十分、評価してもらえる。

承認欲求が叶ったと言いましょうか。
こういう境地に至ることができて、本当によかったです。

社会に頼って肩書きをもらおうとすると、「学生」が終わったあとは会社に勤めたり、バイトしたりして、お金が指標になってしまう。
しかもこの肩書きは、労働して対価を得ている間だけの有限なものです。

でも「私は創造する人なんだ」とここで腑に落ちたので、これから子供がだんだん子離れして独りになっても、おそらくもう揺らがずにすむでしょう。
焦燥感にかられたあげく、自分を見失うこともないんじゃないか。

前述の命題二つ目「何をしたいんだろう」にも、ちゃんと答えが出ました。
そうか。私はこの1年、自分が何者であるのか、それを探しにブログに来ていたんだ。
今回はブログを離れるのに「休止」ではなく「卒業」としたのも、きちんと自分の中でこうした結論を出せたから。

それも、毎回読みに来て下さった読者様がいてくださったからこそ。
応援して下さったみなさんには、ものすごく感謝しています。
同じ時を共有できて楽しかったです。
ありがとうございました。

元々このブログのタイトル「Home, happy home」は、がんばった人たちがホッとくつろげるような場所(Home)になれるよう、「埴生の宿」という歌のフレーズをもじってつけたものです。
なにか一つでも、あなたの心に響くモノをお届けできていたかな。
できていれば幸いです。

最後になりますが、
以前、私が書いた記事の中で意外と人気だったのに、好きな洋楽をまとめたものがありました。(自分が好きなだけの曲が、こんなにみなさんに受け入れてもらえると思わなかった。多謝)

yukiusagi-home.hatenablog.com

↑の記事に付け加えて、この歌↓をみなさんにお届けし、お終いにしたいと思います。 

Daniel Powter /PERFECT FOR ME 

www.youtube.com

1年間、今日までどうもお世話になりました。
みなさんの末永いご活躍を、心よりお祈りしています。
どうか、素敵な人生を!

それでは、お名残惜しいですが――。
ひとまず、ごきげんよう

ゆきうさぎ 拝

【ご報告(終)】はてなブログ、開設1年(12ヶ月目)・Home, happy home

こんにちは。ゆきうさぎです。
本日は運営報告1年の記録となります。
はてなブログを始めてから、長いようで短かった1年間。
以前に予告しましたとおり、毎月かかさず書いてきたこの運営報告記事も、めでたく1年たちましたので、これにて了といたします。

それでは12回目。最後の運営報告、行ってみよう♪

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PV数

開設  1ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で 1012。
開設  2ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で 3340。
開設  3ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で 
5784。
開設  4ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で 8618。
 
開設  5ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で11638。 
開設  6ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で14297。
開設  7ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で16337。
開設  8ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で17710。
開設  9ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で18973。 
開設10ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で20377。 
開設11ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で22055。
開設12ヶ月間、はてなさんのアクセス解析で23757。 

結局、開始から一度も、ツィッターブログ村など宣伝活動一切しませんでした。

投稿記事

12ヶ月 で248記事。この1ヶ月だと31日間で14記事

読者数

1ヶ月目の 30日間で100人。
2ヶ月目の 61日間で213人。
3ヶ月目の 91日間で236人。
4か月目の120日間で270人。
5ヶ月目の150日間で291人。
6ヶ月目の181日間で302人。
7ヶ月目の201日間で316人。
8ヶ月目の213日間で326人。
9ヶ月目の223日間で336人。
10ヶ月目の234日間で350人。
11ヶ月目の235日間で363人。
12ヶ月目の247日間で373人。(247日間=ブログ日数)

今月も新しく読者登録して下さった方がいらっしゃいました。
いっさい宣伝していなくても、記事のお題が次々に変わっても。
どこからかこのブログを探し当て、気に入って下さる読者様というのは存在するんだなぁと、本当に心強く、ありがたく思っていました。

読者登録して下さった方々、スターくださる常連様方、コメント下さる方達、本当にありがとうございました!

なおここからは、1年記念ということで、今までのご報告では省いていた項目も書きたいと思います。

コメント数

283。
読者様とこんなに交流したんだなぁ、と思うと感慨深い!

総スター数

22592。
多いのか少ないのかわかりません(笑)。応援下さりありがとうございます!

総ブックマーク数

1158。
多いのか少ないのかわかりません(再び)。でも数がどうこういう話より、むしろ特記すべきは、私のブログにつくブクマは長文コメントがすごく多かったという事実です。
=すなわち、みなさんちゃんと記事を丁寧に読みこんで下さって、なにがしかを感じて頂けたのかな。
これはかなり嬉しいです。

言及一覧

上記したことと被るのですが、私が書いた記事やブログそのものに言及頂くことも多々ありました。

www.shuhuugoo.com

【詩エッセイ♪】 夢のたびびと87『魔術師の箱』・「わかる」と「知っている」のちがいって? - Home, happy home

について言及頂きました。るふでさん、ありがとうございました! 

zizitabi.com

ブログ自体について言及頂きました。ziziさん、ありがとうございました!

switch-news.hatenablog.com

【ご報告】はてなブログ、200記事達成&自作小説がエブリスタ特集に掲載されました!・Home, happy home - Home, happy home

について言及頂きました。スマートニュースさん、ありがとうございました!

atchanyuichan.hatenablog.com

ブログ自体について言及頂きました。あっちゃんゆいちゃんさん、ありがとうございました!

numerology.hateblo.jp

【ご報告】はてなブログ、開設8ヶ月目・Home, happy home - Home, happy home

について言及頂きました。本多さん、ありがとうございました!

funyada.hatenablog.com

【短編恋愛ファンタジー】竜に告ぐ 3 - Home, happy home

について言及頂きました。アメさま、ありがとうございました!

favoriteclie.hatenadiary.jp

【在住体験記】ベトナムってどんな国? 3年暮らしてみて、思ったこと③ - Home, happy home

について言及頂きました。favoriteclieさん、ありがとうございました!

umihiro.hateblo.jp

【ご報告】はてなブログ、開設10ヶ月目・Home, happy home - Home, happy home

について言及頂きました。ウミノマトリクスさん、ありがとうございました!

www.like-coats-of-arms.work

ブログ自体について言及頂きました。佐馬鷹さん、ありがとうございました!

www.mabuhayhappily.com

【コロナと私②】明るい気持ちになれる洋楽・心に響くオススメ15+2曲 - Home, happy home

について言及頂きました。アルクさん、ありがとうございました!

zizitabi.com

ブログ自体について言及頂きました。ziziさん、再びありがとうございました~!

www.eyossy.com

【在住体験記】ベトナムってどんな国? 3年暮らしてみて、思ったこと① - Home, happy home

について言及頂きました。ヨッシーさん、ありがとうございました!

あと記録を取ってなかったんですが(残念)、けっこうIDコールもありました。
また、こちらが書いたコメントを先方ブログに掲載頂いたりも↓。嬉しかったなぁ。

www.yurutabieigo.com

Bossさん、ありがとうございました!

言及してくださったブロガーさん方は、みなさん私より技持ちだったり、経験値がおありだったり。
ブログ自体も有名というか、読者数やPV数、ブログ継続日数もこのブログより断然すばらしい成績を残されているので、なんだかちょこっとだけでも、そこに載せて頂いて、晴れがましいような、おこがましいような。。。汗

そして皆さん、とにかく私が書いたものをじっくり読んで下さっているのが、ものすごく嬉しかったです。
気持ちって、ちゃんと伝わるんだなぁ。と思いました。

導入したツール

3ヶ月くらいでほぼ放置状態と化した、収益化関係のツールたち。
そもそも私が文章を書く動機は、自分の文章を多くの人に読んでもらい、なにかを感じて欲しいからです。
なんだか導入した方がいいらしい、とブログの書き方本を読んですぐ実践してみましたが、書く目的が最初から収益じゃなかったので、こうなったのも自明の理かも。

 独自ドメイン

転送サービスに110円取られてるほかは、無風。 

グーグルサーチコンソール

今月も、1ヶ月中1度も見てない。

グーグルアナリティクス

今月の検索第一位は長らく、

 

yukiusagi-home.hatenablog.com

でした。
第二位も相当長らく変わらず、

yukiusagi-home.hatenablog.com


まとめ記事はやはり息が長いなぁ。と思っていたのですが、月末にガタガタッと動きがありまして、

yukiusagi-home.hatenablog.com


今度はウォルドルフ人形制作がずーっと一位に。

yukiusagi-home.hatenablog.com


で4月始めに書いたマスクの作り方が再び二位に↑。

 それから、チーズケーキレシピとクッキーが第三位を争っています↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com


yukiusagi-home.hatenablog.com


マスクは自粛解除になり、夏場をむかえようとする今、再び自作しようとする人が増えているのかな。というのはわかるのですが、それより人形が上ってなんなんだろう。。。驚。
ただウォルドルフ人形の作成記事は、作り方を詳細に記録している記事がネット上に少ないので、必要とするコアな層からは、かなり長く検索されて読まれるんじゃないかな~と思って書いた、というのはありました。

10年たっても内容が古くならない記事というのは、こういうちょっと特殊手芸系の実録や子供絵本のベストセラー書評(←ただ調べて書くのではなく、筆者が多数の子供に読んだ実録入りで)、伝統系ハウツーおせち料理、金継ぎなど)なんじゃないかと個人的には思っています。

アマゾン&楽天アフェリエイト

自分が使用した道具を説明するために、何回か記事に入れました。

グーグルAdSense

無風。

これまでの開設報告

開設1年という節目にあたるので、(9ヶ月目と被りますが)当ブログの足跡も記しておきます。 

1ヶ月目報告

yukiusagi-home.hatenablog.com


1ヶ月目は「なぜはてなブログを開設したのか」「詩エッセイ記事について」「はてなブログに導入したツール」の話がメイン。
とにかくピヨピヨ状態だったので、右往左往している感じが如実に伝わる内容。笑

2ヶ月目報告

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2ヶ月目はあちらこちらのはてなブログを訪問しながら、はてなのお作法を学んでいた感じです。ちょうどスターの使い方に慣れたぐらい。
メインに詩エッセイ記事を書きつつ、小説上げたいな~、なにを上げたらいいのかなと思い悩んでいた時期でもありました。

3ヶ月目報告

yukiusagi-home.hatenablog.com

3ヶ月目になると記事がたまってきたので、どういう記事を読者様が読んで下さっているのか分析したりもしていました。
自分は創作好きなので、そういう記事をメインで上げているけれど、たくさん読んでもらえる内容を提供したほうがいいのかな~? と悩んだりしていたころになります。

100記事達成

yukiusagi-home.hatenablog.com


そうこうするうち、100記事達成。
わたくし10代のころから今まで、じつは相当な量の文章を書いてきた人なので、毎日記事更新も100記事達成も、あんまり苦痛でもなく、さくっと通過しました。
ただしPV数は全然すばらしい成績ではなかったです。
SNS発信も宣伝もしなかったし(今もですが)、SEO関係なくただ書きたいことを第一義にして書いていたので、当然の結果。

しかも、そこで軌道修正するつもりもなく「やっぱり、ブログでは自由に好きなことを書けなくっちゃおもしろくない」とか書いてまして(爆)。
ブログ、自分の偽らざる気持ちや考えが表現できていれば、まずはそれで満点じゃないですか?」と、ひたすらマイペース更新にいそしむことになるのでした(笑)

4ヶ月目報告

yukiusagi-home.hatenablog.com

4ヶ月目はもう、はてな記事を書くのにはだいぶ慣れた感あり。ちょうどこのころ詩エッセイも終了したんだったか。
ここからは小説メインで記事上げしていった感じです。
今でも大好きなはてなブロガーの大先輩「傘を開いて、空を」の槙野さやかさんに出会ったのもこの時期。

5ヶ月目報告

yukiusagi-home.hatenablog.com

5ヶ月目は「収入系の話でハウツー本に書いてあることは、ほんの少人数にしか起きない(万人には適用されない)」ことを自分の中で結論づけた月でした。
もともと、このブログはYahoo!ブログ閉鎖に伴って、10年前に書いていた詩エッセイが全部消去されてしまうのをふせぐために始めたのがきっかけです。
Yahoo!ブログとはお作法のちがうはてなブログを、どう運営したらわからなかったので、なんだかわからないけどとにかく「ハウツー本に書かれていることは本当なのか実験してみよう!」と毎日更新やら100記事達成やら、ノルマ完了したり、AdSenseを導入したり、カスタマイズしたり。
一通りハウツーに書いてある系はやってみていたのですが。
結果、うっすらとハウツー関係にまつわるカラクリに気づき始めたのが、このあたりでした。

6ヶ月目報告

yukiusagi-home.hatenablog.com

6ヶ月目あたりは中編小説「宇宙に浮かぶエリュシオン」を記事にしてました。
ちょうど最終回1歩前での報告記事。
まだ毎日更新を続けていたので、毎日原稿用紙5枚ペースで小説を上げていた形です。ものすごーく大変じゃなかったけど(なにせ小説書くのは寝食より楽しい人なので)、しかしながら小説書くのはただの記事よか3倍は手がかかるので、楽でもなかったです。
そして――、

ブログ運営・毎日継続、半年目の記事

yukiusagi-home.hatenablog.com

ちょうどエリュシオンが終わって一区切りついたので、ブログ運営についてのオピニオン記事を書いてみました。
内容はこんなかんじ。

5ヶ月目から薄々感じていた、ハウツー情報のカラクについても言及しました。
自分の中では、ブログ収益に関してはもうこれを書いたことで頭打ちというか、一区切りというか。
これ以上、この議題では追求したいこともないな~、お終い。という気分でした(笑)
そしてこの結論づけに伴い、すっきりした気分で毎日更新を卒業しました。

200記事達成

yukiusagi-home.hatenablog.com

そうこうするうち、200記事達成。
このちょっと前に小説投稿サイトエブリスタに枠を開設して、そちらにはてなブログで書いていた自作小説を投稿していたところ、エブリスタの新作セレクションに「宇宙に浮かぶエリュシオン」が掲載され、部門内5位になという厚遇にも見舞われました。

7ヶ月目報告

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7ヶ月目はこれまでの小説一辺倒から脱却すべく、実用記事を書き始め、特に新年明けてからはおせち料理のレシピをのせていました。
エブリスタとはてなとの二足わらじになったので、記事数がこのへんから減り始めました。

8ヶ月目報告

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8ヶ月目は常連様に影響されたり、交流したりした話をメインに報告を書きました。気づけばすっかりおなじみの皆さまに助けられ、情報を頂いたり、行動する勇気を分けてもらったりしながら生活している自分がいました。
記事としてはショートケーキの作り方や、新しい小説「竜に告ぐ」を書いてました。

9ヶ月目報告

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9ヶ月目はコロナで突然学校が休校になり、思わぬ長い自粛生活がスタートした月でした。
母親業と家庭教師業で手一杯になり、予定していたブログ記事を思うように書けなくなったのもこの月から。
それでも小説1本を書ききり、読みたいとご要望のあったベトナム在住体験記を始めました。

10ヶ月目報告

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夫もリモートワークに入り、家族全員が毎日、家からほぼ出ないという非日常的な生活をしていた10ヶ月目。
家事と育児と学校代理の教育で、毎日が飛ぶように過ぎていきました。
ブログでは、ひたすらベトナム記を書いていました。
一般的な観光名所や美味しい楽しい話ではなく、リアルに忠実に、ベトナムで生活するというのはこういうことだ!という内容にしたところ、これまでにない反響を頂き、自分はけっこうレアな人生経験をしてきたのかな~、と思いました。

11ヶ月目報告

yukiusagi-home.hatenablog.com

この11ヶ月目は、世の中全体がどんよりしていたのに、私自身はちょっと嬉しかった月。
というのも全国緊急事態宣言が出たちょうどその日に、はてなブログにも記事あげしていた自作小説「ラダールの花薬師」がエブリスタの公募賞を受賞して、プロから選評もいただいたから↓です。

yukiusagi-home.hatenablog.com

その他マスクをミシンで自作し、作り方をまとめたのですが、こちらも長らく検索されて読まれる記事となりました。
なおマスクは学校再開後もぽつぽつ制作中↓。

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6月現在、再開した手芸専門店は、おしゃれなダブルガーゼ生地を豊富にそろえてました♪

そして12ヶ月目は……

あいかわらず自粛生活を余儀なくされ、家に縛られていました。
でもブログ1年前の最後の1ヶ月だったので、好きな洋楽や自作小説のまとめ記事を書いたり、ウォルドルフ人形制作の話や、お菓子レシピ、これまでに書きたいと思ってもなかなか書けずにいたガーデニングを題材にしました。
特にまとめ記事はけっこう長らく検索にも入り、読んで頂けて嬉しかったです。

今月の気づき

はてなブログを見ていると、こういった毎月の運営報告を=収益報告と捕らえているブロガーさんが、非常に多いなぁということに気づきます。

ですが、この1年を振り返って考えるに、どうやら私はブログを最初から収益の場ではなく、文章鍛錬の場+読者様の反応をお勉強させて頂く場としてとらえていたようです。
というのも私は小説書きなので、個性豊かな文章や表現そのものに興味がある。
ですからどうも、文芸よりの内容に重きを置いていました。
また自分が書いたモノに対し、読者様がどういう意見や感想をお持ちになるのかということも知りたかった。

私にとって毎月の運営報告とは、小説の目次+あとがき+予告のようなものでした。
自分がなにを書いてきたのか。これからなにを書くのか。
このブログは、全体としてどういう構成なのか。
純粋に読み物としてブログを消費する読者様にとっては、この書き物がどれくらい儲かったかより、どんな内容なのかのほうが知りたいんじゃないかな-、と思うわけです。

ちょっとブログの歴史の話になりますが、前にも書きましたけれど私は10年前に一度、ブロガーを2年ほどやっていました。
当時と比べると、10年後の今はずいぶん多様化したブログの進化を肌で実感したわけです。
これはやはり、ブログに収益化できる機能が加わったことが、大きいんだろうなと。
それまでは純粋に文章を書くことが好きでしかたがなかった「ただの書きたがり」の人たち中心の世界に、有益な情報をひっさげて、ブログの世界にいなかった類いの人たちが乗りこんできて、一気に新たな潮流を造り上げた。
今ではブログの世界に様々な記事が混在していて、楽しいなぁとワクワクします。

ただ「収益化ブログ」はわりと後付け構築された形態であり、そもそも「ブログ」と言えば、収益関係なく呟かれる日記系や個人の趣味的書き物だったはずです。
だからよく運営報告記事で、収益関係の話にばかり言及されているのを読むと、少し違和感を感じるんですよね。

ブログって、お金儲けのためだけに存在しているツールじゃないですよね?

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イラスト提供:ふわふわ。り

それに収益化するために記事を書くには、各種制約を受け入れなければならないようですが。←やる気が無くやってないので伝聞体。笑
私にとって「書きたいことを自由に書けない」「書く内容に注文をつけられる」のは、もっともやる気が失せる話。
給与をもらって、会社に縛られて、書き仕事しているならしかたがないですが(以前、専門機関で市況のアナライズ記事を書いてたことがあります)、なにも自ら不自由な籠の中に入る必要はまったくない。

そもそも、あなたは一体なんのためにブログを書いているのでしょう?

人生は有限です。
書きたいことが書ける時間だって、あるようであまりないはず。
他人の運営報告は、あくまで自分が今後どうしていこうか考える際の参考として読めば十分ですよ。この記事もね。同じようにする必要はまったくないし、落ちこんだり焦るくらいなら読まなかったことにするほうがいいくらい。

それより今しかできないこと、今だからできることをやったり、書いたりしたほうがずっといいと思いませんか?

今後の予定

コロナ自粛の最中、一本の電話がかかってきました。

「もしもし、ゆきうさぎ? 〇〇だけど。お久しぶり~」

なんと高校で同じ部活だった、超優秀な同級生の友達!!

「突然だけど、ゆきうさぎ、書くの好きだよね。私今、学年幹事やってるんだけど。4年に一度発行する学校の会誌、今年出すから学年代表で寄稿してくれない」

私の母校は都内の伝統校でして、彼女の言う会誌とは、綺羅綺羅しい経歴の方々ばかりで構成されている由緒正しき分厚い文集のこと。

ええ?! いやいや、あの末席を汚すなんて、おこがましすぎる。
と思ったのですが――。
?十年ぶりに固定電話で長話しているうちに、寄稿することになってました(笑)いや~やっぱり固定電話サイコーですね。メールやラインじゃ伝わらない気持ちが、たくさん伝わる。←9割雑談(笑)

なので当面リアルのほうでは、この非常に光栄でドキドキな依頼原稿を、まず仕上げたいと思っています。

そして前述の話を自分にも戻しましょう。
私ははてなで、なにをしたいんだろう
この命題はブログを継続してきた特に後半、常に頭をよぎっていました。
こうした気持ちもあり、私は毎月の運営報告でかならず「今後の予定」として次回予告にも似た、自分なりの「次のお題」を提示してきたわけですが――。

とにかくこれで、無事にブログは1年満了しました。
振り返ってみると、なかなか濃い1年だったと思います。
さあ、次の1年はどうする?
色々な選択肢がある中、最後の1ヶ月は特にちょっと悩みましたが。
こうやって、運営報告としてブログで自分が辿ってきた足跡を毎月整理していたので、今後を考えるにも、これらの記録記事はけっこう役立ちました。←こういう使い方もできると思うので、私は節目でまとめておくの、ありだと思います。

なーんて、つらつら書いてるうちに8600字こえちゃったので。
今後の話はまた、次回の記事でお伝えしようと思います♪

この記事が、どなたかのご参考になりますように!

それではまた。
ごきげんよう

【コロナと私⑬】それでも花咲く春の庭・ものぐさガーデニング 後編(終)

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

さて、前回から我が家のガーデニング小話をしてます。

yukiusagi-home.hatenablog.com

今日はその後編。
人はコロナ自粛中でも、植物界はまさに春爛漫。
今年も数々の花々が咲き乱れる、大変美しい季節でした。
前は3月・4月の庭のお話しをしましたが、今日は5月・6月になります。

5月

5月といえば、とにかく待ちに待ったバラシーズン☆

まず最初に花開いたのは、ローズ・ポンパドゥール。

大輪種で花びらも多く、強香のバラ。
まさにポンパドゥール夫人のイメージそのものです。

ja.wikipedia.org

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このバラは半つる性で、私はフェンスに仕立てるか、オベリスクでも建てたいところなのですが、あまり派手派手しくしたくないという母の要望もあり、現在はこんな形です。
これで2年物、いや3年物ですね。
ポンパ夫人は、香水みたいなかぐわしい香りに艶やかなお姿なのですが、この方とにかくトゲが鋭い。
冬場に強剪定しようとしたら、ダウンジャケットを切り裂かれ、手を刺されて、文字通り流血しました。血が止まらず、垂れ流れすぎて剪定バサミがぬめって支障をきたしたのは、後にも先にもこの人だけ。
ホント、名は体を表す。

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その隣で満開になったのが、クレマチス。なんて品種だったかな-、すごく大ぶりに育ってきました。わかりやすくピンクの隣が紫コーナー(笑)
バラが王様ならクレマチスは花の女王って立ち位置ですが、5月はこの2代巨頭が満開になるので、1年で一番庭が豪華絢爛になります。

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ポンパ夫人の隣に鎮座しますのは、シャトー・ドゥ・シュベルニー。
カップ咲きの中輪種で、最初は真っ黄色なんですけど、咲き進むにつれて色が可憐に変化していきます。2017年新品種。

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この人はとにかく元気はつらつで、つぼみがいっぱいすぎで枝がしなるくらい、花盛りになってました。

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なんでしょうねー、香りは柑橘系っぽく、ポンパさんとはまたちがった良い香水系。

この人もトゲが鋭くて、ぶすぶす刺されまくって痛かったので、ポンパさんとこの人を剪定するときは、絶対にバラ専用手袋をはめることにしています。こんなようなやつね↓。 

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この微妙な色合いが、なんとも美しいんですよね。。

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で、お次はエウリディーチェちゃん。

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中輪種、佇まいもたおやかで可憐で、ギリシア神話オルフェウス&エウリュディケを彷彿とさせる花です。

ja.wikipedia.org

まさに名は体を表す!!(2回目)
そして香りがめっちゃ良いんですよね、甘酸っぱい香水って感じで。

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というわけで、毎年バラが満開になると、花を摘んでは家のあちこちに置きまくる私。
こちらは我が家のトイレですが、、コンセプトはパリのアパルトマン風。

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かつて住んでいた懐かしいヨーロッパな空間になっていて、癒やされてました♪

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あと忘れちゃいけない、我が最初の一歩のバラ、アイスバーグ
アイスバーグって英語読みですが、本来はドイツ語です。
DER ICEBERG(デア アイスベルグ:独)。ICE=氷+BERG=山で『氷山』っていう意味。derはbergが男性名詞なのでつく定冠詞です。

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そう、まさにこのバラは氷山のように真っ白く気高く美しい。
これも本当に名は体を表しています(3回目)。

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こちらも毎年花盛り祭りですが、アイスバーグは一番初心者向けでトゲも少なく、病気になりづらく、そして白が美しい。
香りはあんまりしないんですけど、白い花ってなんにでも合わせやすいし、空が暗い時に発光するように見えるのって、白が一番美しいので、私は白花も大好き。

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アイスバーグはよく玄関脇のコーナーに飾っていました。ここは万国博覧会。(笑)
とにかく庭中バラだらけなので、切っても切ってもまだバラが満開なのは、庭にバラを植える醍醐味かもしれません。
うちだけで楽しむのはもったいないので、ママ友さんたちの家にも配達しに行きました。
コロナ自粛中なので玄関先にぶら下げて帰宅しましたが、あとから喜んでもらえて嬉しかったです♪

 バラの育て方で教科書にしているのは以下の本。毎月なにをやればいいのか書いてあったり、初心者が陥りがちなまちがいが書かれていたり、そのまちがいを放置したらどうなるかまで絵入りで解説されている。オススメです↓。

 

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で、このころには4月から咲き始めたゼラニウムも花盛りになってまして。
ちなみに6月になってもまだ花盛り祭り開催中ですが、、、。
ゼラニウムは本当にずーーーーーっと咲いてます。超優秀(笑)

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赤は数年前の猛暑でダメージくらってから、ピンクほど花盛りじゃなくなったんですけど、それでも水やりしないでこれだけ咲いてるなら上出来かな。
そんなこんなで、今年も花祭りな5月はすぎてゆきました。

6月

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6月近くになると、普段はただの緑なツツジがバンバン咲いて主張してきます。
子供たちも色水遊びをしたり、蜜を吸ったり、色々と楽しんでいました。

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そしてヒメシャラが小さな白い花をつけます。
いつも上の方で咲いていて、地面に白花が絨毯みたいに落ちているのを見て「あっ、ヒメシャラがもう咲いてた!」と気づくのが定番。
ヒメシャラは葉が風にそよぐ姿が美しいので、花はまああってもなくても、、なんて言ったらヒメシャラちゃんに悪いか。(笑)
それから季節はだんだん梅雨にさしかかるので、

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紫陽花シーズン到来です。
こちらは柏葉紫陽花。バックヤードに植えているので、もともと薄暗いところへ雨が降ると、白が濡れそぼって光っていて、とても美しいです。

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暗いところには、暗いところなりの良さがあるなぁと思う私。
これって人間でも同じだよなぁ。
よく見える日向の華美な花には言わずもがな目が行きがちですが、この世界にはそういうわかりやすい美だけじゃなく、多種多様な美しさがある。
ただ、そこに気づけるかどうかなんだよな。

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普通の紫陽花もいます。

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どんどん色が濃くなる~。
紫陽花はやっぱり日向で輝くより、暗い中で発光しているほうが断然、風情がある気がしますね。

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6月はユリシーズンでもあります。
バラが終わったら次の強香はユリ。
庭中に甘い香りが立ち上る、薄暗い霧雨の日。

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白って綺麗だな~と思う瞬間です。

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こちらはちょっと山野風な、自然な感じで植えてみました。
ユリもすっかり自生していて、毎年勝手に出てきて、勝手に満開になって消えていきます。

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白花と言えばヤマボウシもいました。
木の花って派手さはないですけど、かわいらしくて好き。

このあと梅雨が終わると一気に夏花シーズンになるので、5月末から6月初めはニチニチソウサルビアインパチェンスガザニアペンタスなどなど、夏花をせっせと植え込んでいきます。アメリカンブルーが欲しいけど、ナーサリーにあるかなぁ。

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玄関前の寄せ植え。夏は日光が強いので、ロマンティックな色合い重視の春とはちがい、色どりがハッキリしたものを選んで植えています☆
ニチニチソウ小輪種のフェアリースターシリーズが大好きなので、毎年かならず買ってしまう。
まだ植えたてなので赤ちゃんですが、夏の最盛期に見頃を迎えるよう、これから切り戻していく予定です☆

コロナ禍を経て・人生を歩むスピード

最近、首都圏ではお庭のない家がどんどん増えている気がします。
友人たちに聞いても「庭は面倒臭そう」「大変でしょ」「花は好きだけど、仕事しているから世話している暇がない」などという答えが多い。
なんというかこの数十年ずっと世の中効率化、スピード重視、便利さ追求一辺倒で動いてきたような気がするのですが。
たしかに庭造りはこの流れと真逆な作業の連続なので、やらない人が増える一方なのかもな、と思ったりします。

でも、このコロナ禍でこうした価値観にも数々の問題があったことが浮き彫りになりました。
うまく言えないのですが、どうにも昨今は呼吸が雑で浅いといいましょうか時間あたりの処理量を増やそうとして、物事を深く感じたり、考えたり、立ち止まったりしていないような。
物事の核心まで突き詰めないうちに、上滑りしてすぐ、真新しい次に行ってしまっているような。

自粛生活中、毎日、息子に読解文ドリルをさせていたのですが、音読させると読むのは早いけれど、心の深くまで内容が入っていないのが、よくわかるんですね。
なんだ、この雑な速さは?
と観察していて気づきました、ああ、これってTVゲームの速度だと。
「もうすこし読むテンポを遅くして、ゆっくりはっきり日本語を発音して。とにかくまず、呼吸をととのえなさい」
と言い続けたのですが――。

世の中、早ければそれですべて良しじゃないんだよ、息子くん。
もっと注意深く、大きく息を吸って吐いて、よくよく観察したり考えたり
派手な事柄を次から次へと飽くことなく求めるのではなく、地味だったり利益が出ないような事柄にも、一つ一つ丁寧に向き合う。
自分がそのことと向き合う意味を、かならずじっくり考える。
いったん始めたらかならずエンドマークをつけてから、新しい次を始める。

生き急いでも、得るものは少ないよ。

植物たちとの対話を通じて、私は常にそんなメッセージを感じてきた気がします。

おわりに・想っているだけで行動しなければ、夢は叶わない

ガーデニングは、ゲームの速さではけっして処理できない事柄に属します。
一本のバラの木が根を張り、葉を茂らせ、栄養を蓄えて花開くまでには何年も必要。
その長い期間、植物という生き物の命を預かっている自覚を持ち続けて、相手と向き合えるかどうか。
一時の薄い気持ちで始めることはできない反面、やってみなければ絶対にわからない心境というのがまた、あるわけです。

「こういう庭にしたい」「バラを育ててみたい」――。
夢を持つって、素敵なことですよね。
でも本当に大事なのは、そこから一歩先に進めるかなんじゃないかなって思います。
ガーデニングを始めた当初はただ、なにもかもが果てしなく、終わりの見えない肉体労働の連続でした。
でも一つ一つ目標をクリアしてきたら、いつのまにか今の場所に立てていました。

みなさんにも「将来こうしたい」「こんなふうになりたい」「こういう場所に行ってみたい」等の、心の内にきらきら輝く夢がおありでしょう。
大きな夢、小さな夢、可愛らしい些細なものから何年とかかる壮大なものまで、多種多様かと思います。
どうか叶えてみたいというそのまっすぐな気持ちを諦めないで、自分を信じて、前に進んで下さいね。
柏葉紫陽花のようにひっそりと応援しています。

それでは、また。
ごきげんよう

【コロナと私⑫】それでも花咲く春の庭・ものぐさガーデニング 前編

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです♪

コロナ自粛があけて、ようやく子供達の分散登校がスタートしました!

3月から5月まで、長かった引きこもり生活。
人間は災厄に見舞われて汲々としていましたが、ふと横を見れば、植物界にとってはいたっていつもの春到来でした。
ああ、地球では人の病なんか関係なく生き、命を繋いでいる生き物もたくさんいるんだなぁ。
と、なんだかホッとする毎日。

さてブログ始めてもうすぐ1年というころになって、ようやくこの話題に言及することができましたが、じつは私、ガーデニング好き。というかガーデナーです←ホント今更。。。
ガーデニング始めて10年くらいはもう、たったでしょうか。
いろいろありまして、今や自分の家の庭だけでなく親の庭も管理しております。
というわけで、人間が右往左往している間に植物たちがこの春、どう花咲いていたのか、駆け足で振り返ってみたいと思います♪

3月

コロナ自粛が始まった当初に花開いたのは、花桃でした。
この木は娘が生まれた年に植樹した、いわば「娘の木」。
去年、強剪定したので今年はあまり花をつけませんでしたが、我が家では「桜の花見ならぬ桃の花見」を毎年やっています。

今年も元気いっぱい♪ 春がくるんだな~☆ とワクワク。

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ちなみにこのころ家の中では、なぜか夏の花のハイビスカスが毎日咲いてました(笑)フライングすぎ。

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花桃と同時並行でカイドウも満開に。これも桜みたいなので、今年のお花見は桃とカイドウで十分、満足しました。

4月

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こちらはイベリス。冬花ですが、4月になってもまだまだ咲いてました。
冬ってあまり花がない季節なんですけど、暗い天気の中で白花が発光するように咲くのですごく美しい。

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オステオスペルマムと、、、左はなんだっけ←オイ。たぶんアリッサムの園芸種。
ちなみにマムは3年目です。自生してます。

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そのうち、チューリップが咲き始めました♪
球根系は秋に植えて、どこに植えたっけくらいな認識なのですが、勝手に出てきてくれて庭が華やぐので好き。
そして私、面倒な球根掘り出しはしていません。昔はやってましたけどね。
公園のチューリップほど大輪にはならないですが、自生したチューリップも土が合えば勝手に増えて咲いてるので、基本ほったらかしです(笑)
あと、ちょっとこの場所、お掃除前で汚いですが、、、↓

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ほぼ1年放置してたオステオスペルマムも復活(笑)これはたしか2年物かな?
今年はコロナで新しく花を買いに行けなかったので、基本的に今まで植えたモノたちだけで春祭りをしてたのですが、けっこうみんな、ちゃんと冬を生き延びてて嬉しかったです♪

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こちら、4年物のマーガレット。
ここにはかつて3人くらいマーガレットがいましたが、今は一人だけ。
このコーナー、脇にコーヒー(茶色葉)がいて、手前にブルーデイジー(黄色葉)がいて、後ろはバラ、下草に多肉植物を置いているので、彩り的にけっこう色彩が美しく、高低差も出ていて、個人的にお気に入り空間です♪

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冬場を盛り上げてくれたパンジーたちもまだ健在。
私がいきつけのナーサリー、インナチュラルさんでゲットしたものたち。

www.in-natural.jp

とにかく扱っている草花全般、色味がすべてオサレなんですよね。
あー、お店もう開いたかしら。
色々仕入れたいものが沢山ありすぎ。(笑)

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芝桜。

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小手毬も満開。ちょっともっさりしすぎ(汗)

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アジュガや銀葉サルビアなんかもいるんですが、、なんか皆ほんと放置してたら勝手に咲きました状態(笑)
自粛生活の最初のころって、子供が毎日家にいるので大わらわでしたから、あんまり手入れできなかったんですよね。
まだ4月始めだし、まあ皆元気でよかった、あとで剪定するからー!
みたいな感じでいました(笑)

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ツワブキやらユキノシタやら日陰系もぽつぽつ咲いてたんですが、ひっそり咲いてひっそり終わってました(笑)

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ライラックとか。↑

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ウェストリンギアとか。↑
後ろのドウダンツツジもちょこちょこっと咲いてたんですけど、撮り逃しました(苦笑)

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あと、うちはゼラニウムが繁殖してまして。(手前は銀葉のウェストリンギア)
これは4月なんですけど、5月になるともっと花盛りになるのですが、まったく水やりしていません。というとだいたいみんな驚く。

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こちらは赤♪
ピンクも赤も、もう7,8年物になるのかな。
えらい増殖しちゃって、3年前くらいに一回強剪定しましたけど、あとは放置です。
でも毎年、ほぼ1年中咲いてます
ドイツではこれをベランダプランツにしているので、ガーデニング初心者だったころ、懐かしいなぁという気持ちもあり、最初の一歩で植えたんですが。

私は言いたい。
もしなにか花を植えたい、けど何にしたら良いかわからない、という人がいたら、まずはゼラニウムを薦めます。
蚊避けになる(と言われているだけで蚊には刺されるけど)し、地植えにすれば放置しても大丈夫だし、1年中咲いているし、大きくなりすぎず、小さいままでもなく。
花がら摘みもそんなに面倒じゃないし、苗の値段もそんなに高くない。

ガーデニングを成功させるコツ。それは、自分を認めること

私のガーデニングコンセプトは基本「ものぐさガーデニング」。
手入れをしなくても、勝手に植物が育って花をつけるガーデニングを目指しています(なにを偉そうに!)。 

 これは、まだ私が右も左もわからない、ガーデニング初心者だったころ、出会った本です。
我が家はわりと庭が首都圏にしては広め。そして中古の家を買った関係で、最初から和風の庭がついていた。ええ、ン十年物の、木がみっしり生い茂った、純和風なお庭でした、花は皆無。

でも私はドイツ育ちで、本場のイングリッシュガーデンだらけな環境だった人。和風なお庭を見ても、外国人的な視点で「オ~、ワンダフル」とは思えど、全然しっくりこなかった。
てか、バラ植えたい!

でもこの本を読むと「憧れの外国風なガーデニングは大変ですよ~。日本では日本の気候風土にあった植物を自生させる方が楽ですよ~」
って書いてある。

「そもそも、あなたはガーデニングに命かけられるほど、植物大好き人間ですか?それとも、なるべく手入れしないでただ、庭を眺めていたい人ですか。庭って何年も何年もお付き合いしていくものですよ、最初の数年だけ張り切って、あと放置して、やれさびちゃったら、とんでもないことになりますよ~」
はっ。

そこからいろいろと研究しはじめました。
気分で好きな花を適当に植えちゃダメ!
庭は計算して作るモノ! 

 この本は3年がかりで一つの庭を仕上げていった工程が参考になりました。  

 植えるのにオススメなお花のお勉強は、この本が良かった。
とにかく3年くらいは園芸・ガーデニング本を読み漁り、毎週のようにナーサリーに通い、店員さんに質問しまくりました(笑)。

だって失敗したくないし。
それに植物は生き物です。
私にとってはペットと同じ。
だからぞんざいに扱うわけにはいきません、が、弱い子はめっちゃ手がかかる上に病にやられたりしてお亡くなりになったりする。

子育てのスキマ時間を見つけては草むしりし、土をつくり、肥料を入れて水をやり、薬を散布する毎日×数年間

何回目かの春が巡ってきて、自分もそろそろ初心者ガーデナーは脱却したかな。くらいになったとき、ようやく「眺めて楽しく美しい、手入れはほとんどしなくていい」庭ができあがっていました。

庭は生き物なので、ちょっとでも背伸びしたり無理すると、全部、その虚栄心が自分に跳ね返ってきます。
絶対に無理はしない。
ありのままの自分が世話できる植物だけを、よくよく吟味して植える。
そのためにはまず、自己分析から始めないといけないんですけどね、、、。

自分の気質を考えながら庭を造ることは、同時に素の自分を受け入れることにもつながっていました。
最初の2年くらいはだいぶ失敗もありましたけれど、そうやってできあがったお庭は、けっこう満足度も高くて、誰に褒められずとも、自分が眺めて癒やされる空間になっていました。

そうか~。汗水垂らして何年と、自分のために働いてもいいんだな。
自分を喜ばすために働いた結果、家族やお客様にも、この空間を楽しんでもらえている。つまり他人が最初に在るんじゃなくて、まずは自分ありきなんだ。

専業主婦を長くやっていると、お金などの目に見える対価は入ってこないので、どうしても報酬というか評価が、他者からの賛辞やら感謝になりやすいのですが――。
庭と対話しているうちに、だんだん軸がはっきり自分にむいて、他者の視線はどんどん縮んでちっぽけになり、やがてまったく気にならなくなりました。
それより今では、人同士の限定的な繋がりを超えたところにある、もっと大きなこの世界、自然と自我との交流みたいなモノに、心が解き放たれていくのを感じます。

庭ってけっこう奥深い。

ただ、どうしても一つだけ物足りなかったことがあったんです。
それはバラを植えたいってこと。
バラは初心者には無理だって思ってたので、ずーっと我慢して素通りしてたのですが、でもやっぱり、庭をやっているモチベーションとしてもバラが欲しかった。

で、けっきょく植えちゃったわけなんですが。↓笑
その話は後編にて。

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それにしても、うちで世話している植物って今、何十種いるんだろう?
ガーデニングしていると、まるで海賊船の船長になったみたいな気分で、一人で庭にいても全然寂しくないんですよね。

感覚としては〇〇の花の精や、××の木の精に囲まれて作業してるような、不思議な感じです。
みんながこっちを見て笑っているし、こちらもみんなを見回って「ごきげんよう」「病気はしてない?」「お腹空いてない?」って聞いてるような。
そして彼らは人間じゃないので、人とはちがった感性で同じ時を生きている。

たとえば人間がけっして気づけない、風が冬から春に変わる直前を、植物たちはしっかり捕らえています。
よくよく馴染みの木を見ていると「あれっ、なんかいきなり芽吹いた?」と気づくことがあったりして。
そういう時は「ああ、これからなにかが起きるんだな~」「もしかしたら嵐がくるかもな~」「風が変わるんだな~」と、彼らの備えからこちらも学んだりする。

病で人間が活動を停止したおかげで、地球を覆っていたガスが多少はれたと聞くと、空も心なしか青く感じる今日この頃――。
このコロナの春を、私は馴染みの木々や草花と共に過ごせて、本当に良かったと思います。

病が蔓延しようと四季は巡り、世界は春。
今年も光に満ちて穏やかで、土と花が静かに香る、とても美しい一時でした。後編に続く。

それでは、また。
ごきげんよう。

【コロナと私⑪】ワイヤー&フィルター入り立体マスクその後・夏に適した生地&ハンドメイド刺繍の話

みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

6月1日からいよいよ我が家の子供たちも分散登校が始まるということで、今週末は用意に追われています!
なにせうちは3月頭から5月末まで自粛していた、もっとも期間が長いパターン。
なんと、じつに丸3か月。。。
引きこもり始めたのはまだ寒い時期だったのに、扉を開けたら暑い
夏目前です。

そして学校再開にもかかせないのが、マスク。
以前、ハンドメイドマスク製作については詳しく記事にしましたので、ご興味ある方はどうぞご覧ください↓。

yukiusagi-home.hatenablog.com

今回はその後、これらのマスクが我が家で現状どうなっているのかの報告(使ってみたところどうだったか)と、これから暑い時期にむけて、ハンドメイドされる方むけに生地の話をしたいと思います。

まずは、おさらい・素材と織の種類

よく生活の基本を「衣食住」と申します。
中でも衣、すなわちお洋服はこの3つの一番最初にくるくらい、大事なモノ。
中学高校の家庭科の教科書にも、裁縫をする際、生地の話は最初のほうに出てきますよね。
というわけで私がマスクを作った際にも、一番に気にしたのはどんな素材で、どんな織り方をした生地なのか。でした。デザイン・色よりまずは素材重視。

素材の種類

では世の中には一般的に、どんな素材の生地があるのでしょうか。
1.天然繊維
天然繊維には主に2種類あります。

①植物性繊維
植物性繊維の代表は綿(コットン)や麻(リネン)
植物を栽培し、育つ過程で収穫、乾燥させ繊維にしたものです。
②動物性繊維
動物繊維の代表は蚕の繭から採れる絹(シルク)や動物の体毛である毛(ウール)
牧場などで飼育された動物から採取されており、比較的高価な素材です。
2.化学繊維
化学繊維とは、本来繊維にならない素材を人工的な行程を経て作り出した繊維のこと。再生繊維、半合成繊維、合成繊維の3種類に分かれており、ポリエステルナイロンアクリルなどが有名。 

マスクを作る際、動物性繊維は最初に候補から除外しました
というのも絹は万能繊維ですが、唯一の弱点が日光に弱いことだし、ウールは毛なので、日本では一般的に冬素材だから。
そこで次に植物性繊維か化学繊維かの2択をしたわけですが、私は化学繊維もここで外しました。
化学繊維の原料はほぼ石油です。だから吸湿性がないのが特徴の素材。
湿気やすいマスクにはむかないんじゃないかと思いました。

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こうして植物性繊維にターゲットを絞ったわけですが、ここで綿と麻の特徴について。
綿
メリット:肌触りがよく涼しい。吸水性に富み、熱に強くて丈夫。染色性や発色性に優れている。
デメリット:縮みやすい。シワになりやすい。長時間日光にあたると黄変しやすい。

メリット:通気性が良く、水分の吸湿や発散性に優れているため、清涼感がある。シャリ感がある。水に濡れると強くなる。
デメリット:シワになりやすく、摩擦で毛羽立ちやすい。保湿に乏しい。濃い色は白けやすい。

織りの種類

次に考えたのは織りのこと。
たとえ同じ素材でも、織り方によってずいぶん使い道がちがってくるからです。
生地の織り方は「平織り」「綾織り」「繻子織り(しゅすおり、朱子織りとも書きます)」。この3種類だけしかないのですが、綿麻で絞っても、けっこう種類がたくさんあるんですよね~。

そこで着目したのが赤ちゃん肌着に使われている生地
赤ちゃんの肌はデリケートで、大人よりずっと汗っかきなので、一般的に植物素材では以下のようなものがおススメとされています。
1.天竺

平編み木綿生地。
フライスより少し薄めの生地で、風を通しすぐに乾くのが特徴。

2.ガーゼ

さらさらした肌触りと乾きやすさが特徴。あまり暑さを感じにくいうえに洗濯してもすぐに乾くので、夏場に活躍。

3.パイル

厚手のタオル生地である「パイル」。秋冬仕様。

4.スムース

パイルより生地が薄いですが、比較的厚めの生地。リブ編みで丈夫なのも特徴。

 ズバリ、夏場に適した生地とは

マスクはとにかく息がしやすく、湿気ないのが大事だと思うんですよね。
やっぱりガーゼだよな。ていうかガーゼ以外に考えられない。
というわけで、ダブルガーゼに決定。

我が家には子供服を作った余り生地がけっこう大量にありまして、ローン・オックス・ブロードなど実際に口にあててスーハ―しましたが、とにかくガーゼが最強というか、一番、息が楽でした
4月ごろは生地がずいぶん品薄だったのですが、ダブルガーゼ生地とは本来、夏場に出回る生地です。
というのも、夏パジャマ等にダブルガーゼがよく使われるから。
私の友人も「息子のパジャマをダブルガーゼにしたら、毎年悩んでいたあせもが解消した」と言っていたくらい。
これからだんだんと品薄感も解消されてくるんじゃないかと思いますので、もしこれからマスクを作られる方がいるようでしたら、私はガーゼ生地をおススメします。

マスクその後

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私はこの4月に25個ほどマスクを家庭内生産しまして、知り合いやら親族・家族に配りまくったのですが、

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自分でもこの黄色のマスクを洗って使ってをくりかえして、現在に至ります。
季節はだんだん暑くなってきましたが、今のところ息苦しさも湿気も感じていません。ダブルガーゼ生地+エアコンフィルターのマスクは、市販品の使い捨てマスクより風通しはいいです。
しかし最近は、だんだん素敵なマスクをしている方も増えてきたので、この一色マスクにちょっと飽きてきた感もあり――。

「このワンポイントを切って、もうちょい大き目の刺繍でもしようかな~」

ある夜いきなり思い立ち、リメイクしてみたのでした。カンタンにリメイクできるのもハンドメイドのいいところですよね。

刺繍をしてみた話

これが最初にリメイクしたほうの刺繍。

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所要時間30分くらい。
マスクってとにかく小さいので、刺繍もカンタン
なんかけっこう楽しいかも~~、と思って二番目に作ったのがこちら。

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この刺繍は、ユーチューブの刺繍動画で図案等を参照しました♪

www.youtube.com

アンナス先生の刺繍、美しい上に解説も丁寧だし、お人柄がほわっとしていて親近感☆彡
できあがりがコスモスというよりヒメジョオンになっている気がしますが、気にしない(笑)。

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正直、あんまり刺繍って最近することがなかったんです。
というのも頻繁に洗ったり、動きの激しい衣服に刺繍すると、けっこう手入れするとき面倒じゃないですか?
でもマスクは顔につけるものなので、そんなに擦ったりぶつかったりもしないし、洗うときはいつもネットに入れてるし、刺繍するの、わりといいかも。と思いました。

おわりに

正直、夏場にマスクなんて今までしたこともなかったので、想像するだけで「暑そう」「蒸れそう」「大丈夫なのかな~」とか思っちゃいますが、、。
マスクはまだ当分は、どこに行くにもしてなきゃダメみたいなので。
なんとか工夫して、前向きに暑い季節を乗り切りたいですね~!みんなも、私も、ファイト。

それでは、また。
ごきげんよう